みうら市議会だより第159号テキスト版(第2回定例会/令和6年(2024年)8月1日発行)

更新日:2024年08月01日

表紙 みうら市議会だより2024年8月1日 令和6年第2回定例会

表紙の写真「三浦海岸納涼まつり花火大会」(三浦市観光協会提供、令和元年度みうら観光写真コンクール地域賞受賞作品)

(目次)

  • 地方自治法改正に対する意見書を可決
  • ICT等検討会を設置
  • チェルSeaみうらを視察

2ページ 委員会レポート

総務経済

専決処分の承認を求めることについて(市税条例の一部改正)

本案は、地方税法の改正に伴い、固定資産税及び都市計画税に関する規定の整備等について緊急を要したため、専決処分したものです。

質問

本市が固定資産税と都市計画税の課税に平均負担水準方式を採用しない理由をお聞きしたい。

答弁

この方式は、地目や用途ごとに求めた平均負担水準を使用して課税標準額を決定するものである。

三浦市は地価の動向にばらつきがあり、この方式を採用すると、地域での課税標準額の均衡が崩れてしまう状況がある。

令和6年度三浦市一般会計補正予算(第1号)

本補正は、歳入歳出それぞれ124,082,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を21,887,759,000円とするものです。

  • みうらよいちに合わせて行うイベントの内容について
  • 地域への災害用備品の整備について市民交流拠点の区域内で行われる、のり面工事について

質問

三浦海岸駅前に設置する観光案内所の概要をお聞きしたい。

答弁

駅の敷地内に地域交流拠点として設置されるトレーラーハウスの一部を借りて、三浦市観光協会が観光案内業務を行う。業務開始は9月1日を予定している。

質問

今後、整備が予定される(仮称)三浦しみんひろばについて、事業用地であるしもみやだ住宅跡地等の不動産鑑定評価を行うこととした理由をお聞きしたい。

答弁

事業化に向けて、将来的に用地を購入するべきか賃貸とするべきかの判断材料の1つとする考えである。

質問

事業化に向けて、現時点で想定されるスケジュールと、借りている土地の活用についての考え方を伺う。

答弁

事業化可能性調査の中でアンケートを行った事業者に対してヒアリング調査を行い、年内に募集要項の作成などを進める予定である。

賃借している土地は、駐車場として一時的に使用することなどを検討している。

都市民生

専決処分の承認を求めることについて(三浦市国民健康保険税条例の一部改正)

本案は、地方税法施行令の改正に伴い、国民健康保険税の減額措置に関する規定の整備について緊急を要したため、専決処分したものです。

質問

今回の改正で、新たに保険料が5割減額、2割減額の対象となった世帯数をお聞きしたい。

答弁

本年1月1日現在の世帯数、被保険者数及び令和4年度の所得をもとに試算すると、5割減額は19世帯、2割減額は13世帯である。

専決処分の承認を求めることについて(令和5年度三浦市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))

本案は、一般被保険者療養給付事業に関する予算について緊急を要したため、専決処分したものです。

(質疑は特にありませんでした)

令和6年度三浦市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

本補正は、歳入歳出それぞれ11,996,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を5,623,894,000円とするものです。

質問

本補正で行う社会保障・税番号制度のシステム改修の内容は。

答弁

本年12月2日から紙の健康保険証の新規発行を廃止することに伴い、マイナ保険証を持っていない方に資格確認書の発行等をするための改修である。

意見

マイナンバーカードに他の情報をひもづけることには賛成できないため、本案に反対する。

3ページ 委員会レポート

新たに提出された陳情

ガザ地区の即時停戦のための積極的外交を政府に要求する意見書の提出を求める陳情

趣旨

本陳情は、パレスチナ、ガザ地区を巡る情勢について、即時停戦のための積極的外交を要求する意見書を国に提出することを求めています。

陳情書(市職員の倫理審査請求ができるシステムの構築について)

趣旨

本陳情は、本市において、市民が市職員の行動の正当性について調査を請求できる倫理審査請求の制度を整備することを求めています。

教職員定数改善の推進および教育予算の拡充を求める2025年度政府予算についての陳情書

趣旨

本陳情は、子どもたちの教育環境改善のため、中学校においても35人以下学級を実施することや、教職員定数の増員、教育予算の拡充について、国に意見書を提出することを求めています。

子どもの遊び場整備において子育て当事者の声の反映を求める陳情書

趣旨

本陳情は、市が今後設置する市民交流拠点等の施設について、子どもの遊び場に関する具体的なニーズを広く聴き、反映させる機会を設けることを求めています。

陳情の審査結果

6月定例会で審査を終えた陳情は、次のとおりです。

所管委員会

件 名

結 果

都市民生

教職員定数改善の推進および教育予算の拡充を求める2025年度政府予算についての陳情書

了承できるもの

子どもの遊び場整備において子育て当事者の声の反映を求める陳情書

神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情

審議未了

請願書・陳情書の提出方法

  • 市政についての要望などを、請願や陳情として議会に提出することができます。
  • 請願は、紹介議員の署名が必要です。
  • 書式はA4、横書きで、次の例を参考にしてください。
  • 定例会ごとに定めた提出期限までに受理したものは、その定例会で取り扱います。
  • 提出者は、付託された委員会に出席して趣旨説明ができます。(前日までの申し出が必要です)

