子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種について
平成25年から積極的なおすすめを見合わせてきましたが、令和3年11月の国の検討部会で、ワクチンの有効性が副反応のリスクを上回ると認められ、令和4年度より接種をお勧めすることになりました。過去9年間の差し控え時期により接種機会を逃した方も対象となります。
子宮頸がんとは
子宮の入り口にできるがんで、20~30歳代で急増し、日本では年間1万人の女性が発症しています。
初期は自覚症状がなく、妊娠や出産に影響を及ぼすこともあります。「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の一部が子宮頸がんを発症するものです。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)とは
がんの原因と言われる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の中でも、最も多くから検出される16、18型の予防に有効です。
100%予防できるものではないので、子宮頸がんを受診し予防に努めることが大切です。
対象者
定期接種
三浦市民で小学6年生~高校1年生の女子(標準的接種年齢:中学1年生)
(平成18年4月2日~平成23年4月1日生まれの女性)
平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの方は、令和7年3月31日までが接種期間です。
キャッチアップ接種
三浦市民で過去9年間の差し控え時期により接種機会を逃した方
(平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性)
接種期間:令和7年3月31日まで

通知対象者
以下の対象者には、令和4年7月に通知を送付しています(写真参照)
- 定期接種:中学3年生、高校1年生の女児
- キャッチアップ接種:対象者全員(ただし、3回目接種を終えた記録のある方は除く)
通知内容は通知文、接種のお知らせ、予診票1部、厚生労働省リーフレットなどです。
接種当日、この通知がなくても、対象者は接種が可能です。
費用
無料(通常は3回の接種で合計4~5万円かかるものです)
接種は3回
ワクチンは2種類あり、どちらかを3回接種します。ワクチンは医院によって違います。
ガータシル(4価ワクチン)の場合
- 1回目:初回接種
- 2回目:初回から2か月後
- 3回目:初回から6か月後の間隔で3回
サーバーリックス(2価ワクチンの場合
- 1回目:初回接種
- 2回目:初回から1か月後
- 3回目:初回から6か月後の間隔で3回
実施医療機関(事前に電話にてお問合せください)
医療機関名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
あさい内科クリニック | 三浦市初声町入江76-1 | 046-888-2217 |
塩崎産婦人科 | 三浦市南下浦町上宮田2994-6 | 046-889-1103 |
徳山診療所 | 三浦市南下浦町上宮田2785-1 | 046-888-5115 |
三浦海岸つばさクリニック | 三浦市南下浦町上宮田3230-3 マホロバマインズ別館1階 |
046-887-3555 |
三浦メディカルクリニック | 三浦市初声町下宮田5-16 ベイシア三浦店2階 |
046-888-0505 |
矢島内科医院 | 三浦市天神町9-16 | 046-881-2467 |
三浦市立病院 定期接種のみ |
三浦市岬陽町4-33 | 046-882-2111 |
小倉医院 | 横須賀市津久井2-17-21 | 046-848-0290 |
高宮小児科 | 横須賀市根岸町4-3-20 | 046-837-7300 |
横須賀市立市民病院 高校生以上 |
横須賀市長坂1-3-2 | 046-856-3136 |
接種時の持ち物
母子健康手帳や被保険者証等、生年月日が確認できるものをお持ちください。
予診票は持参しなくても、接種当日に医療機関にてご記入いただけます。
すでに自費でワクチンを接種した場合
接種を証明できるものがあれば申請可能な、償還払いを準備中です。準備が整い次第、こちらに掲載いたします。
詳しくは子ども課にお問い合わせください。
子宮頸がんとHPVワクチンに関する情報提供
接種を希望される方は、以下のサイトなどを参考にしてください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省のサイト)(外部サイトへリンク)
厚生労働省リーフレット1(小学6年生~高校1年生向け) (PDFファイル: 4.1MB)
厚生労働省リーフレット2(キャッチアップ接種対象者向け) (PDFファイル: 1.3MB)
関連リンク スクロールすると続きが表示されます
この記事に関するお問い合わせ先
三浦市役所 保健福祉部 子ども課(母子保健担当)
電話番号:046-882-1111(内線335・336・337)
ファックス番号:046-881-0148
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更新日:2023年03月15日