障害のある方への差別解消のための意見、ご提案 アンケートに回答した人 アンケートの対象者(障害のある方) 障害のある方への差別解消のための意見、ご提案 (30ページ) 支援者 知的・精神・発達 障害特性の理解があった上で、一人一人の個性を知る。その一人一人に対して、本人もしくは親御さんに支援が必要なものだという内容を支援者とお互いに確認がとれているのか。逆に支援者が支援をする意図を本人もしくは親御さんに伝えることが出来ているか等、「何故支援が必要なのか。必要な支援が明確になっているか。支援の意図を明確にし、支援する側、支援を受ける側双方の特性や個性、違いを双方で可能な限り理解、知ることに努めることで、人と人との間で起こる差別がより解消に近づくものだと思う。 家族 知的 特にない。 家族 知的・発達 親がいなくても、障害をもった人達が支援を受けながら、その人らしく普通に暮らしている様子を身近に見られるようになれば、もっと理解が進むと思う(労働者として、消費者として)。その為には、地域でトラブルが生じた時に、周囲の人達との間をとりもったり、本人を理解してもらうために代弁したりできるコーディネーターの役割をする人や、緊急時には365日・24時間態勢で対応できるバックアップ機能を持つ施設がほしい。小さい頃から、自分の周りには色々な人がいて、それぞれの立場で楽しんだり、頑張ったり、苦労したりしながら、自分達と同じように生きているということに気付けるような教育を積み重ねてほしい(共感を得る為には、適切なしかけや助言ができる指導者が必要)。結局「人材」が一言だと思うが、そこには行政の一貫した力強いバックアップが不可欠だと思う。 家族 身体肢体不自由 ・優先席がある時点でどうなのか。 ・オリンピックとパラリンピックと分けている時点で差別。一緒で良いと思う。小さい頃からずっと一緒だったら、差別なんてうまれない。自然と優しくできるし、助けあえる。 ・何か新しい物をつくる時、障害のある人も同じように使えるものを。誰でも使えるものを使ってほしい。 家族 知的 解消は無理だと思いますが、障害についてもっと知ってもらうしかないかと。身近になると理解しやすいですよね。 家族 知的 日頃から親も近隣の人達と声をかけ合っています。集会や行事に参加するようにしています。 本人 知的 わかりません。 本人 精神 特にないです。 本人 精神 特にありません。 本人 知的 アンケートがむずかしくてわかりませんでした。 本人 知的・発達 わかりません。 支援者 精神 就労系事業所として、インターンなどの職業体験や障害者雇用が増えると「障害があっても仕事ができる」という差別解消に繋がると思います。働きたくても働けない人(働けるのに働けない人)が多すぎる気がします。 その他病院職員 身体・精神肢体不自由 サービス利用していない方が実際困っていないのか、家族の意向だけでなく本人の意志をていねいに確認できるよう定期的な面談ができると良いと思う。 (31ページ) 本人 身体聴覚又は平衡機能障害 三浦市民(広報誌)のことですが、講演会の申込み先が電話番号しか示されていない為、聾者が申し込めないです。FAX番号と手話通訳付けを必ず記入して欲しいです。 本人 精神・その他(難病含む)聴覚又は平衡機能障害・呼吸器障害 早く幻聴が治って、早く若い時の聞こえない頃に戻りたい。 本人 障害の有無ではなく、その人自身の人間性を重視してほしいかなと思いました。それぞれの人間性を重視するまかなと思います。 本人 精神 障害者というだけで差別されたりするのでそれはおかしいと思います。私はバスに乗る時も障害者手帳を使って払っている。別にそれで自分で差別されているとかそういうことはないので良いと思う。 本人 精神・その他(難病含む)せきずい小脳変性症 統合失調症という病気がもっと一般にも正しく認識されていってほしい。又、行政だけに頼らず、個人の中にも障害者の人たちのために働いて下さる方がいると有難い。 本人 身体・精神・発達視覚障害・心臓機能障害 一人の気持を判ってほしい。障害は普通の人にも存在する。障害者と普通の人は紙一重だ。周りがどう接するかが問題だ。 支援者手話サークル会員 身体肢体不自由・聴覚又は平衡機能障害 聴覚障害の方を理解してもらうために、子供の時から手話を知ってもらうために、「小学校の校歌に手話をつけてもらう」などして、手話の存在を広める。 家族 視覚障害 ひとり1人のモラル。 その他手話サークル会員 防災マニュアルのように市民に対して障害を理解してもらうための冊子を無料配布。障害者が病院、スーパーなどのスタッフに声掛けしやすい環境を作るための工夫。 