4ページ 定例会・討論

本会議における討論

意見書案第1号 地方自治法改正に対する慎重かつ丁寧な議論を求める陳情

反対討論 自由民主党 かんだまゆみ

今回の地方自治法改正案は、今後起こり得る国民の安全に重大な影響を及ぼす事態(非平時)に的確に対処することが目的であり、地方自治や住民自治を制限するものではない。

大規模災害や感染症のまん延といった想定外の事態においては、事前に個別法を改正して対応することが難しいのが実情である。

また、改正案の策定に当たっては、地方自治分野における連合組織からの意見を受け、発動の要件を必要最小限に限定している。

以上の理由から改正案は非平時に備えるためのものであり、地方分権を妨げるものではないことから、意見書の指摘は当たらず、反対する。

賛成討論 日本共産党 こばやしなおき

新たに指示権が導入されると、国による強制的関与が認められない自治事務にまで国が関与する仕組みになる。また、国民の安全に重大な影響を及ぼす事態と判断する類型や基準があいまいで、国の恣意的な判断が可能となってしまう。

そして、国による自治体職員の派遣を可能にすると、国の指示に基づく業務遂行に自治体職員が駆り出される可能性がある。さらに、国との協力による情報システム利用の最適化が自治体の努力義務となることは、地方自治を侵害しかねないものである。

法案審議に当たっては慎重かつ丁寧な議論を求め、意見書の提出について賛成する。

表紙写真の紹介 議長 でぐちまこと

今回の表紙写真は、例年8月上旬に開かれている三浦の夏の風物詩「三浦海岸納涼まつり花火大会」の花火です。

会場は、京急三浦海岸駅から歩いて5分で行ける三浦海岸の砂浜、ここは花火が目の前という最高の場所です。毎回大勢の人が観覧に訪れます。

海上の台船を使って約2,000発の花火が打ち上げられ、広い砂浜に座ってゆっくり空を見上げる解放感いっぱいの観覧と共に、夜空を彩る色鮮やかな花火を楽しむことができます。

大会は今年で44回目を迎えますが、その間コロナによる中止や悪天候による延期等がありました。今年は予定どおり8月7日に無事開催されることを願っています。

花火大会と言えば屋台や露店も楽しみの1つです。今年も多くのお店が出店し、気分をさらに盛り上げてくれそうです。

見どころたっぷりの三浦海岸納涼まつり花火大会は、家族連れも、カップルも、友達同士も心を1つにして楽しめ、ひと夏の思い出作りになります。海面に映る美しい花火が作り出す幻想的な光景に来場者はきっと感動することでしょう。

また、大会後には、会場から三浦海岸駅にかけて沢山のゴミが残される地域を花火大会前よりもきれいにすることを目的に、大会の翌日早朝からボランティアやスタッフによる清掃活動が行われます。今後も開催を続けていくためには大変大切な事だと思います。

議会ウェブサイトのご案内

一般質問や委員会審査の全文が載っている会議録のほか、議決された議案や議会だよりのバックナンバーなど、議会に関する情報を見ることができます。

5ページ 意見書

可決した意見書(概要)

地方自治法改正に対する慎重かつ丁寧な議論を求める意見書

6月12日議決 賛成多数

政府が本年3月1日に提出した地方自治法の改正案では、大規模な災害や感染症のまん延など国民の安全に重大な影響を及ぼす事態が発生又は発生するおそれがある場合、国は地方公共団体に必要な指示を行うことができるという特例が設けられている。

この特例を発動するための要件は極めてあいまいであり、国からの指示権の必要性についても十分な分析検証が行われたとは言い難い。また、平成12年施行の地方分権一括法により国と地方公共団体の関係は「対等・協力」へと進展したが、本改正案による指示権の拡大は、これまで積み重ねてきた地方分権の流れと逆行するものである

本改正案は、5月30日の衆議院本会議において、指示権を行使した場合に国会への事後報告を義務づける修正を加えた上で可決されたが、さきに述べたような根本的な問題は解消されていない。

よって、国においては、法改正に対する慎重かつ丁寧な議論を行うことを強く求める。

提出先 内閣総理大臣 総務大臣 参議院議長

計画的な教職員定数の改善と教育 予算の拡充を求める意見書

6月21日議決 全会一致

改正義務教育標準法の成立以降、小学校では段階的に35人以下学級に移行しており、同様に少人数学級が望まれる中学校でも早急に実施することが重要である。

このような中、人的余裕がないため、学級担任である教員が長期の休暇を取得した際に代替の教員を配置できないような深刻なケースが現れている。また、さまざまな背景を持つ子供たちへの支援や、学校教育施設における環境改善、学校・通学路の安全確保策も課題となっている。

よって、国においては、これらの課題を解消し、子供たちの豊かな学びと育ちを保障するため、次の措置を講ずるよう強く要望する。

  1. 教職員の働き方改革や教育課題に対応するため、教員定数を増加すること。
  2. 義務教育費国庫負担制度を堅持し、令和7年度予算編成において教育の充実のための予算を拡充すること。

提出先 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 文部科学大臣

6ページ 定例会・審議結果

本会議での議案等の審議結果

全員賛成で可決した議案

議案第25号 専決処分の承認を求めることについて(三浦市市税条例の一部改正)

議案第26号 専決処分の承認を求めることについて(三浦市国民健康保険税条例の一部改正)

議案第27号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度三浦市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))

議案第28号 令和6年度三浦市一般会計補正予算(第1号)

