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更新日:2010年5月21日
平成22年4月より三浦市立病院は、地方公営企業法の全部適用(公設公営)という新しい体制で、再スタートしました。
病院憲章を尊守しつつ、診断に適した検査画像を正確に提供していくことは当然ですが、それが迅速かつ安全であるのか、
チーム医療の一員である放射線技師の責任として、医療を求める患者さんの利益となっているのかを、日々検証していき
たいと考えています。
また、地域中核病院の放射線科として、地域医療機関の先生方から、「検査のみ」を必要とする患者さんをご紹介いただき
当院で検査を行い診療に役立てていただきたいと考え、高度医療機器の共同利用を推進・実施しています。
放射線科技師長 久保 隆

構成と部屋割りは、少人数でも対応できる様にと各撮影室間の動線を短く設定。
また、全ての撮影室の状況が分かるように各撮影室を独立させること無く、オープンスペースである操作ホールを中心として放射線状の撮影室レイアウトと
しました。これにより救急時等の人手が必要なときにも対応することができ、また、珍しい症例の学習にも役立っています。
透視室とCT室と一般撮影室は同一患者さんで連続しての検査があるため、この3部屋は並べて配置し患者さんの移動距離を少なくしてあります。
救急室から近い所に、一般撮影室・CT室を配置し、急患の場合には少しでも早く撮影できる様にしています。
MRI室については、シールドの関係と予約制であることにより一番奥の配置となりました。
また、受付の位置は、その業務の性格上放射線科エリアのセンター付近に配置しました。
全室バリアフリー構造で、放射線機器は配線を伴うためにOAフロアーとしました。
図中のユーティリティースペースとは、放射線科エリア内のCT室と透視室の間に設けたスペースのことです。
広さはベットが置けることを基準としました。
この場所では、重症者やベット・ストレッチャーで検査待ちの患者さん待合場所としてプライバシーの保護目的に使用しています。
また、検査終了後、次の検査が直ぐに行なえるように、使用された機器等の退避場所(後片付けの場所)としての使用・簡単な処置室としての使用など、
多目的に使える場所で、撮影室の面積を削ってでも必要と考え設けた場所です。

各部屋に配置した機器の構成図です。
一般撮影の2部屋は、特性を持たせずに撮影機器・配置・備品等、同一の構成としてあります。
これにより経時的に検査をしている患者さんも戸惑わずに、また、効率化とバックアップとしても役立っています。
〔一般撮影〕

当院ではCR (Computed Radiography) システムを使用しX線をデジタルで読み取ることにより最適の
コントラストに自動調整し、従来のX線フイルムより均質な検査を提供できるようになり、また、撮影
時間の短縮にもつながっています。
〔CT〕

CT (Computed Tomography) 検査は、Ⅹ線を用いて得られたデーターをコンピューター処理し、頭部・
躯幹や四肢などの輪切りの断層画像を撮影できます。
また検査内容や目的部位によっては、造影剤という薬剤を注射し検査を行う場合もあります。
〔MRI〕
Ⅹ線使わないため放射線被ばくがありません。
磁石と電波の性質を利用して体内をいろいろな方向の断面画像として作り出すことができます。
造影剤を用いないと画像化できなかった血管や胆管、骨髄、関節などの検査が容易にできます。
〔Ⅹ線TV透視撮影〕 
Ⅹ線を連続で使用していて動態での観察が可能な為、検診での胃の検査から外科系の検査まで
応用範囲の広い装置です。
さらにCアーム型の為、体軸方向のみならず、あらゆる方向からの撮像が可能です。
〔マンモグラフィー撮影〕
乳房という軟部組織を撮影する為の専門の装置です。
乳がん検診で使用され、乳がんの早期診断のために役立っています。
|
区分 |
一般 |
透視 |
CT |
MRI |
||||||
|
胸・腹部 |
骨格 |
MMG |
血管・その他 |
消化器 |
単純 |
造影 |
頭部 |
躯幹 |
四肢 |
|
|
H20件数 |
12348 |
4812 |
751 |
197 |
464 |
2777 |
735 |
739 |
918 |
269 |
|
H21件数 |
13253 |
4503 |
1041 |
204 |
419 |
3009 |
665 |
1217 |
1362 |
336 |
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