家族 身体・その他(難病含む)肢体不自由認知症 色々な障害のある人達の立場からしか見えない社会的ハードルがあると思いますので、行政や公共施設等に係わる人達から障害者の方たちへの積極的な係わりを望みます。 未記載 未記載 普通に歩いて普通に会話して普通に生活していることを普通に認めて欲しい。ちょっといつもの時間と違う時に違う場所で活動していたとしてもすぐにマイナスに捉えないで見守って欲しい。(気にかけてくれることはありがたいが) 本人 知的 僕が1番不安で困ってるのが特に○○党(政党名)のやる事です。障害者の事を分かっていただきたい。あと差別しなければいいなと考えてもらいたいです。○○党(政党名)の人たちは障害者の気持ちを分かっていただきたい。 家族 知的 障害があっても、常に付添いと一緒に行動する訳ではない。本人単独で行動することも多い。そのことを当たり前のことと考慮して、公共サービスのスタッフ・警官、障害の特性など、理解するための学習をして欲しい。 家族 知的 幼い時から自然に障害のある方と接する事が大事だと思います。色々な障害者がいる事を知るためには、障害のある方が不自由なくどんどん外へ出られる事だと思います。でも市内には車イスで自由に出かけられる所がないと思います。 本人 身体・精神 障害の等級に関係が無く仕事の内容を同じにして欲しい。 (32ページ) 本人 発達 ・まず名前を変える。(「障害のある方」、「健常者」という標記等) ・差別と区別について見直す。男と女のように区別は必要だと思う。 その他 皆で共有できたらいいのですね。 本人 精神 わかりません。 本人 精神 障がい者を「障がい者」と言わなくても済む方法はないか。本当の障害は他にたくさんあると思う。例 「改善志望者」と呼び名を変えてほしい。 本人 精神 特になし。 本人 精神 特にないです。 本人 精神 わかりません。 本人 精神 とくにない。 本人 身体肢体不自由 障害のある人が勇気を持って出かけて行けるような環境を作れば、人と接することで理解を示してくれるのではないかと思います。(とにかく配送車が多く必要です。) 家族 身体・高次脳機能視覚障害・聴覚又は平衡機能障害 自分の身に置きかえることができるならば、直接関わりを持てなかったとしても、心の中で励ましを送ることはできるはず共に生きているのだから。 家族 身体・高次脳機能肢体不自由 偏見や差別は、障害がある方が近くにいないと不便さや大変さが実感出来ず理解しにくいと思います。子供の頃から教えていくことで、その様な差別、偏見は無くなって行くのかなと感じます。健常者と障害者が分け隔てなく生活して行ける環境も大切です。 本人 身体視覚障害・腎臓機能障害 特になし。 家族 身体・知的肢体不自由 障害もいろいろですが、健康な人から見ればどうしても特別という目は仕方ないかなと思います。大きな声であったり、うまく動けなかったり、現在社会的にも障害者が外へ出る機会が多くなっていると思います。どうしても閉じこもりがちになりがちですが、外へ出る環境ができることかと感じます。 本人 身体肢体不自由 特になし。 本人 身体・高次脳機能音声機能、言語障害又はそしゃく機能の障害 年齢が高い人は集まる場所がたくさんありますが、若い人(60才代)が集まる場所が少ないと思います。 (33ページ) 本人 身体・高次脳機能肢体不自由・音声機能、言語障害又はそしゃく機能の障害 差別はないが不親切。もっと人を増やして欲しい。 本人 身体肢体不自由 差別の経験は無い。 本人 身体肢体不自由 意見や提案ではありませんが、障害者になって約30年、その時から比べたら今はテレビなどで色々な情報が流れ健常者の方々も色々な知識をもっていられ温かい目で見ててくれますが、まだ建物など不便な所があり遅れていると感じます。家庭内に障害を持った者がいると、その人にかかわる者(若い者、孫達)が小さいうちから労る気持が自然と身に付いてやさしい気持の心を育てながら成長してくれています。「みんなちがってみんなおんなじ」大人が見本を見せていれば子ども達は差別などもたないでしょうね。家庭でしっかり子どもに教えれば、みんな同じになると思うのですが。 本人 精神 1人1人がかけがえのない生命をもっているに障害者をふつうに対応して下さればそれにすぎたものはないと思います。 家族 発達 もっと発達障害について正しい知識を持ってもらいたいので、学校の授業などでも取り上げてもらいたいです色々な人に知ってもらいたいと思います。 支援者 皆が障害を1つの個性ととらえ、認めて特別な扱いをする事なく、自然に受け入れられるようになると良いと思う。 支援者 身体・知的・発達肢体不自由・視覚障害・音声機能、言語障害又はそしゃく機能の障害 障害を特別視するあまりかえって隔たりが生じることも。