トップページ > くらしの案内 > 環境・住まい > 環境 > 風力発電

ここから本文です。

更新日:2018年6月26日

風力発電

宮川公園の風力発電

設置者

この風車は、(株)三浦風力発電研究所としてNEDOとニチメン(株)(当時、現在は双日(株)。以下同じ)が共同で設置・研究してきましたが、平成14年4月からニチメン(株)の単独事業となりました。現在では、日本風力開発(株)が所有し、運営しています。

三浦市は当時の「ソフトエネルギーモデル都市構想」に合致するものとして、宮川公園内への設置に協力しました。

現在でも、市の基本構想において、地球と人にやさしい都市基盤を目指すこととしており、また第4次三浦市総合計画において、宮川・毘沙門地区周辺を「自然との共生をテーマとする交流ゾーン」としています。この宮川公園風力発電機は温暖化ガスを排出せずに自然エネルギーである風力を利用する新エネルギーの一種であり、現在でも市の方針と合致しているものとして運営に協力しています。

しかし、老朽化などの要因により日本風力開発(株)から撤去について申し出があり、本市としても、公園利用者の安全確保の観点からこの申し出を受け入れることにしました。

撤去の日程など、詳しいことが決定し次第、またお知らせさせていただきます。

沿革

昭和61年 「ソフトエネルギーモデル都市構想」を神奈川県と策定
平成3年 風況調査実施→年間平均で約5.8m/sを計測
平成6年6月 (株)アルココーポレーションから風力発電設置の申し出
平成7年8月 通産省資源エネルギー庁(当時)が「風力発電フィールドテスト事業」をシステム設計として選定
平成8年 地元住民・市議会に説明
平成9年3月 風車2基(定格出力400kW×2)を設置(NEDO、ニチメン(株)及び(株)アルココーポレーションの共同事業)
平成16年6月 日本風力開発(株)の子会社である三浦ウィンドパーク(株)が本風力発電機を買収により取得
平成25年12月 三浦ウィンドパーク(株)を日本風力開発(株)が吸収合併して現在に至る

しくみ

風の力でブレード(翼)をまわし、その回転運動は増幅機で一定の回転数に上げられ、発電機に伝えられて「電気」を起こします。

安全性について

安全性についての図

コスト(1999年度実績、新エネルギーガイドブックより(NEDO編)NEDOホームページ発電)

風車設置の一般的なコスト内訳

発電量

年度別発電量のグラフ

2基合計の年間発電量は、風車を設置した平成9年度から2基が停止した平成29年度までのうち、どちらか1基が長期間停止していたことがある年度(注1)を除くと、年平均で約112万kWhです。

これは一般家庭の約250世帯が1年間に消費する電力量を賄えるもの(注2)です。発電された電力は、公園内の照明、トイレ及び風車のライトアップ用の電力として利用されていますが、電力が余った場合は隣接する送電線から東京電力(株)に売電(電気を売ること)していました。

注1:平成25年度および平成27年度以降はブレード部品の交換修理等のため、安全確保を最優先として風車を停止していた期間があり、発電量は少なくなっています。
注2:世帯あたりの年間の全消費電力量を4,432kWhとしています(出典:平成24年度待機時消費電力調査報告書(財団法人省エネルギーセンター))。

風力発電機導入の課題

風力発電は、風況により発電量が左右されてしまうため、安定した電力供給が困難とされています。また、火力発電や原子力発電と同等の電力量を得るためには、広大な敷地面積が必要です。
ブレードの回転による風切音、増幅機等の機械音による騒音が発生するため、風況は良好でも居住地域が近接している場合には、導入が困難になることもあります。

ランドマークとしての位置づけ

城ケ島沖から見ると周辺の風景に溶け込み、午後8時までライトアップされて、夜空に白い風車が浮かびあがります。

この風車のライトアップ及び園内のトイレで使用する電力は風力発電で賄われています。まさにソフトエネルギー都市の象徴として映ります。

第4次三浦市総合計画では、この宮川公園周辺を「大地のステージ」と位置づけ、風力発電等のソフトエネルギーを推進していくことを示しています。

また、同計画における「もてなしの心」をもつ都市を目指すうえで、シティー・セールス・プロモーションの推進として、あらゆる営みに従事する事業者や、企業と市民が相互に協力し合って三浦市のPRに取り組む必要があると目標を掲げています。

全体の整備にはかなりの時間が掛かると思いますが、風車のある公園として、交流人口を迎え入れ、保養していただく一つの拠点になり、また、文化的・教育的啓発施設として、魅力あふれる公園整備を目指すためのランドマークとしての役割が位置づけられています。

再生可能エネルギーの利用拡大のために

電気事業者に一定量以上の新エネルギーを利用して得られる電気の利用を義務づけるとともに、新エネルギーの一層の普及を図ることを目的として、「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」(RPS法)が平成14年6月に公布・平成15年4月に施行されました。この法律に基づき、平成21年11月から太陽光発電の余剰電力を固定価格による買取制度が開始され、個人住宅での普及に弾みがつきました。

この後、RPS法に代わり「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(再エネ特措法)が平成23年8月に公布され、再生可能エネルギー発電事業者から一定の期間価格を固定して買い取ることを義務づける、いわゆる固定価格買取制度(FIT)が平成24年7月にスタートし、機器が安価となった太陽光発電を中心に設置が増えました。