議案第30号 三浦市図書館設置条例等の一部を改正する条例

議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて

諮問第1号 人権擁護委員の推薦について

意見書案第2号 計画的な教職員定数の改善と教育予算の拡充を求める意見書

賛否が分かれた議案

議案第29号 令和6年度三浦市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

審議結果 可決

賛成

自由民主党 でぐちけいすけ せんだまさし ながしままりこ かんだまゆみ

公明党 もりやきゅういちろう

無所属 いしざきゆうた しもだたけし みぞかわこうじ てらだかずき くさまみちはる

反対

日本共産党 いしばしむつみ こばやしなおき

意見書案第1号 地方自治法改正に対する慎重かつ丁寧な議論を求める意見書

審議結果 可決

賛成

日本共産党 いしばしむつみ こばやしなおき

無所属 いしざきゆうた しもだたけし みぞかわこうじ てらだかずき くさまみちはる

反対

自由民主党 でぐちけいすけ せんだまさし ながしままりこ かんだまゆみ

公明党 もりやきゅういちろう

人事

市長から、次の方を引き続き固定資産評価審査委員会委員として選任するための議案が提出され、原案のとおり同意しました。

固定資産評価審査委員会委員

まつばらたかふみ 氏

市長から、次の方々を人権擁護委員として法務大臣に推薦することについて意見を求める諮問が提出され、異議なき旨、答申しました。

人権擁護委員

そねたかこ 氏

しぶやひろこ 氏

後期高齢者医療広域連合議会議員

神奈川県後期高齢者医療広域連合議会は、県内すべての市町村が加入する同広域連合の予算や条例の審議・決定などを行う機関で、県内の市町村議会議員20人で構成されています。

このたび、三浦市議会から次の議員が広域連合議会議員として選出されました。

かんだまゆみ 議員

7ページ 一般質問

一般質問とは、市政全般にわたって報告や説明を求めたり、疑問をただすことをいいます。

第2回定例会では、12人の議員が市政運営について市側の考えを疑問をただしました。

自由民主党 でぐちけいすけ

マクロ視点で要望

質問多いので詳細は議事録へ

質問

新海業プロジェクトの交渉権者決定後、関係団体に提案概要の説明をしたとのことだが、市はどのようにプロジェクトに関わるのか。

市長室長

海業の理念を守った用地利活用を行うよう優先交渉権者及び関係団体と協議し、市が確実にガバナンスできる実施体制を検討していく。

質問

かなライドでは、現在軽自動車の利用はできないが、今後の軽自動車の利用については。

政策部長

アプリ会社に軽自動車が対応できるよう要望を伝えている。

要望

軽自動車の利用を三浦市の実証実験で検討する事がライドシェアという日本の政策で大事な検証結果として報告できる可能性がある。検討を。

質問

(仮称)三浦しみんひろばの整備事業は本当に必要なのか。

市長

つくって喜ばれない施設では何の意味もない。地域の皆、子どもたち、様々な子育て世代にも意見を聞き、十分有効な子どもの広場のようなものをつくっていきたい。

要望

調整区域で屋内施設ができるか難しいと思うが、全天候型の屋内施設等があると、三浦にレジャーで来た方々、市民の方々が雨の時も使える。コンセプトをずらしたものを作成の検討を。

質問

剣崎小学校閉校後の利活用はどのように検討していくのか。

市長

具体的な検討はこれから。

要望

宮川、毘沙門、松輪、剱崎、金田周辺という三浦市の東部に位置する地域の都市計画上のゾーニングは自然的環境保全ゾーンになっている。ただ三浦市全体の今後の発展の可能性、周遊性を向上させるためには東部エリア開発が肝。研究機関や教育機関の誘致、松輪、剱崎を拠点とした施設の開発、金田漁港の海上ルートの開発、市道19号拡張等をする事で利便性が向上し三浦市の全体益になる。検討を。

質問

三崎の下町で朝めしあるべというトライアルキッチンのお店がある。同様に、お試し農業は農業従事者確保に繋がると考えているが、将来の三浦市農業の展望は。

市長

農業経営基盤強化促進法が改正され、今後10年の農地利用の姿を明確化した地域計画を令和7年3月末迄に策定し、具体的に検討していく。

8ページ 一般質問

日本共産党 いしばしむつみ

南のコミセン開設

図書館南下浦分館、道路行政

質問

南下浦コミュニティセンターの位置づけを市はどう捉えるか。

市民部長

地域文化活動の振興、生涯学習の充実、福祉の促進を図ることで豊かな市民生活を形成するための拠点である。

質問

市は指定管理者と、15年もの長い間、当施設の管理運営を委ねると契約している。利用した市民が、施設面・運営面等の改善点や要望を職員に伝えた場合、市はどのように調整を行うか。

市民部長

開設後も引き続き定期的に指定管理者と市の協議を行い、利用者の要望などの反映に向け調整や情報交換を行う。

質問

市には本館と分館2つで図書館が3つある。南下浦分館だけが指定管理者の運営に委ねられる事になるが、南下浦分館の位置づけは三浦市図書館の1つであることに変わりないか。

市民部長

公共図書館は、乳幼児から高齢者まで気軽に利用できる生涯学習施設として、また情報提供の発信源となる大きな役割を担う施設である。南下浦分館は南下浦地区における図書館サービスを担う公共図書館である。