もっと身近で、他人事で終わらせず、共に考え、感じ、普通に共生できるあり方を広く認知させる働きかけがもっともっと当たり前になるようにと願います。 家族 親の居場所、サークルがあれば嬉しいです。 家族 発達 障害のある人への差別はそう簡単にはなくならないと思います。親の世代(20代以上)のモラルもなっていない世の中なので、まずは親世代の意識が大切だと思います。子供は差別なく接することができても(入学前)、段々と学年が上がるにつれて障害者との接点も少なくなり、さらに親世代の言動や対応(障害の人に対して)ですごく考えや対応が変わってくると思うので、まずは親世代への何か対処があればいいと思います。 家族 発達 沢山の方が、療育施設に通えるようにして欲しいです。お部屋も狭いのでもっと広くして欲しいです。部屋数も増やして欲しいです。お家で悩んでいる保護者の方は沢山いらっしゃると思います。又、保育園にも障害者を受け入れて欲しいです。なかなか仕事をしたくても出来る状態ではないのです。 家族 身体視覚障害 もっと障害について理解が広まるといいなと思います。よく知らない事が差別に繋がると思う。 (34ページ) 家族 発達 療育施設をもっと受け入れ回数が多く行けるように広くしてほしい(1回でなく毎月行きたい。)。親支援の先生を気軽に相談できる人がいる場所を多くして欲しい。 家族 発達 障害のある方だけのイベントだけじゃなく、健常者の方も一緒に楽しめる様な事を(例えば音楽など)企画して、みんなで練習などをしたりしていれば、障害を持っていてもこんな事もできるんだ「スゴイ」って理解してもらえるし、見る目(偏見)も変わると思うんですよね。音楽はいいですよ。世界がひとつになります。人の心を動かします。私はそう思っています。 家族 身体・発達肢体不自由 発達障害について誤解されている部分もあるので、もっと周囲の人々に理解が得られるように説明をしたりしていったりしたほうが、いいのかなと思います。 家族 発達 ことばの教室に年長から入れるようにして欲しい。 家族 身体呼吸器障害 療育施設に毎日通える(時間も長く)システムだったら良かったと思う。できれば看護師さんもいる様な環境だったら親から離れて幼稚園に通っているぐらいのレベルで、色々学べる事ができれば良いと思う。子供達の為にできれば良くなって欲しい。 家族 発達 障害のある人と携わる人には、その障害を正しく理解してもらう必要がある。そのために、正しい知識を得られる機会を設けるべきだと思う。 本人 知的・精神 働ける場所をもっと増やしてほしい。 本人 身体肢体不自由 特になし。 家族 知的 差別解消法なんてあっても無理だと思う。 本人 できるなら受け入れてほしい(障害ということ)。 家族 知的・発達 普通の小学校に通う児童はなかなか養護学校や特別支援学校に通う児童と接する機会がない。そのため、障害者のことを知らない。怖い、差別となっている気がする。幼少期より関わりがあれば戸惑いなく同じ土俵で生活していけると思うので、三浦市内は養護学校等は無いが、障害児がいないわけではないので、全てのこどもに交流の機会を持って欲しい。息子の学校(支援学校)には、地域の学校の6年生が年間を通して交流しています。 家族 もっと周囲の人が勉強し、理解する事。困った時の対応をしっかり伝える事。 家族 知的 いろいろな種類の障害がある事、もっと多くの方に知ってもらいたい。対応のし方とかも知っていただけると良いのかもしれません。1人の人間として差別はいけないですが、時と場合により特別な扱いをされる事も大事だと思います。 家族 身体肢体不自由 誰かの手を借りて生活をしないといけないことをわかってほしい。本人が望んで障がいを持って生まれてきたわけじゃないことを考えてほしい。 (35ページ) 家族 身体・知的聴覚又は平衡機能障害 障害を持っていると出来ることは少ないです。しかし、「少ない出来ること」を周囲に見つけてもらい、これはこの子しか出来ない、これは向いている。というものを見つけてあげると、本人も成長する。周囲もハンディのある子を尊敬し、認めてあげられる。ちょっとした尊敬が社会を動かしていくのではないかと思います。よく観察してあげて下さい。 支援者 身体聴覚又は平衡機能障害 申し込み制の講演会など、申し込み書に「手話通訳の有無」の記入欄があると良いのでは。聴障者の中には、適切な教育を受けられなかった人が多く、手話通訳や要約筆記が付いたから内容が充分に伝わったとは限らない現状があります。伝える工夫(簡単な言葉や絵など)が必要と思われます。 本人 精神 障害者の賃金が安く、それのみで生活する事は不可能なので、生活出来る様な賃金を受けられる施設が必要と思われる。 家族 知的 書類手続き、家族がしてます。簡単でわかりやすいと助かります。 