子育てが楽しくなるまち・三浦市の子育て事情

更新日:2024年06月17日

子育てが楽しくなるまち 三浦市の子育て事情

(移住冊子「移住するなら三浦市」(平成29年度制作)より転載)

三浦半島最南端に位置し、穏やかな気候に恵まれた三浦市。

三方を囲む海や、大地に広がる野菜畑は、子育て世代にも魅力たっぷり。

豊かな自然のなかで、のびのびと育つ子どもの姿は、何にも代えがたい宝物です。

15年連続4月1日時点の待機児童ゼロ

本市の保育所等の待機児童数は0人(各年4月1日現在)です。今後もこの現状の維持と多様化するニーズに対応してまいります。

(注意)希望園を指定することで保留となっている保留児童は存在します。また、年度途中には待機児童が発生する場合もあります。

青空の下、木のある園庭の向こうに建つ円形の保育園の外観写真

写真:市内でもっとも規模の大きい上宮田小羊(かみみやだこひつじ)保育園。子育て支援センターが併設されています。

市内すべての保育園でおむつの持ち帰りなし!

市内の保育園では、おむつを園で処分するため、毎日おむつを持ち帰ることはありません。

赤ちゃんが生まれたら育児用品をプレゼント

三浦市内の子育て世帯を応援するため、0歳児のお子さんを養育する世帯に対し、商品カタログで選べる紙おむつ等の育児用品を、お子さま1人につき、1回、上限1万円まで支給します。

商品内容や詳しい申請方法はこちら「三浦市子育て応援(紙おむつ等育児用品支給)事業」

三浦市子育て賃貸住宅“チェルSeaみうら”が完成

本市の基本目標である「三浦市への新しい人の流れをつくる」を実現するために、子育て世帯の転入促進、転出抑制、並びに定住促進を進めることを目的とした賃貸住宅が令和6年6月27日に完成します。

駅から徒歩2分のこの施設は、安心して子育てができる住宅と、地域の交流拠点となるコミュニティセンター及び図書館を併せて整備しています。

入居される方々や施設の利用者、地域住民の方々との間で新たな人と人とのつな がりが生まれ、多世代による活発なコミュニティが形成されることを目指している施設です。

高校3年生相当まで医療費無料

子どもは病気にかかりやすいもの。三浦市では、令和5年10月1日から高校3年生相当年齢までの方を「小児医療費助成」の対象とし、医療機関を受診した際の保険診療自己負担分の助成を行っています。

詳しくはこちら「三浦市小児医療費助成制度」

桜の木の向こうに見えている、白い外観の病院の写真

写真:市民の健康の拠点、三浦市立病院。身近に総合病院があるのは心強い。

妊娠期から子育て期までの専門相談機関の設置

「親子相談センターひなたぼっこ」が子どもに関する相談の総合窓口となり、妊娠期から出産・子育てにいたるまで、さまざまなフォローを行っています。「同年代の子どもを持つ知り合いがいない…」といった育児不安を解消する取組も。さらに、育児に悩んだら臨床心理士などの専門家に直接相談できます(予約制)。

親子相談センター「ひなたぼっこ」

すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへの一体的な相談を行う機関として、令和4年4月から開設しています。

専門のスタッフが、妊産婦さんや子育てをしている保護者とご家族の各種相談に応じ、支援します。

子育て支援センター(上宮田小羊保育園内)

育児不安や孤立感を持つ保護者を対象にした支援施設。育児相談や情報提供に加え、子育てサロンの解放も実施しています。

中学校までの"地産地消の学校給食"

三浦市では、郷土愛を育む中学校までの地産地消の学校給食を実施。

大根、キュウリ、トマトなどの野菜栽培を授業の一環とするなど、地元野菜を身近に感じる取組も行っています。

畑に植えられた大根を挟むように園児たちが並んでいる収穫体験の様子の写真

写真:大根収穫体験。給食に並ぶ日が待ち遠しい。

三浦市独自の「海洋教育」を実施

三浦市では、みうら学・海洋教育研究所が設立され、東京大学や県立海洋科学高校、地元NPOなどの協力を得ながら、出前授業、稚魚の放流、真珠養殖体験など多くのプログラムを各校で実施しています。

三浦市の子どもにとって、「海」は地域そのもの。海について学ぶことで、地域の歴史や文化、産業への関心も高まります。

木で作られた水路にバケツの中の魚を放している子供たちの写真

写真:魚の放流体験を通して環境問題への関心を高める

貝殻の体内に金属の器具を刺し込んでいる手元の写真

写真:専用の器具を使って真珠のもとになる核を貝の体内に埋め込む

バケツや網を手にして川に入っている子供たちの写真

写真:磯での生き物探しは、海への学びの第一歩

海洋教育写真コンテストも開催

平成24年度から写真コンテストを実施。「子どもたちから見た、三浦の海」をテーマにした写真を募集しています。優秀作品はホームページに掲載するほか、東京大学三崎臨海実験所所員による講評もつきます。子どもならではの目線で切り取られた三浦の海にハッとさせられることも。

白く長い体毛がある不思議な海の生き物の写真

平成29年度「海の生き物部門」最優秀賞

南下浦中学校2年生・熊谷拓海さんの作品

タイトル「ファッションモンスター」

雲の隙間から海面に向かって光が差し込み、岩の上で虫取り網を持って2人の少年が佇んでいる景色の写真

平成29年度「海の風景とくらし部門」最優秀賞

三崎中学校1年生・石塚光一さんの作品

タイトル「夕日を浴びる少年たち」

子育てママの交流の場「育児サークル」活動が盛ん

移住した場合に気になるのは、周囲に友人がいないこと。

三浦市では、サークル登録制度を導入しており、仲間づくりに役立つ育児サークルが簡単に探せます。

現在は4つの育児サークルが未就学児を育てるママを対象に、随時仲間を募集しています。子連れで参加できるので、子ども同士が遊んでいる間に保護者同士の情報交換もできます。

サンタクロースを囲むようにして子連れのママが勢揃いしている集合写真

写真:サンタも登場するクリスマス会

「家庭教育支援チーム」が活動

オーストラリアで開発され、世界15カ国以上で実施されている子育て支援プログラム「トリプルP」を実施する「家庭教育支援チーム」が市内で活動中。

小学校元校長、幼稚園長、保育園長、市議会議員など職域を超えてチームを構成し、それぞれの経験を活かし「世界一の素敵親子」を増やすことを願い、前向きな子育てのための家庭支援を行っています。

青空の下、収穫された立派な大根を持っている子供と、周りに並んでいる参加者の集合写真

写真:大根収穫体験の様子

図書ボランティアグループ「ひまわり」の活動

市内の上宮田小学校に通う児童の保護者を中心に組織され、絵本や児童書もちろん、手作りの紙芝居なども導入し、趣向を凝らした読み聞かせを披露しています。

室内で児童書を手に笑顔を向けているボランティアグループの方々の写真

写真:「ひまわり」のみなさん

そのほかの活動について

このほか、こどものショートステイや不妊治療助成など、こどもまんなか応援サポーターとして、さまざまな子育て施策に取り組んでいます。

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この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 政策部 政策課(政策担当)
電話番号:046-882-1111(内線206・208・209・212・213)
ファックス番号:046-882-2836

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