質問

道路は住民の生活に欠くことのできない公共施設。道路は地域・まちの骨格と、環境・景観をつくり、日々の暮らしを支えている。市は市内の道路をどのように管理しているのか。

都市環境部長

市内には国・県・市の道路があり、国道と県道は県、市道は市が管理している。市道総延長は約501キロメートル、2,958路線ある。

質問

市内道路の96%が市道で、市が管理しているということである。道路の安全に関わる、横断歩道・速度表示・ラインなど道路標示の点検はどう行っているか。

都市環境部長

市内全ての路面標示を職員のみで把握するのは困難。目視のパトロールに加え市民からの要望について現地確認をして対応している。

要望

「AI技術により消えかけ白線ゼロ」の県警の取り組み、市民からのLINE通報制度、本年度実施の通学路合同点検などを活かし、全体を見ながらの道路維持補修計画を望む。

公明党 もりやきゅういちろう

市民生活を守る!

市内経済・藻場再生・空家対策

質問

物価高により生活困窮世帯や経営困難な事業者が増えている。社会福祉協議会(社協)や商工会議所と連携した支援の取組について、事業者の賃上げ実施の支援について伺う。

保健福祉部長

生活困窮者自立支援事業を社協に委託し、また生活保護申請が望ましい相談者を市に紹介するなど連携している。

経済部長

市の窓口に来られた相談者を商工会議所が行う事業に繋げる等連携している。賃上げについて、三浦市では補助制度はないが、国の助成金・補助金のメニューをホームページで紹介している。

質問

藻場再生・ブルーカーボンの取組について三浦半島ブルーカーボン推進会議での取組は。

市長

広域で取り組んでいく課題であり、三浦市として、4市1町での連携により相乗効果が発生するよう、情報交換を行いながら取り組んでいく。

質問

ウニ・カキ等の養殖の取組について、市としては、どのように考えて支援していくのか。また、県水産技術センターや漁協との連携は。

市長

この取組は、社会貢献の面や、豊かな海洋環境の形成という意味でも、地元漁業者に大きなメリットがあると考える。技術的な助言は不可欠であり、県水産技術センターは藻場再生を含めた水産業の技術的知見があるので、カキ養殖においても主導的な立場により技術的な助言をいただいている。今後も藻場再生・ブルーカーボンの取組を含めて連携していきたい。また、地元漁協については、事業実施主体として取り組んでいただき、様々な支援をしてまいりたい。三浦市の場合には、漁業者の生活の糧につながるので、その意味では非常に重要な事項であると捉えている。

質問

本市における空家の現状と放置の未然防止対策、特定空家の状況について伺う。

都市環境部長

令和6年3月末現在、410件を把握している。空き家バンクの登録促進や個別相談会の開催回数増加に取り組む。 また、特定空家は現在市内にはないが、程度の悪いDランク空家は存在している。所有者責任の観点から適切な管理を粘り強く指導していきたい。

9ページ 一般質問

無所属 いしざきゆうた

こどもの食と安心

学校給食・いじめ対策など

質問

本市の学校給食について、取り組む姿勢や強みをどのように考えているか。

教育部長

新鮮で安価な地元食材を数多く使用できる点が強みであり、そういった食の豊かさをいかに児童生徒に伝えるかを念頭に業務に取り組んでいる。

質問

調理場の老朽化が進む中で、施設更新についてどう考えているか。

教育長

調理場の更新を図る必要性を強く認識している。令和6年度には調理場の計画的な更新の検討を進めていくための職員配置も行っている。

要望

更新に際しては災害時や高齢者の食事を作る場としての使い方など、多角的な活用が検討できるはずだ。まずは他の自治体の先行事例をしっかりと研究してほしい。

質問

学校給食の無償化を行う自治体も増えてきているが、この部分について本市の考えを伺う。

市長

現在も臨時交付金を活用した給食費の補助を行っているが、無償化についても今後検討し、実現すべき大きな事柄であると考えている。

質問

いじめ対策推進法の成立から本市のいじめ防止基本方針が制定されるまで5年以上のタイムラグがあった。この理由についての説明を求める。

教育長

地方自治体における基本方針の策定は努力義務であり、県が策定した基本方針に準じて対応することとしていた。

意見

多少なりとも楽観視していた部分があったのではないか。

質問

市の基本方針では各学校が定めるいじめ防止に関する取組の実施状況を学校の評価に位置づけるよう努める旨の記載があるが、実態はどうか。

教育部長

いじめ防止の項目を学校経営概要評価結果として公表している学校は、11校中3校である。

要望

ここは市の基本方針と明確な乖離があるので、是正を求める。

意見

いじめの早期発見に向けた努力には敬服するものの、いじめが起こった後の解消までのフローには改善の余地がある。もっと行政の関与を強めるべきだ。今でも本市でいじめに苦しんでいるこどもがいる。本気でいじめを根絶させようという気概があるのか、今一度よく考えていただきたい。

自由民主党 せんだまさし

安心できるまち

防災・環境行政について

質問

避難所生活におけるプライベート空間の確保は、市ではどのような対策・検討を進めているのか伺う。

防災危機対策室長

間仕切りパーティションや屋内用テントなどの防災資機材の整備に努めている。避難所の区画の使い方については、避難所運営委員会と協議を行い、プライベート空間の確保について検討を進めている。

