海南神社面神楽

更新日:2023年10月05日

海南神社面神楽

三浦市指定重要無形民俗文化財(昭和46年1月21日指定)

三浦市三崎の海南神社に伝わる「面神楽」は、毎年11月初めの未(ひつじ)の日の翌日、翌々日の申(さる)、酉(とり)の両日、神社境内の神楽殿で奉納されます。関東では一般的に里神楽・神代神楽などと称されますが、三崎では面を被る事から「面神楽」といいます。
演目は現在まで国固め、恵比寿の舞、湯立、岩戸開きなど多くの演目が伝承されており、「国固め」で始まり、最後は「岩戸開き」で終わります。
演目中には、海神に漁の安全や大漁祈願を願った「恵比寿の舞」や「浦島太郎」、世の中を平和にする泰平の舞を舞う「三人囃子」など漁業を中心に発展してきた三崎特有のものもあり見逃せません。
現在、海南神社面神楽神楽師会により継承され、三浦市指定重要無形民俗文化財として保存されています。

参考文献

  • 『海南神社の面神楽−上巻−』三浦市民俗シリーズ7 1991年発行
  • 『海南神社の面神楽−下巻−』三浦市民俗シリーズ8 1992年発行
  • 『三浦・三崎面神楽点描』1998年発行

面神楽奉納のご案内

開催日

毎年11月最初の未の日の翌日、翌々日の申・酉の両日

令和5年11月10日(金曜日)、11日(土曜日)18時頃から開催いたします。

場所

海南神社神楽殿(三浦市三崎4-12-11)

交通

京浜急行「三崎口」駅下車、京急バス三崎港方面バスにて「三崎港」下車、徒歩3分

写真

(左:醜面の一場面・右:恵比寿の舞の一場面)

能面を付けて座っている人の前で鬼の能面を付けた人が右手を横に出している写真
能面に烏帽子を付けた人が左脇にタイを抱え、右手に釣り竿を持っている写真

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この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 市民部 文化スポーツ課(文化担当)
電話番号:046-882-1111(内線411・412・427)
ファックス番号:046-882-1160

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