支援者 その他(難病含む)ALS 静岡県島田市に心のバリアフリーと題し、すてきなステッカーがあり、障害があっても「気軽に入店して下さい」とのメッセージ目印になっています。三浦市でも数店の協力を頂き、貼って頂いています。三浦市にも広まってほしいと感じます。 本人 身体視覚障害 配慮と思われる差別はむしろ行ってほしいと思います。仕事に就いたとしても、健常者とまったく同じ仕事を行うことはできません。障害者を雇用している企業に、健常者と同じ休養を求めるのは、企業側から見ると納得ができないと思います。その労働不足分を埋めるものが支援金であると私は思っています。 本人 身体視覚障害 就労について、視覚障害者マッサージ師の開業医の勤務実態が賃金も低く有給休暇取れていないなど労基法違反の状況があります。三浦市として実態調査を実施し市として違法があれば、県の労働局に是正の働きかけをしてください。障害者の雇用が年々増加していく中で視覚障害者の就業率は上がっていません非常に厳しい状況です、市として、マッサージヘルスキーパーなど積極的に雇用して下さい。近年、三浦市もそうだと思いますが、仕事の多忙など等で、うつ病などのメンタル障害が多発している中、マッサージを職員に行うことで、リラックスさせることにより、うつ病などの予防になります。 本人 身体視覚障害 社会的な差別とは単に不備なだけです。社会的に可能な範囲で整備して行えば、それは解消していきます。また、個人については様々な考え方があり、社会的なものとは区別するべきで、私は言及しません。さらに、学校での教育が必要だとは思いません。体験はいいと思いますが、押しつけたりはせず、社会が良い方向に向かえば、自然とこどもたちにも伝わるはずです。 本人 身体視覚障害 三浦市は観光地で、この先、日本人だけではなく、外国からも視覚障害者、盲導犬をつれた方の含めて、訪れることが予想されます。特に、食べることについては、観光に来る視覚障害者の大きな楽しみでもあります。それで、商売をする方におかれましては、物品の説明、種類、値段、選択の余地などの対応ができるようにしていただきたい。また、補助犬法ができて久しいですが、宿泊施設の方には、これをしっかり勉強し、対応できるようにしていただきたい。これは他県での話しですが、白杖歩行の私が、宿泊施設を利用しようとしたところ、視覚障害者単独を理由に利用を拒否されたことが、昨年ありました。 家族 知的 差別はいけない、その人に合わせた配慮をという「障害者差別解消法」だけど、まわりの方々に多くの人が持つ様々な「障害」を理解することは、むずかしいと思う。言葉でわかっていても実際にはどう接していいかわからないという話もよく聞きます。障害者本人、介護者が実際声高に「差別、差別されている」といっても逆効果な気がするので、見守ってわかってもうらしかないのかなと思う。 (36ページ) 家族 身体肢体不自由 なぜ。と思うこと。健全者のエレベーター利用。どうどうと先に譲ることなもなく平気な顔で乗っている。台湾などの駅エレベーターには大きく特徴あるデザインでの塗装がしてあり、車イス、ベビーカー、妊婦、高齢者の優先搭乗レーンも区別されていてとても素晴らしいと思った。日本はそういう面でも配慮が無さすぎな国だと思いました。 本人 身体聴覚又は平衡機能障害 ・車が傍を通り過ぎるとびっくりする。音の合図しても分からない人がいることを知って欲しい。 ・電車が急に止まる分からないでは不安、駅のホーム、電光掲示板は出るのか、電車の中でも出るようにして欲しい。 ・お店の人や病院や銀行の受付の人が、簡単な手話を覚えてくれると大変助かります。 ・避難所に文字や視覚で確認できる表示あると良い。 ・避難所にて何が起きたのか伝えてほしい。 ・避難所にて聴覚障害者に対して、文字、絵など目で見てわかるように書いてほしい。(ボードなど) ・避難所にて放送されている内容や情報、文字で書いて伝えてほしい。 本人 身体聴覚又は平衡機能障害 手話ができなくても筆談、物を見せる、ジェスチャー等、方法を変えてコニュニケーションをはかる工夫をしてもらいたい。簡単な手話講習会の開催など、聾者側からも聾者への理解を広めていく必要性は感じている。 本人 身体聴覚又は平衡機能障害 店舗等に差別解消法のポスター掲示し、皆に差別解消法について知って欲しい。市主催の講演会には常に手話通訳を付けて欲しい。 その他手話サークル会員 電車の中のこと。途中で停止してしまい、掲示板にも何も表示されず、その状況が分からない様子の人がいても聾者なのか判断ができず、お手伝いをしたいと思っても声をかけにくいことがある。聾者であることが分かるサインのようなものがあると声をかけやすい。また、皆が簡単な手話を覚えることで分かることもある。