質問

市民の皆様への防災意識の普及活動について、どのような取り組みを行っているか伺う。

防災危機対策室長

毎年、大雨や台風への備えに関する記事や津波避難に関する記事を広報紙である「三浦市民」に掲載している。また、総合防災訓練において市民参加型の訓練を充実させているほか、各区で実施している防災訓練で、訓練指導と併せて防災講話を行うなど、市民の防災意識に対して普及啓発に努めている。

質問

ごみ出しが困難な方々に対するサポートがあるのか伺う。

都市環境部長

市では、ごみステーションにごみを出すことが困難な方に対して、週1回の戸別収集を行うふれあい収集を実施している。

質問

この対象となる方の条件と現在の取り扱い件数について伺う。

都市環境部長

ふれあい収集制度には一定の基準を設けている。原則として介護認定が2以上の方で、独り暮らし、または同居者にごみの分別ができる人がいない方を対象としている。また、取り扱い件数は令和6年5月末現在で70件である。

質問

ごみステーションの管理の問題に関して、現在でも違反ごみの対応や観光客などのポイ捨てなど、対応に苦慮されているケースが多くあると聞いているが、本市の管理の対応について伺う。

都市環境部長

現在市では、ごみステーションを衛生的に管理していただくために、清掃事業所の職員が定期的にごみステーションのパトロールを行い、違反ごみの回収に当たっている。その他、観光客等のポイ捨てごみについては、連絡が入り次第速やかに回収作業を行っている。

10ページ 一般質問

日本共産党 こばやしなおき

出張所の設置を!

三崎下町駐車場 避難所の充実

市役所移転後の出張所

質問

市役所は、2年後に引橋へ移転する。市役所が移転したら、三崎地区の住民は非常に不便になる。しかし、市長は、出張所を設置しないと言っている。不便になれば人口減少に拍車が掛かると思う。また、三崎地区は、南下浦地区や初声地区より人口が多く、高齢化率は高い。南下浦地区と初声地区には出張所がある。三崎地区に出張所を設置しなければ、地域間で不公平になってしまう。市長は、どのように考えているのか?

市長

窓口機能の集約を図る。三崎地区に出張所を設置する考えはない。

質問

災害が起きた際に、三崎地区に出張所が無いと不安だという意見が多くある。防災機能を低下させない、災害対応を遅らせないためにも出張所の設置が必要であるが、どのように考えているのか?

市長

市役所庁舎第2分館が指定避難所として使用できなくなる。防災機能を低下させないよう調整を進めている。

意見

三崎地区に住んでいる方々の利便性を確保するため、また、災害対策のためにも、三崎地区に常設の出張所を設置することが必要である。

三崎下町の駐車場問題

質問

今年の大型連休も三崎下町地区の駐車場が不足した。新海業プロジェクトでは、駐車場問題について、どのような提案があったのか?

市長室長

現在、うらり周辺で収容可能台数が約280台である。提案では、収容台数が総数で約1,000台となっている。

福祉避難所の充実を!

質問

元旦に能登半島地震が発生した。災害に対して事前の対策を推進し、災害が発生した際には応急対策が必要である。福祉避難所の指定については、どのようになっているのか?

保健福祉部長

現在、高齢者施設、障がい者施設、幼児施設など8か所を指定している。能登半島地震では、指定されていた福祉避難所が開設できなかった状況があった。これを教訓として、福祉避難所の数を増やすため、福祉施設などに福祉避難所指定への働きかけをしている。

無所属 しもだたけし

高齢者の行方不明

観光客への対応

質問

高齢者の方が行方不明となった場合、市にはどのような取組があるのか伺う。

保健福祉部長

三浦市認知症等行方不明SOSネットワーク事業として、警察に捜査協力をお願いするとともに、神奈川県、地域包括支援センター及び市内介護施設等と連携を図り、早期発見、保護等に取り組んでいる。

質問

その事業の内容と登録者数について伺う。

保健福祉部長

この事業は、家族等の希望により、事前に本人の特徴等の登録を行うこととなっている。また、希望者には番号が記載された、靴に貼るタイプの反射シールを無料で配布し、シールを貼った靴を履いた方が行方不明になった際、その番号で身元を特定できるようになっている。登録者数は令和5年度末現在38名となっている。

質問

行方不明となった認知症高齢者を早期発見、保護するには早い情報提供と情報共有が必要だと考える。近隣市ではSOSネットワーク事業の中にLINE等のSNSを活用して行方不明の認知症高齢者の方を早期に発見できるよう取り組んでいると聞いているが、三浦市で取り組む予定はあるのか伺う。

保健福祉部長

一部の自治体において、LINEを活用した情報発信や情報共有により認知症高齢者の早期発見に取り組んでいると認識している。LINE等、SNSを活用した情報発信や情報共有は有効であると考えるが、個人情報の取扱いなどに関する配慮や、登録者を増加させることに課題があると考える。ほかの自治体の取組状況を詳細に調査した上で、本市のSOSネットワーク事業における活用についても検討する考えである。

質問

私が思う中で観光客が直面する困り事として、例えば言語やトイレを使用する際の身体的ハンディキャップに関することが考えられるが、これらに対して市の考えや対策を伺う。

市長

言語に対しては、観光案内所において自動翻訳アプリを活用した外国語対応も行っている。また、トイレの身体的バリアフリーに係る対策としては、市内の複数のトイレで車椅子の利用がしやすく設計されているほか、オストメイトの配置をしている。

