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更新日:2017年10月4日

市長コラム「3S市長の経営視点」(平成19年度)

第20号【平成20年3月19日発行】

 晴天に恵まれた去る3月2日に、市内最大級のイベントである『第26回三浦国際市民マラソン』を開催しました。ここ数年、メタボリックシンドロームが注目されるなど健康に対する意識の高まりを背景にして、各地でマラソン大会が開催されており、全国的なマラソンブームが巻き起こっています。首都圏の中でも比較的温暖な気候の三浦で開催するこのマラソン大会は、心身の健全な育成を願い、記録より完走を目的に、健康な方なら誰でも参加できる一般参加型の健康マラソン大会です。私は、市長就任当初から、まちづくりの理念として『ロハス』を提唱しています。『ロハス』とは「心身ともに健康で、環境にもやさしい暮らし方」という意味です。自然豊かな三浦で開催するこのマラソン大会に参加すれば、『ロハス』が意味する豊かさを体験出来ること間違いなしです。

第19号【平成20年2月21日発行】

 ガソリン税の暫定税率と道路特定財源を巡って国会では論戦が繰り広げられています。「つま先まで血流が流れていなければ健康とは言えない。半島の突端に位置する三浦市まで広域幹線道路が整備されなくては、三浦半島圏域が元気だとは言えない」と常日頃から私は主張しています。多くの地方都市と同様、広域幹線道路の早期整備を切望している本市としては、事業主体となる国・県の道路財源縮小につながる動きを黙って見過ごすわけにはいきません。また、これらの問題を地方道路の特定財源問題に矮小化してしまってはいけないと思います。他の暫定税率の存続とそれによって成り立っている交付金等の確保、地方への配分格差の是正など、国政側からではなく、基礎自治体の目線でこの問題に潜む地方財政上、地方分権上の課題を総合的に捉え、国政にモノ申していく姿勢が必要だと思います。

第18号【平成20年1月17日発行】

 新年あけましておめでとうございます。今年はねずみ年。「ねずみ」という言葉を使ったことわざに「時にあえば、ねずみも虎になる」があります。好機が来れば、弱者も強くなれる、という意味です。三浦市はいま、財政問題を筆頭にさまざまな問題を抱えており、弱者の一員かもしれません。しかし、その弱者も現在抱えている問題を着実にこなしていき、好機を待てば必ず強者になれると思います。

 そこで、新年を迎え、改めて市役所が何のためにその仕事を行うのかを考えたいものです。4日の仕事始め式で職員には、「責任と自覚を持って職務にまい進してほしい。自己満足ではなく、市民の皆さんのために役立っているかを第一に考えてほしい」と訓示を行いました。入庁当時はこの気持ちを持ち合わせていても、月日がたって忘れかけている職員もいるかもしれません。これを機に再度思い起こしてほしいと思います。

第17号【平成19年12月18日発行】

 11月23日から25日の三日間、廃校になった市内の高校を使って、BONNIE PINKさんやサンプラザ中野さんをはじめとする多くのプロ・ミュージシャンによる「ロックの学園with三浦芸術祭 vol.1」を開催しました。「体育館ライブ」や「ロックの授業」、「三崎ライブハウス」など、多彩なイベントが繰り広げられ、三日間で6,534人ものお客様をお迎えしました。都心から近すぎず遠すぎずといったロケーションが、非日常性と日常性をうまくつなぐ格好の条件になっているのだと思います。こうした条件を活かして市外からお客様を迎え入れるビッグイベントを増やしていけば、三浦の新しい地域経済のかたちが見えてくるかも知れません。「ロックの学園」の模様は1月28日からの三日間、23時から90分にわたってNHK・BS-hiにて放映されるそうです。是非ご覧いただき、当日の雰囲気をお楽しみください。

第16号【平成19年11月15日発行】

 10月28日、「第12回全国朝市サミット2007inみうら」が開催されました。三浦市最大級のイベントである「三崎港町まつり」と同時開催だったこともあり、おかげさまをもちまして大盛況のうちに幕を閉じることができました。特に全国からお集まりいただいた15の朝市による「全国うまいもの市」はたいへん喜んでいただけたようで、ホスト市としてもほっと一安心というところです。当日は、市役所職員はもちろんのこと、三浦商工会議所をはじめ、漁業・水産関係者など多くの方々にご尽力いただきましたが、運営に携わった方々みんなが、にこやかにお客様に接していたのがとても印象的でした。私が常日頃から口にしている「もてなしの心」を持って「あったかいまち・みうら」の素晴らしさをお客様にお伝えすることができたのではないかと思っています。これを機会にもっともっとたくさんのお客様に遊びに来ていただければと願っています。

第15号【平成19年10月18日発行】

 「また会いましょう」の言葉とともに東京ヤクルトスワローズの古田敦也選手兼任監督が今季限りで引退・辞任します。日経新聞10月5日朝刊の「働くニホン 現場発」では、プレーイングマネジャー型管理職について、「目の前の仕事に追われ、肝心の若手育成に手が回らない」、「部下の提案にゴーサインを出す権限もない」などの実情を紹介し、「打ち、守り、指揮を執り、そして責任も取る」ことの限界を指摘しています。一方で、マネジャーとプレーヤーの機能分離によって組織の活力を取り戻そうとする事例も紹介されています。平成19年3月策定の「三浦市人材育成・活用基本プラン」では複線型人事管理の導入を掲げました。そのねらいのひとつはマネジャーとプレーヤーの機能分離。「自分より仕事に詳しい部下を使いこなせれば管理職として伸びる(日経)」。私も全く同感です。今、マネジメントに精通した管理職が必要とされています。

