みうら市議会だより第163号テキスト版(第2回定例会/令和7年(2025年)9月1日発行)

更新日:2025年09月01日

表紙 みうら市議会だより2025年9月1日 令和7年第2回定例会

表紙の写真「MiuraFunBeach三浦海岸」

(主な掲載内容)

  • 正副議長、常任委員長などの役職を改選
  • 三浦市役所の位置に関する条例を改正
  • 社会福祉協議会への不当介入及び情報発信等に関する調査特別委員会を設置

2~3ページ 委員会レポート

総務経済

専決処分の承認を求めることについて(市税条例の一部改正)

本案は、軽自動車税等に係る規定の整備等について緊急を要したため、専決処分したものです

(質疑の主な項目)

  • 原付の区分に125cc以下の新基準を設けた背景について

質問

新基準の原付と現行の原付との違いは。

答弁

性能は同等であり、登録時には50ccのものと同じナンバープレートと税率が適用される。

専決処分の承認を求めることについて(令和7年度三浦市一般会計補正予算(第1号))

本案は、価格高騰重点支援給付金給付事業の予算について緊急を要したため、専決処分したものです。

(質疑の主な項目)

  • 本補正による給付金の対象者数について

三浦市役所の位置に関する条例の一部を改正する条例

本案は、令和8年中に予定される市役所移転に向け、条例中に規定する市役所の位置を三浦市初声町下宮田5番地2に改めるものです

(質疑の主な項目)

  •  新庁舎での執務の開始時期について

質問

今後、移転先の地番が変わる可能性はないか。

答弁

道路整備等による分筆は予定されているが、市庁舎が建つ土地の地番が変わる見込みはない。

三浦市水道事業及び公共下水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例

本案は、市職員の仕事と育児の両立支援のため、制度の拡充や意向調査等に係る規定の整備を行うものです。

(質疑の主な項目)

  • 両立支援制度を利用する際の意向確認方法について

令和7年度三浦市一般会計補正予算(第2号)

本補正は、歳入歳出それぞれ41,233,000円を追加するものです。

(質疑の主な項目)

  • 安全確保のために行う公園設備の撤去について
  • 相談指導教室の移転理由について

質問

海業展開可能性調査を行うが、この具体的な内容は。

答弁

国の交付金を活用して業務委託を行うもの。北下浦漁港で海業に関するイベントやツアーなどを実施して、収益性、継続性、集客性を調査する

都市民生

専決処分の承認を求めることについて(国民健康保険税条例の一部改正)

本案は、国民健康保険税の減額措置に関する規定の整備について緊急を要したため、専決処分したものです。

質問

今回の改正で新たに減額の対象となった世帯数をお聞きしたい。

答弁

試算では、5割減額は23世帯、2割減額は21世帯である。

三浦市勤労市民センター条例を廃止する条例

本案は、当該施設をコミュニティセンターとして活用する方針に基づき、勤労市民センターを廃止するものです。

(質疑の主な項目)

  • 廃止及び改修後の施設の新たな用途について
  • 廃止に向けた指定管理者との協議について

 

損害賠償の額の決定について

本案は、配水管が破損し漏水が起こったことによる物品損壊等に対する損害賠償の額を定めるものです。

(質疑の主な項目)

  • 破損の原因について
  • 発生後の対応について

質問

被害を受けた物と同程度の物品を買い直すための金額と今回の賠償額に差が生じている理由は。

答弁

経年で価値が下がる物品は、被害にあった時点の価格で賠償額を算定しているためである。

令和7年度三浦市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

本補正は、歳入歳出それぞれ603,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を6,080,558,000円とするものです。

質問

地域介護予防活動支援事業費の増額理由は。

答弁

元気アップ教室の開催場所を増やすためである。

令和7年度三浦市水道事業会計補正予算(第1号)

本補正は、財源の組み換えをするもので、企業債を14,200,000円減額し、その分出資金を増額するものです。

(質疑の主な項目)

  • 財源を組み換えた理由について

財産の取得について

本案は、小、中学校に整備する学習者用コンピュータを購入するものです。

(質疑の主な項目)

  • 購入台数や財源の内訳について
  • 現在のタブレット端末から切り替える時期について

質問

端末の切り替えにより、児童、生徒の学習に影響は生じないか。

答弁

ソフトウェアやアカウントを継続して使用することで、学習の継続性が担保できる。

新たに提出された陳情

人口4万人未満の市で全国最高額となる本市議会議員報酬の妥当性検証を求める陳情書

趣旨

本陳情は、本市議会議員の報酬額の妥当性について検証を実施することを求めています。

でぐちかいち市長の社会福祉法人三浦市社会福祉協議会に対する政治介入等に対する調査特別委員会設置を求める陳情書

趣旨

本陳情は、でぐち市長が市長候補時にSNSで発信した発言の根拠を調査するための特別委員会の設置を求めています。

マイナ保険証の保有の有無にかかわらず、国民健康保険加入者全員に資格確認書を発行することを求める陳情

マイナ保険証の有無にかかわらず、国保加入者全員に資格確認書を発行する手続きを、行わせるための対応を求める意見書を国に対して提出することを求める陳情

趣旨

これらの陳情は、全ての国保加入者に申請を必要とせず確認書を交付すること及び国に意見書を提出することを求めています。

教職員定数改善の推進および教育予算の拡充を求める2026年度政府予算についての陳情書

趣旨

本陳情は、教職員定数の増員、教育に関わる人員の拡充及び教育予算の充実について、国に意見書を提出することを求めています。

国に防衛力強化の一環として、食料安全保障を重要視することについての陳情書

趣旨

本陳情は、有事に備えるため、食料の備蓄を大幅に増やすよう、国に意見書を提出することを求めています。

陳情書(調査特別委員会の設置を求める陳情)