11ページ 一般質問

自由民主党 ながしままりこ

三浦海岸海水浴場

三浦市DX推進計画について

質問

三浦海岸海水浴場について、今年の夏は海水浴場が開設されない事態は問題だと考える。来年以降も開設の見通しが厳しいと考えるが、再開に向けた市の取り組みを伺う。

市長

来年以降について大きな改革が必要と認識している。他の自治体では、海水浴場の開設を自治体独自で行っているので、こうした事例を研究するように担当に指示を出している。新しい海水浴場に向けた取り組みをしていく。

質問

海水浴場を自治体が開設しているところもある。三浦市も考えていく時に来たのではないか。他の自治体では、海の家の新規募集をしているところもある。こうした取り組みについて市の考えを伺う。

市長

令和7年度の開設を視野に、あらゆる可能性を排除せず、現状の確認と課題の洗い出しを通じて、三浦海岸にとって最適な海水浴場の運営形態、かかる費用、協力して頂けそうな事業者はあるか、問題の整理を進めていく。

要望

海岸管理者の県と連携してライフセーバーを配置し安全対策を講じる事、海水浴場整備事業補助金の増額、市が海水浴場を開設する検討を進めることを要望する。

質問

三浦市のDX推進の考え方について伺う。

政策部長

三浦市DX推進計画を策定し、「便利で快適、人に優しいあったかいデジタル市役所」を目指すことを基本理念としてDXを推進している。

質問

三浦市のDX推進に関わる取り組みについて伺う。

政策部長

公式LINEの機能拡充や、キャッシュレス決済、文書管理・電子決裁、異動受付支援システムの導入等をデジタル田園都市国家構想交付金等の補助金を活用し行っている。

質問

LINE機能の拡充について伺う。

政策部長

三浦市ホームページ、手続・申請、防災情報、ごみ関係、子育て・育児、観光・おもてなしの各情報を追加し利用者の利便性の向上を図った。また、令和六年度からは、ごみの不法投棄や道路損傷の通報機能を追加した。

無所属 みぞかわこうじ

移動市役所の検討

利便性、周知方法等

質問

三浦市役所の移転に伴い、移動出張所導入を検討することとなった経緯について伺う。

市長

市役所移転後、三崎地区には常設の出張所の設置を考えていない。他方、三崎地区に出張所を設けないことにより、市民サービスが低下するという意見もあろうと思うが、そうならぬよう、移動市役所、移動出張所の導入を検討する。

質問

移動市役所、移動出張所の導入は、三崎地区の市民だけでなく、市内の高齢者や交通不便地域の市民に対しても有効だと考えるが、市ではどのように考えているか。

政策部長

他の自治体の導入事例では、端末や機器類を搭載したワゴンタイプの車両による移動市役所の事例が見られる。例えばこのような手法を導入した場合は、日時を決めて交通不便地域などで移動市役所を開設することにより、これまでよりも窓口が近くなるなど、利便性のある出張所の展開が可能になることも考えられる。導入する手法については、高齢者や交通不便地域の市民の利便性という観点も含め検討していきたい。

質問

市民に対してはどのように情報を周知していくのか伺う。

政策部長

広報紙「三浦市民」やホームページ、公式LINEなどへの記事掲載を考えている。

質問

高齢者やインターネットを利用しない方への周知方法を伺う。

政策部長

高齢者やインターネットを利用しない方へは、先述した方法と併せ、チラシの全戸配布、市役所などの適宜の場所に配架をするという形が考えられる。

意見

市役所移転により三崎地区の住民が影響を受けることなく、快適に行政サービスを受け続けられるよう、移動市役所または移動出張所導入準備の具体的な計画を、なるべく早めに提示していただきたい。早めに提示することにより、常設の市役所、出張所が三崎地区からなくなることへの懸念を示している市民へも、安心感を得ていただけることへとつながると思う。今後も運用開始まで進捗状況について注視していく考えである。

12ページ 一般質問

自由民主党 かんだまゆみ

あったかいまち

子供を産み育てたくなるまち

質問 教育と福祉について

こどもまんなか政策の取組について伺う。

保健福祉部長

本市にとって重要な取組である。こども基本法に基づき、こども大綱の内容を反映した子供計画を本年度中に策定する予定である。

質問 療育の取組について

療育の基盤となる体制の整備を含め、児童発達センターの設置の検討について伺う。

保健福祉部長

発達に課題のある子供たちが特性に応じた環境の中で成長することは重要であり、児童発達支援センターの役割は大きい。療育体制の整備に向け検討したい。

質問 庁舎移転に伴う子ども課と教育委員会の配置について

関係する部署が同じフロアに集約され一元的にできる、新庁舎のレイアウト、部署の配置を伺う。

市長

新庁舎移転により利便性を向上させたい。関連する部署を近くに配置して移動距離を短くするとともに、職員間の連携を取りやすくする。

質問 下町活性化について

みうらよいちは令和元年以来5年ぶりの開催である。今年の特徴を伺う。

経済部長

地元の小学生にオリジナルの大漁旗を作成してもらい、その大漁旗から約120個のつり灯籠を作成し、昭和レトロ港町灯りのイベントとして同時開催することとした。

質問 木遣みこしパレードについて

各町内や地域のみこし8基が参加して大きな盛り上がりを見せた。今年の準備状況を伺う。

経済部長

市としては全面的に協力した経緯がある。地元に活力を持たせ、将来を担うみうらっ子に伝統や文化を伝承し、観光振興には貴重なイベントである。引き続き支援する。

質問 三浦国際市民マラソンについて

来年3月の大会は第40回大会である。具体的な取組を伺う。

経済部長

3月に開催した大会を終えて要望や意見が寄せられたので、できるだけ実現したい。

要望 庁舎移転に伴う諸問題について

三崎地区には多くの空き店舗がある。空き店舗を利用して出張所を開設することを要望する。

無所属 てらだかずき

公共交通

かなライド、路線バス等

質問

神奈川版ライドシェア「かなライド」は、利用者とドライバーがマッチングした時点で走行ルートや料金が確定するため寄り道できない。従って、複数人で利用しようとしても利用できない。この点を改善させなければならないが、行政ではどう対応しているのか。