現在では、Fit賦課金による電力料金値上げ問題から買い取り価格が低下したこと、一般電気事業者との接続問題もあり、一時のブームは落ち着きを見せています。今後の利用拡大に当たっては、買い取り価格を市場価格に近付ける等の移行策、天候による発電量の増減や立地の周辺環境との適応策の改善が求められます。

注:再エネ特措法に基づくFITの対象とするエネルギーは、RPS法対象の新エネルギー(風力、太陽光、地熱、水力、バイオマスの5種類)が引き継がれています。

用語の説明

  • 新エネルギー…風力発電・太陽光発電・太陽熱利用・バイオマス発電・バイオマス熱利用・バイオマス燃料製造・地熱発電・中小規模水力発電・温度差熱利用・雪氷熱利用の10種類とされています。(新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法)
  • 再生可能エネルギー…非化石エネルギー源のうち、永続的に利用できると認められるもの。具体的には風力、太陽光、地熱、水力、バイオマス、太陽熱、その他の熱の7種類(エネルギー供給事業者による化石エネルギー源の利用および化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律)
  • NEDO…国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
  • kW…電気の力(電力)を表す単位(1kWは1,000W)
  • kWh…発電または消費する電力量を表す単位で、電力に時間(hour)を掛けたもの
  • 風況調査…1年間の風の状況を調査します。一般的に風力発電には地上30mの高さで年平均5~6m/s以上の風力が必要とされています。

交通アクセス

電車の場合:京急三崎口駅より城ヶ島行きバスで「城ヶ島大橋」下車、徒歩約15分

車の場合:横浜横須賀道路(衣笠IC)—三浦縦貫道路—国道134号—県道26号(横須賀三崎)—毘沙門バイパス(宮川大橋付近)

交通アクセス地図

過去の発電実績

月別平均発電量のグラフ

単位(kWh)

年度\月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

平成9年度

27,912

93,384

77,136

120,144

103,632

110,160

75,960

108,984

125,088

106,992

75,360

140,616

1,165,368

平成10年度

125,904

87,624

86,952

61,968

76,032

84,264

73,104

114,048

98,904

82,104

89,352

134,088

1,114,344

平成11年度

127,080

110,952

88,896

147,792

76,248

110,304

101,904

93,288

69,624

49,440

73,584

135,648

1,184,760

平成12年度

110,712

79,800

104,088

119,688

58,248

52,008

62,352

106,128

145,536

115,056

106,416

142,584

1,202,616

平成13年度

124,224

88,032

69,096

92,760

50,904

74,496

96,120

81,312

111,744

88,752

71,016

145,848

1,094,304

平成14年度

130,560

52,224

69,360

148,128

111,216

71,880

100,152

135,144

167,976

93,000

103,176

124,728

1,307,544

平成15年度

170,952

81,216

74,640

53,928

85,728

108,672

117,504

138,768

122,088

95,352

94,176

153,744

1,296,768

平成16年度

150,744

143,976

111,744

84,432

113,208

129,744

123,552

61,512

119,568

110,016

105,504

61,344

1,315,344

平成17年度

77,328

111,744

59,016

55,992

67,128

77,712

107,136

77,328

114,888

86,088

124,488

124,344

1,083,192

平成18年度

100,152

133,416

39,384

63,144

23,904

100,800

88,416

102,480

110,784

66,312

108,096

106,680

1,043,568

平成19年度

101,592

75,888

46,800

36,288

72,384

65,880

48,360

68,832

86,640

87,024

95,088

118,488

903,264

平成20年度

92,904

119,952

61,008

64,704

69,144

51,144

55,536

98,352

123,216

100,536

94,248

139,296

1,070,040

平成21年度

81,809

123,737

60,848

132,293

62,827

70,131

79,782

114,471

122,283

107,990

120,288

158,435

1,234,894

平成22年度

134,832

97,920

98,712

120,336

64,416

83,808

96,314

88,435

127,087

73,771

120,763

80,923

1,187,317

平成23年度

148,860

114,578

74,861

111,038

75,857

74,770

106,411

70,452

92,597

94,142

67,831

107,635

1,139,032

平成24年度

73,390

66,734

70,003

91,826

60,312

56,038

93,497

72,053

105,326

80,558

82,188

119,477

971,402

平成25年度

122,868

64,942

71,750

39,569

0

0

3,084

51,346

49,896

65,304

48,060

85,375

602,194

平成26年度

72,250

96,583

15,864

29,023

70,092

34,757

34,565

44,393

66,362

43,332

58,373

111,516

677,110

平成27年度

85,157

37,949

19,927

104,741

39,432

36,122

43,190

45,384

58,805

49,135

55,241

18,329

593,412

平成28年度

37,236

10,937

6,115

238

35,400

13,142

6,163

33,912

49,939

53,846

48,278

36,384

331,590

平成29年度

60,209

31,298

25,526

0

0

0

0

0

0

0

0

0

117,033

月平均

108,894

98,692

71,083

90,205

73,016

79,798

85,921

92,705

112,336

87,086

93,526

123,847

1,117,110

お問い合わせ

部署名:都市環境部環境課

電話番号:046-882-1111 内線297

ファックス番号:046-881-0148

メールアドレス:kankyou0101@city.miura.kanagawa.jp

ページの先頭へ戻る