こころの健康
こころ、健やかですか?

ストレスは、自分でも気づかないうちに溜まって、病気につながってしまうことがあります。
こころの不調も、身体の不調と同じように、早めの対処が必要です。
今のあなたのこころは、健やかですか?
感染症に関するこころのケア
2020年2月から、新型コロナウイルス感染症対策のために、すべての人が「非日常的な環境」に置かれ、その状況が長くなっています。
活動制限は緩和されてきてはいますが、行事やイベントは中止や縮小になっているものも多く、「今までどおり」ではない環境が続いています。
「環境の変化」は、気づかないうちにストレスを溜めていくことがあります。
今まで経験したことのない状況が続いていたり、これまでとは違った環境が日常となりつつあったりしていますが、「今」に感謝しながら、「今だからできること」を見つけながら、家族や周りの人と助け合いながら、笑顔で元気に乗り切りましょう!
そのためのヒントが一つでも見つかりますように…
新型コロナウイルス感染症に対応したこころのケア(神奈川県ホームページより)
神奈川県では、宿泊療養施設または自宅で待機する無症状、軽症者の方や、医療機関等の従事者を対象としたこころのケアを行うため、相談体制を整備しています。
- 宿泊療養施設及び自宅待機の無症状、軽症の方向け こころの悩み電話相談
- 医療機関・福祉施設従事者向け こころの電話相談
詳しくは県ホームページから
新型コロナウイルス感染症に対応したこころのケア(神奈川県のサイト)
「こころの健康」を保つためのサポートガイド(日本赤十字社ホームページへリンク)
新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~(日本赤十字社のサイト)
実はこのウイルスが怖いのは「3つの感染症」という顔があることです。
第1の感染症は「病気そのもの」、第2の感染症は「嫌悪・偏見・差別」、第3の感染症は「不安と恐れ」(上記ページより一部抜粋)
「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズの紹介(日本赤十字社のサイト)
- 隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ
- 隔離や自宅待機されている方の周りにいるあなたへ
- 高齢者や基礎疾患のある方・ご家族の方へ
新型コロナウイルス感染症対応に従事されている方のこころの健康を維持するために(日本赤十字社のサイト)
「救護班や病院で対応する職員の方々は、一般的なストレス反応だけでなく、ご自身の仕事内容に関連して特有のストレスを感じるかもしれません。
忘れないでください。あなたは生身の人間です。自分自身を十分にいたわることはもっとも重要なことなのです」(上記ページより一部抜粋)
子どものストレス(国立成育医療研究センターホームページへリンク)
ストレスの影響で、子どもたちにどんな反応が出てくるのか、大人がどう子どもと向き合い、どのような距離を取ればいいのか…国立成育医療研究センターこころの診療部リエゾン診療科のスタッフがまとめたものです。
「新型コロナウイルスと子どものストレスについて」公開しました(国立成育医療研究センターのサイト)
- ご家族向けリーフレット編
- 親子でできるストレス対処法編
- 子どもとできるセルフケア編
- リラクゼーション編
ほか
ストレスと生活リズム(日本うつ病学会が作成した資料へリンク)
こころの健康を保つためには、日常生活リズムを整えることも大切です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ~先の見えない中であっても、日常の生活リズムには気をつけよう~(コンベンションリンケージのサイト)
心穏やかに過ごすために役立っている、最も重要な脳のメカニズムのひとつが「体内時計」と呼ばれるものです。(上記より一部抜粋)
こころ健やか大作戦!

こころも身体と同様に、毎日の取り組みや早めの対処が大切です。
病気の有無にかかわらず「今をイキイキと過ごせているかどうか」を目安にしてみましょう。
また、様々なストレスが存在する現代において、ストレスを避けたり無くしたりするのは難しいことです。
ストレスとは上手につきあっていきましょう。
ステップ1「自分のストレスを自覚する」
まずは、今の自分の様子を客観的にみてみましょう。食欲はありますか?眠れていますか?笑っていますか?ストレスフルな状態になると、食欲が落ちたり、眠りが浅くなったり、表情が少なくなったりすることがあります。
それまでは気にならなかった物事や相手の態度が気になったり、「~ねばならない」「~しなければだめ」と思ってしまうなど、視野も思考も狭くなってしまうこともあります。
ストレスは誰もが持っているもの、それが自分にとって負担になりすぎていないか、を確認してみましょう。自分がどんな時にストレスを感じるのか、を知ることもストレスを自覚するためのヒントになります。
物事の感じ方やとらえ方にはその人のクセがあり、その考え方が心身や行動にも影響します。自分のクセに気づけると、ストレスとうまく付き合えるような対処法にも気づけるかもしれません。
参考【こころの健康チェック】
以下の5つの各項目について、最近2週間のあなたの状態に最も近いものを選んでみてください。(WHO-5精神的健康状態表1998年版)
最近2週間、私は |
いつも |
ほとんど |
半分以上の期間を |
半分以下の期間を |
ほんのたまに |
まったくない |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
明るく、楽しい気分で過ごした |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
2 |
落ち着いた、リラックスした気分で過ごした |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
3 |
意欲的で、活動的に過ごした |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
4 |
ぐっすりと休め、気持ちよくめざめた |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
5 |
日常生活の中に、興味があることがたくさんあった |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
結果の見方(5つの回答の数字を合計してください)
点数 | 結果 |
---|---|
13点以上 |
特に心配ありません。 |
13点未満または、5項目のうちいずれかに0または1の回答があるとき |
少し心配な状態です。専門家や相談機関に相談しましょう。 |
ステップ2「できることからやっていく」

無理に何かをしなければならない、とは思わないで、できそうなことからやってみましょう。
例えば…
- 朝決まった時間に起きる、決まった時間に布団に入る
- 朝ご飯を食べる、3食決まった時間に食べる
- 深呼吸をする
- 散歩する、ラジオ体操をする
- 家族や友人と話をする
- 笑う
など
どれかひとつだけでも、三日坊主でもいいんです。まずは始めてみませんか。

また、三浦ならではの「充電スポット」も活用してみませんか?
例えば…
- すくすく野菜が育っている畑
- いろいろな場所から眺められる富士山
- 広くて夕焼けがきれいな空
- 満月がきれいに映る海や広い砂浜
など
ないもの探しではなく、今あるものに気づけたら、感じ方や見え方も変わってくるかもしれませんね。
ステップ3「サポートを活用する」

自分一人で頑張りすぎず、周りにあるサポートも上手に活用しましょう。
家族や友人に話をしてみる、相談窓口を利用する、専門医に相談する、など、自分に合った方法を見つけておけるといいですね。
頭の中でグルグル考えているだけよりも、声に出してみると、気持ちが楽になることもありますよ。
健康づくり課でも電話相談をお受けしています。
関連サイト
神奈川県
「こころナビかながわ」ストレスチェックしてみませんか?
メンタルヘルス相談(鎌倉保健福祉事務所三崎センター)精神科医師による相談(要予約)
厚生労働省
関連リンク スクロールすると続きが表示されます
この記事に関するお問い合わせ先
三浦市役所 保健福祉部 健康づくり課
電話番号:046-882-1111(内線370・371・372・373)
ファックス番号:046-882-2040
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更新日:2022年12月22日