政策部長

神奈川県、タクシー会社2社、アプリ会社と毎月運営会議を開催し、その場において、経由地についてのニーズがあること、アプリで経由地設定ができる改良を加えてもらうようアプリ会社に伝えている。

質問

今年の春から自動車運転者の労働時間等の改善のための基準が改正されたが、本市の路線バスの運行状況等においても影響が出ているのか。

政策部長

本年3月に実施した京急バスのダイヤ改正では、特に平日の運行本数の減少、最終バスの時刻の繰り上げが行われた。これは2024年問題の影響の他、運転手不足等に対応するためとの説明を受けている。

質問

路線バスは市民にとって大事な移動手段である。サービスの縮小は市民生活に大きな影響を与える。サービスの維持・確保に向けてどんな施策を講じているのか。

政策部長

三浦半島生活交通ネットワーク計画協議会に参画している。また、燃油高騰に対する支援事業を実施している。市民からの要望はその都度直接バス事業者に伝えるとともに、バス事業者と話をする機会には、路線バスのサービスに対する市の考えを伝えるようにしている。

質問

現在国では、地域の公共交通を守るために種々検討が進められている。本市においても将来的な公共交通の在り方について検討すべき時期にさしかかってきている。市では今後の公共交通の在り方についてどんなビジョンを持っているのか。

市長

まだビジョンとして取り組めていないが、いずれ近づく課題であると思っている。財政的な面の考慮も必要だが、具体的な住民の足としての機能をどうしていくかというのは、喫緊の課題として捉えていかなければならないと考える。

13ページ 一般質問

無所属 くさまみちはる

学校教育ビジョン

市民マラソン10キロ復活へ

質問

高抜バス停の安全対策確保について保護者から要望が出されている。バス停のスペースを拡幅することについて、令和7年4月の剣崎小学校、南下浦小学校の統廃合までに確実に解決されることが、教育ビジョンを提案した教育委員会の責務であると考えているが、いかがか。

教育長

児童の登下校の不便の改善については解決すべき課題であると強く認識している。令和7年4月の統廃合に向けて、しっかりとバス事業者、高抜バス停の土地所有者と協議を進めてまいりたい。

要望

剣崎小学校の保護者の方からは、統廃合で剣崎小学校がなくなり、南下浦小学校へ児童が安全・安心して登下校できる環境確保をすることが、切実な願いとして求められている。教育委員会には、統廃合までにこの課題を解決していただくことを要望する。

質問

三浦国際市民マラソン、10キロレースの復活についてである。第1回定例会において、私は、10キロレースを復活させて、参加者12,000人を目指し開催し、多くの方々に選ばれる魅力ある三浦国際市民マラソンの復活を目指していただきたいと提案した。その後の検討状況をお聞きする。

市長

廃止して8年がたった今でも10キロレースに対する根強い人気があることも認識をしている。エントリー数の確保に向けた手法の一つであることは確かなことである。安全・安心な大会運営はもちろんだがエントリー数の確保に向けた選ばれる大会づくり、魅力ある大会づくりのために、復活させる方向で検討を進めているところである。

要望

今度の第40回記念大会は、今後の三浦国際市民マラソンの開催に大きな影響を与える大会であると認識している。盛大に開催をしていただき、その後を見据え、選ばれる大会、魅力ある大会づくりを目指して、関係者の皆さんと知恵を絞って結果を出していただきたいという思いである。これからの検討をよろしくお願いする。

議会を傍聴してみませんか?

傍聴するには

  • 市役所本館3階の議会事務局へ
  • 受付用紙に住所、氏名、年齢を書く
  • 案内にしたがい傍聴席へ

傍聴中は

できないこと 飲食、撮影・録音

携帯電話 マナーモードに

してはいけないこと 会議の妨げになること(拍手、大きい声)

してよいこと「議会っておもしろいな」と思うこと(また来てくださいね)

三浦市議会の伝統が感じられる今の本会議場を見ることができるのは、あと7定例会です。

用語解説

ここを読んでから次のページに進むと、もっと議会の活動がわかった気持ちになるかも!?

検討会って

条例や規則で設置が決められていない任意の会議

その分、自由な活動や思い切った提案もできるんです

全員協議会って

会議規則に位置づけられた、議員全員がメンバーになる会議

全員で話し合うような大事な事柄が取り上げられます

議会報告会って

議会の活動を直接市民の皆さんにお知らせする機会です

皆さんに興味を持ってもらえる話題を一生懸命考えています

現地視察って

よい議論をするためには、まずは実際に見てみないと!

