姉妹都市
三浦市では、オーストラリア・ビクトリア州にあるウォーナンブール市、長野県須坂市の両都市と姉妹都市提携を結び、相互訪問を中心としたさまざまな交流を行っています。
オーストラリア・ウォーナンブール市(平成4年7月6日提携)
ウォーナンブール市の紹介
ウォーナンブール市はオーストラリアの南東部に位置する穏やかな気候と自然豊かな台地に恵まれた人口約36,000人の美しい都市です。メルボルンへ約300キロメートル続く切り立った海岸線と奇岩で知られるグレートオーシャンロードや、野生のクジラを観察できるホエールウォッチングには観光客が多く訪れるほか、広大な牧草地帯に続く放牧風景はオーストラリアの大自然をそのまま感じることができます。市内には、古き時代のハーバービレッジを再現したフラッグスタッフヒルや、野生のコアラやカンガルーなどが生息している自然公園のタワーヒルなど、人と自然が調和し共生しているまちです。
交流の経過

昭和54年2月、ウォーナンブール市より、神奈川県知事あてに「三浦半島の類似都市と姉妹都市提携をしたい」旨の便りが寄せられ、昭和56年4月、ウォーナンブール市長をはじめとする一行が、交流を目的として本市を訪れたのが始まりでした。その後昭和58年、ウォーナンブール市議会議員が三浦市を訪れたことをきっかけに、姉妹都市提携を前提とした交流が始まりました。三浦市では国際交流協会が設立されるなど国際交流への機運が高まり、市民訪問団の相互訪問を含む約10年間の準備の後、平成4年7月6日姉妹都市の盟約を結ぶに至りました。
締結後は、青少年の相互派遣、留学生の受入れ等の教育の交流を中心として、市民訪問団による相互交流や記念行事へ市長が出席することによる行政間交流、両市の写真家がそれぞれの都市において開催した姉妹都市写真展やウォーナンブール市在住の彫刻家による作品展、三浦市合唱連盟の有志によるウォーナンブール市でのコンサートなど、芸術交流も行われています。
姉妹都市提携20周年にあたる平成24年には5月に三浦市国際交流協会訪問団が、8月には三浦市長がウォーナンブール市を訪れ、記念行事に出席しました。また翌年の10月から11月にはウォーナンブール市長をはじめとする11名の訪問団を三浦市へお招きし、様々な姉妹都市提携20周年記念事業を実施しました。
20周年を契機に、平成27年4月には、ウォーナンブール市民訪問団が三浦市に滞在し、また、平成30年5月には三浦市民訪問団がウォーナンブール市を訪れ、ホームステイや文化体験をとおして、これまで育んできた両市の絆をさらに深めることができました。
また、平成17年度から、姉妹都市交流の推進と小中学生の英会話能力の向上を図るため、ウォーナンブール市から国際交流推進英語非常勤講師を招聘しています。さらに、平成29年度から、ウォーナンブール市にある私立の中高一貫校が、1年間の任期の青年日本語補助教員1名を受け入れています。


写真:姉妹都市提携20周年記念に両市で製作・交換した大漁旗

グレートオーシャンロード

タワーヒルのコアラ

ホエールウォッチングビーチ
長野県須坂市(昭和49年4月23日提携)
須坂市の紹介
須坂市は長野県の北東部に位置し、明治から昭和初期にかけて製糸の町として栄え、近年は機械・金属工業と風光明媚な観光地、全国有数のリンゴや巨峰の産地として躍進を続けています。人口は約50,000人。気候は、典型的な内陸性気候でそれぞれの季節の訪れを感じることができます。
また、東南部には峰の原高原、米子大瀑布、五味池破風高原などがあり豊かな自然に恵まれています。市街地には製糸業が盛んだったころを思わせる「蔵の街並み」や、市民をはじめ、訪れる方の憩いの場「臥竜公園」もあります。
交流の経過
三浦市青少年問題協議会が、海と山との青少年の交流を実現させるために長野県須坂市を訪れたことをきっかけとして、姉妹都市提携の準備がすすみ、両議会の議決を経て、昭和49年4月23日、姉妹都市提携の調印を行いました。
その後は、三浦市と須坂市の子どもたちがお互いを訪問しあい、須坂では山登りやハイキング、三浦では海水浴や釣りなどを通じて、それぞれ山と海の自然を体験し、友好を深める交流が続いているほか、文化、スポーツ、特産物の販売などのさまざまな分野での交流が広がっています。

臥竜公園と桜

五味池破風高原

蔵の街並み
関連リンク スクロールすると続きが表示されます
この記事に関するお問い合わせ先
三浦市役所 政策部 政策課(政策担当)
電話番号:046-882-1111(内線206・208・209・212・213)
ファックス番号:046-882-2836
お問い合わせフォーム
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2022年12月22日