第14号【平成19年9月20日発行】

 9月6日から7日にかけて関東地方を直撃した台風9号による被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。さて、災害時、市の職員はいち早く現場に駆けつけて対応にあたることになっています。先日の台風9号でも6日午後5時には災害対策本部移行直前体制を敷き、危機管理課をはじめとする関係部職員は夜を徹しての情報収集、警戒あるいは出動にあたりました。自治体職員なんだから当然だろう、と言ってしまえばその通りでしょうが、職員にも家族があります。家族の心配をしながらも自宅を離れて災害対応をするというのは相当重い使命です。市長として、こうした職員の働きに対して心から慰労したいと思います。それと同時に、災害のときにかぎらず、市民の生命と財産を守るという使命を日々の業務においても常に思い起こしてほしいと思います。

第13号【平成19年8月16日発行】

 かつて私が勤務していた会社には顧客からの苦情受付専門の担当セクションがありました。お客様から本社に直接届く声ですから、支店の社員は戦々恐々としていたものです。ビジネス現場におけるごく当たり前の緊張感だと思います。三浦市も「インターネット目安箱」を設けています。“目安箱”と名付けているとおり、投稿されたメッセージは市長である私が自ら目を通しています。匿名も認めているため事実確認ができず十分な回答ができないこともありますが、職員にはできるかぎり投稿者にご満足いただける回答をするよう指導しています。投稿をきっかけに事務改善が進んだケースもあります。まさに「苦情に学べ」です。“検討します”は“やりません”と同じ、などというお役所批判がありますが、そんなことを言われることのないよう、今後とも誠意ある回答を心がけてまいります。

第12号【平成19年7月19日発行】

 ここ数年、地域再生、都市再生、規制緩和、構造改革特区、頑張る地方応援プログラムなど、中央省庁による地域活性化誘導策が目白押しです。共通して言えることは、私たち基礎自治体の対応力が試されているということではないかと思います。もうひとつ共通していることは、試されているのは何も行政だけではないということです。どういうことかというと、NPO法人(特定非営利活動法人)やその他の地域団体、地域の民間事業者等による提案も促されているということです。国を挙げての“協働型社会”づくりが進んでいるとみることができます。そういう点では、それぞれの地域に、地域づくりの担い手となりうる人財や組織がどのくらいあるかということが、都市の競争力を左右すると言ってもいいでしょう。都市の重要な経営資源である地域の人財や組織をいかに確保、育成、協働するか。これからの大きな政策課題です。

第11号【平成19年6月21日発行】

 三浦市の経営再建の道筋を示した「行政革命戦略 5つの宣言」の改訂第1版平成19年度版を6月12日に公表しました。その中の主な取組のひとつは業務のアウトソーシングです。昨年度から「市場化可能性調査」を実施し、民間からの提案を受けた上で検討するという手法を採用したことにより、具体的な検討がようやく前進し始めました。平成19年度はこれらの実行に向けて取組を加速するとともに、対象業務の範囲を拡げて調査を行う予定です。このような取組にあたって、私たちが最も注意を払うべきことはサービスの品質管理です。“安かろう、悪かろう”では意味がありません。市民サービスを低下させず、コストと品質のバランスをうまくとることができてこそのアウトソーシングであるということを肝に銘じたいと思います。

第10号【平成19年5月17日発行】

 自治体には総合計画というものがあります。基本構想・基本計画・実施計画の3層構造が基本的なモデルのようです。抽象的ビジョンである基本構想を施策体系として示したものが基本計画、実際に行う事業とその事業費を示したものが実施計画、となっています。そして、それぞれ長期、中期、短期という計画期間が与えられています。意味がないとは言いませんが、屋上屋を重ねた計画体系だなというのが率直な感想です。特に、基本計画の存在意義は正直なところよくわかりません。意義があるとすれば、2年間ないし3年間の実施計画(経営計画)の総論的内容を示したもの、ということくらいでしょうか。もっと実践的な計画体系を模索する必要があると思います。長年当たり前と思っていたものを変えてみる。職員に求めたい視点です。

第9号【平成19年4月19日発行】

 去る3月4日、「第25回三浦国際市民マラソン」が大盛況のうちに幕を閉じました。1万人を超えるランナーが、海風を受けながら青々とした野菜畑の中を走り抜ける姿は本当にさわやかなものです。みなさん三浦をきっと好きになってくれると思います。そして、首都圏一円で三浦の素晴らしさをPRしてくださることでしょう。売り手(三浦市)が躍起になって自己PRをするよりも、買い手(お客様)が評判を広めてくださる方がずっと効果的です。市民のみなさんもランナーをおもてなしするボランティアとして多数参加してくださいました。「お客様へのおもてなしとは云々・・・」といった講釈を聞くよりも、実際にこうしてご参加いただくことの方がよほど「もてなしの心」を育む効果が大きいと思います。文字通り「論より証拠」。経営の基本ですね。

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