ユネスコ無形文化遺産チャッキラコ

更新日:2022年12月26日

ユネスコ無形文化遺産チャッキラコ

お知らせ

モロッコにて開催中のユネスコ無形文化遺産保護条約第17回政府間委員会において、我が国より提案した「風流踊」の代表一覧表記載に関する審議が行われ、現地時間11月30日(火曜日)(11時1分[日本時間11月30日(火曜日)19時1分])、「記載」との決議がなされました。

ユネスコ無形文化遺産代表一覧表に「記載」の決議があった「風流踊」は、平成21年に登録された当市の「チャッキラコ」に、山北町の「山北のお峰入り」ほか39件を追加して拡張提案したものです。

風流踊

「風流踊」は、広く親しまれている盆踊や、小歌踊、念仏踊、太鼓踊など、各地の歴史や風土に応じて様々な形で伝承されてきた民俗芸能。華やかな、人目を惹くという「風流」の精神を体現し、衣装や持ちものに趣向をこらして、笛、太鼓、鉦などで囃し立て、賑やかに踊ることにより、災厄を祓い、安寧な暮らしがもたらされることを願うという共通の特徴を持っています。

国指定重要無形民俗文化財(昭和51年5月4日指定)

チャッキラコとは、毎年1月15日の小正月に三浦市三崎の仲崎・花暮地区や海南神社で、豊漁・豊作や商売繁盛などを祈願する女性のみで踊られる民俗芸能の一つです。その起源は江戸時代まで遡り、『三崎志』(宝暦6年(1756)刊行)の年中行事の項に「〇初瀬踊 一名日ヤリ 十五日女児集リ踊ル」とあるので約250年前から伝承されてきたことが伺えます。また、踊りには2つの伝説が伝えられています。1つは、海南神社の祭神藤原資盈の奥方盈渡姫が、庶民の娘に教えたというもの。もう1つは、源頼朝が三崎来遊の際、磯取りしていた親子に舞を所望し、母親が唄い、娘が舞ったというものです。古代・中世まで遡るかは不明ですが、少なくとも江戸時代中期までは文献で確認されています。

チャッキラコは、年配の女性10人程が唄い、5歳程~12歳までの少女20人程が踊ります。少女は赤色の晴れ着、年配の女性は、黒色の着物に羽織姿で、舞扇とチャッキラコ(写真右下、綾竹)を演目に応じて使い分け、楽器類は伴わず、素唄と囃し言葉だけの素朴な唄と踊りです。踊りには、「ハツイセ」、「チャッキラコ」、「二本踊り」、「よささ節」、「鎌倉節」、「お伊勢参り」の6種類があります。当日、午前10時頃本宮の祠前で踊りを奉納、午前10時30分頃海南神社境内の社殿前で踊りを奉納します。午後からは仲崎竜神様と花暮竜宮様の祠前で踊りを奉納し、旧家や老舗商店等を祝福して回ります。

現在、「ちゃっきらこ保存会」(昭和39年結成)により継承され、三浦の伝統文化として少女達が受け継いでいます。

参考文献

  • 『ちゃっきらこ風土記−漁師町の民俗ノート−』三浦市民俗シリーズ〔6〕1990年発行(在庫なし)
  • 『三浦三崎のチャッキラコ』三浦市民俗シリーズ〔14〕2009年発行(頒布中)

チャッキラコ奉納のご案内

開催日

毎年1月15日

  • (注意)令和4年度(令和5年1月15日)の奉納につきましては、ちゃっきらこ保存会の意向により、踊り手の子どもたち及び音頭取りの安全と安心を考慮し、新型コロナウイルス感染症感染防止のため、関係者による神事のみとなりました。
  • (注意)当日、神事の様子は見学することはできません。

場所

本宮、海南神社(三浦市三崎4-12-11)、仲崎竜神様・花暮竜宮様・三崎港周辺

交通

京浜急行「三崎口」駅下車、京急バス三崎港方面バスにて「三崎港」下車、徒歩3分

写真

平成28年の奉納より

扇子を持った赤い着物の女性たちが2列になって踊っている写真
両端にポンポンがついた棒を持った赤い着物や黄色い着物の女性たちが向かい合って踊っている写真
扇を持った赤い着物や黄色い着物の女性たちが2列になって踊っている写真
両端にポンポンがついた棒を持った赤い着物や黄色い着物の女性たちが向かい合っている写真

この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 市民部 文化スポーツ課(文化担当)
電話番号:046-882-1111(内線411・412・427)
ファックス番号:046-882-1160

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