市内の農園や専門学校、ごみの処分施設などなど

14ページ 議会の活動

活動報告 ICT等検討会を設置しました

本市議会では、令和4年10月から議員全員がタブレット端末を持ち、議会運営や日々の議員活動を行ってきました。

今回、議員のスキルアップや議会活動へのさらなる活用を目指して、6月12日に検討会を設置しました。

まずは全議員を対象にアンケート調査を実施し、個々のタブレットの使用実態等を把握しました。その結果を踏まえ、操作スキルの底上げに必要なことや、新たなアプリの導入等の検討を今後進めていきます。

会長 せんだまさし

副会長 こばやしなおき

会員 いしざきゆうた みぞかわこうじ でぐちけいすけ もりやきゅういちろう

全員協議会 6月7日開催

議員が会議等を長期欠席した場合の議員報酬の減額等を定めた「三浦市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例」について、本市議会の運営の実態に合わせて条例の内容や運用を見直す必要性について協議しました。

議会報告会の開催に向けて

議会報告会については、現在、議会運営委員を中心に協議をしています。従前のやり方にとらわれない形で報告会の運営方法などの検討を行っています。その中で、例年10月としていた開催時期を、時間をかけて検討するために、今年度は翌年1月以降にすることを決定しました。報告会がより良いものとなることを目指していきます。

新庁舎建設等に関する検討会

令和8年4月に開庁予定の市役所新庁舎に関して、検討会で議論・検討を重ねています。6月定例会中の開催では、次の事項について協議・確認をしました。

  • 議場に導入する会議システムについて
  • 議会エリア内に設置を希望するものについて等

現地視察 チェルSeaみうら

6月17日、南下浦市民センター跡地に完成した子育て賃貸住宅や市役所出張所、図書館などの複合施設(愛称:チェルSeaみうら)を、市職員の説明を受けながら議員全員で視察しました。部屋を仕切って柔軟に活用できるコミュニティセンターの多目的室や、韓国スイーツが楽しめる1階のカフェなど、多様なニーズに応えられる施設となっていることを確認しました。

15ページ 議会の構成

議席を変更しました

  • 6月12日の本会議において議席を変更しました。

(議席番号)

1番 いしざきゆうた

2番 しもだたけし

3番 みぞかわこうじ

4番 でぐちまこと

5番 てらだかずき

6番 くさまみちはる

7番 でぐちけいすけ

8番 せんだまさし

9番 もりやきゅういちろう

10番 いしばしむつみ

11番 こばやしなおき

12番 ながしままりこ

13番 かんだまゆみ

  • 議席とは、議員が議場で座る席のことです。議員が会議で発言する際は、議長が議席番号を指名して許可することで発言できます。

役職等の変更

  • 総務経済常任委員会の委員長が交替しました。

総務経済常任委員会

委員長 ながしままりこ

副委員長 こばやしなおき

委員 みぞかわこうじ てらだかずき くさまみちはる せんだまさし

  • 議会運営委員会の構成が変わりました。

議会運営委員会

委員長 かんだまゆみ

副委員長 こばやしなおき

委員 いしざきゆうた くさまみちはる せんだまさし もりやきゅういちろう ながしままりこ

  • 会派構成が変わりました。

くさまみちはる議員が自由民主党を退会しました。

広告募集

みうら市議会だよりに掲載する広告を募集しています。議会だよりは、市内各世帯に配布するほか、市の施設や駅などにも置かれます。この機会にいかがでしょうか?

16ページ

9月定例会日程案

令和6年第3回定例会は、次の日程により開かれる予定です。

月 日

曜日

会 議 名 等

8月30日

金曜日

招集告示

9月3日

火曜日

議会運営委員会(日程・審議方法等決定)

6日

金曜日

本会議(一般質問)

9日

月曜日

本会議(一般質問)

10日

火曜日

本会議(一般質問)

11日

水曜日

総務経済常任委員会

12日

木曜日

都市民生常任委員会

17日

火曜日

決算審査特別委員会

18日

水曜日

19日

木曜日

20日

金曜日

24日

火曜日

27日

金曜日

本会議(議案審議)

※今定例会で審査する請願、陳情の提出期限は9月2日(月曜日)です。 

お家でも議会が見学できます!

本会議の映像をユーチューブで配信しています。

スマートフォンでも視聴できますので、ぜひ、議会の様子をご覧になってください。

※過去の映像は会議録が議会ウェブサイトに掲載されるまでご覧いただけます。

議員表彰

5月22日に開催の第100回全国市議会議長会定期総会で、次の議員が長く市議会議員を務めた者として表彰されました。また、6月12日の定例会初日の本会議開会前には、議場で議長から表彰状の伝達が行われました。

議員在職25年 いしばしむつみ 議員

編集委員コラム 編集委員 もりやきゅういちろう

三浦市民の皆様、いつも「みうら市議会だより」をお読みいただき、ありがとうございます。三浦市議会は、開かれた議会を目指し、皆様のご意見等を議会活動に活かすよう挑戦しています。私自身は1期生議員で、様々学びながら活動していますが、皆様からの「声を聴く、明日に活かす」をモットーに、今後も頑張ってまいります。暑い夏ですが、お体を大切にお過ごしください

議会だより編集委員会

委員長 でぐちまこと

副委員長 こばやしなおき

委員 いしざきゆうた でぐちけいすけ もりやきゅういちろう いしばしむつみ

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この記事に関するお問い合わせ先

三浦市議会 議会事務局
電話番号:046-882-1111(内線462・463)
ファックス番号:046-882-4457

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