さんかくインタビュー(男女共同参画キャンペーン)No.1

更新日:2023年03月17日

こんにちは!男女共同参画とは、男性も女性も、意欲に応じて、あらゆる分野で活躍すること。皆さんは性別のために窮屈さを感じたり何かを我慢することなく、皆さんの分野で活躍できていますか?また、これから社会で活躍する学生の皆さん、将来なりたい夢はありますか?夢を考えるとき、性別や思い描くライフスタイルとの相違がネックになって、気づかぬうちに選択肢の幅を狭めていることはありませんか?

今回は夢を叶え、仕事・家事・育児の両立を図っている方に独占取材してきました!(インタビュー内容はインタビュー当時のものです。)

大竹侑子さん

令和4年3月号の三浦市民で、ワーク・ライフ・バランスと様々な働き方をご紹介しました。今回は、実際にテレワークと出社をこなしながら、仕事と家庭の両立をされている1児のママ、大竹侑子さんにお話を伺いました!

大竹侑子さんプロフィール

松ぼっくりを持った小さな娘と一緒に写っている母親の写真

東京都から子育てによい環境を求め三浦市に移住。

夫、3歳の娘さんと3人暮らし。

「高校生の時に初めて乗った飛行機で、働く笑顔の素敵な客室乗務員の方を見て衝撃を受け、私もあんな風にかっこいい女性になりたいと思ったことがきっかけで客室乗務員を目指すようになりました。大学卒業後に一度他の業種に就職しましたが、働きながら予備校に通い、見事夢を叶えました!」

質問:大竹さんのことを改めて教えてください。

回答

客室乗務員をしながら3歳の娘を育てています。
結婚当初は東京で夫と暮らしていましたが、子育てにより良い環境がいいと思い、三浦半島を中心に新居を探しているうちに、三浦に惹かれ移住。その後娘を授かり、三浦で生まれたかったのかな、なんて話しています。

質問:客室乗務員をされているとのことですが、具体的にどんな業務なんでしょうか?

回答

元々子どもが生まれる前から、国内線のフライトにて、機内サービスをしていました。三浦市に越してきてからも羽田空港まで通勤しています。
航空業界はコロナ禍の煽りでとても厳しくなり、働き方も変わりました。今は客室乗務員とテレワークで他部署の資料作成等の事務を兼務しつつ、子育てのため時短勤務をしています。元々は主に異動を希望する、中堅の男性客室乗務員向けに始まった兼務制度でしたが、コロナ禍でフライトが減ったため、範囲が広がり兼務となる人が増えました。今は私も月に5,6回のフライトのための出社の他は、在宅で事務をしています。

質問:そうなんですね。でも、三浦市から通勤するとなると結構大変なのではありませんか?

回答

羽田空港へは自宅から車で約1時間、意外と早く行けるんです。だから出社も大丈夫!

ノートパソコンを操作しているピンクの服を着た女性のイラスト

質問:テレワークと子育ての両立はいかがですか?

回答

客室乗務員はフライトがあるので、勤務時間も早朝から深夜まで様々。そんな中子育てとの両立はできないかも…と思ったこともあったけど、テレワークがあるなら夫と協力し仕事が続けられそう。夫も以前よりテレワークが増えたので、家事や子育てがより分担しやすいです。私が出社の時は夫が娘の面倒を見ています。
また、会社が元々残業に厳しかったこともあり、定時で上がることになっていますし、さらに私が育児のための時短勤務をしているということで、家庭との両立も配慮したシフトを組んでくれています。仕事時間は業務に集中し、終わったら子どもに全力!テレワークの時は業務終了後すぐに娘を保育園にお迎えに行けるのが嬉しいです。時間にゆとりがあるので気持ちに余裕ができて、笑顔で過ごせるし、子どもにおいしいものを食べさせようとメニューを考えたり、遊びにもっといっぱい付き合うことができます。テレワークには、たくさんのメリットがあると実感しています。

ただ、娘にとっては、私がテレワークの日と出社日があることに混乱するようで、「今日はママはいるの?」と言わせてしまうのは申し訳なく思います。でも、夫も娘の着替えや料理等以前よりよくしてくれるようになったので、テレワークするようになってから、家族がもっとチームになったという感じですね。

カートで飲み物や食べ物を移動させている女性客室乗務員のイラスト

質問:テレワークをしてみて気が付いたことはありますか?

回答

今は週1回の全員出社日の他は、テレワークと出社のタイミングは各自バラバラです。オンライン会議もいいけれど、出社すると同僚の顔が見えたり、ランチ何食べに行く?なんてちょっとしたコミュニケーションが取りやすい面もあります。私はテレワークと出社は今くらいのバランスがちょうどいいですね。

質問.テレワーク×三浦をされてみていかがですか?

回答

三浦でテレワークができるというのは自然が近くにあって人も温かく、都会にはない非日常感があってとても贅沢だなあと思います。多様な働き方ができるようになり、こうしたライフスタイルが実現できるのもありがたいですね。

備考

大竹さん、貴重な体験談をありがとうございました。

だんだんと働き方は多様化し、親しんだ土地を離れなくても、性別にとらわれなくても夢が実現できる可能性が広がりました。とはいえ夢を叶え、続けていくには本人の頑張りだけではなく、社会の仕組み、家族・友人・同僚といった周囲のサポートがあってこそ。たくさんの選択肢の中から、より自分らしい道へ進める社会にしたいですね。

皆さんの中の輝く方をインタビューさせてください。ご紹介お待ちしています!

関連リンク 続きを表示する スクロールすると続きが表示されます

この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 市民協働課
電話番号:046-882-1111(内線311・312・313・315)
ファックス番号:046-882-1160
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページの内容は役に立ちましたか