趣旨

本陳情は、6月24日に地元紙に掲載された出来事に関係する市議会議員について調査する特別委員会の設置を求めています。

陳情の審査結果

7月定例会で審査を終えた陳情は、次のとおりです。

陳情の審査結果
所管委員会 件名 結果
総務経済 でぐちかいち市長の社会福祉法人三浦市社会福祉協議会に対する政治介入等に対する調査特別委員会設置を求める陳情書 了承できるもの
人口4万人未満の市で全国最高額となる本市議会議員報酬の妥当性検証を求める陳情書 審議未了
都市民生 教職員定数改善の推進および教育予算の拡充を求める2026年度政府予算についての陳情書 了承できるもの
令和7年度における「重度障害者医療費助成制度継続」についての陳情 審議未了
令和7年度における「障害児者、透析者を含む移動困難者に対する通院支援」についての陳情 審議未了
従来(紙)の健康保険証の発行存続を求める意見書提出の陳情 審議未了

 

「特別多数議決」を行いました。

今定例会において、市役所の位置に関する条例の改正議案が、全会一致で可決されました。

この議案は、住民への影響が特に大きい重要な案件として、特別多数議決が必要とされるものの一つです。

特別多数議決は、通常の過半数議決より多くの賛成者を要するもので、今回の議案は出席議員数の3分の2以上の賛成が必要となりました。議長も表決権を有するため、議長席で起立し、賛成の意思表示をしました。

4~5ページ 議会の構成

議席、委員会、会派の構成が変わりました

・7月10日の本会議において議席を変更しました。

(議席番号)

1番 もりやきゅういちろう

2番 てらだかずき

3番 でぐちけいすけ

4番 かんだまゆみ

5番 いしばしむつみ

6番 しもだたけし

7番 いしざきゆうた

8番 ながしままりこ

9番 せんだまさし

10番 こばやしなおき

11番 みぞかわこうじ

12番 くさまみちはる

13番 (欠員)

・議席とは、議員が議場で座る席のことです。本会議中、議員はここで決定した席に座りますが、議長は向かいの議長席に座ります。

 

名簿掲載に当たってのお知らせ

8月3日にでぐちまこと議員が逝去されたことに伴い、本号の記事作成時点で当該議員が就いていた役職の後任が決定していないところは「欠員」と表示しています。最新の名簿は議会ウェブサイトをご覧ください。

議席(議席番号)について

質問

議員が座る位置ってどう決まるの。

回答

会派でまとまるように話し合って決めてるんだよ。

質問

議席番号って何。

回答

議員が発言する時は議長が議席番号で指名するよ。議員名簿など色々な名簿は議席番号の順番になっているよ。

常任委員会、議会運営委員会の構成が変わりました

  • 常任委員会

・総務経済常任委員会

委員長 (欠員)

副委員長 みぞかわこうじ

委員 もりやきゅういちろう、ながしままりこ、こばやしなおき、くさまみちはる

・所管事項

市長室、政策部、総務部、防災危機対策室、経済部、会計課、監査委員、農業委員会、選挙管理委員会、公平委員会、固定資産評価審査委員会の所管に属する事項など

・都市民生常任委員会

委員長 しもだたけし

副委員長 せんだまさし

委員 てらだかずき、でぐちけいすけ、いしばしむつみ、いしざきゆうた

・所管事項

市民部、保健福祉部(福祉事務所を含む)、都市環境部、市立病院、上下水道部、教育委員会の所管に属する事項

  • 議会運営委員会

委員長 ながしままりこ

副委員長 くさまみちはる

委員 もりやきゅういちろう、でぐちけいすけ、いしざきゆうた、せんだまさし、こばやしなおき

  • 解説

常任委員会は所管事項に関する議案などの審査や調査を行います。

議会運営委員会はその名のとおり議会の運営に必要なことなどを協議、決定します。

どちらも「三浦市議会委員会条例」に定められている委員会です。この後の記事に出てくる特別委員会も同様ですが、議会だより編集委員会は、「委員会」という名前ですが同条例上の委員会にはあたりません。

会派の構成が変わりました

  • 自由民主党(4人)

代表 ながしままりこ

副代表 でぐちけいすけ

会計 せんだまさし

かんだまゆみ

  • 三志会(4人)

代表 くさまみちはる

副代表 みぞかわこうじ

会計 しもだたけし

いしざきゆうた

令和7年6月19日に新会派として結成されました。

  • 日本共産党(2人)

団長 こばやしなおき

副団長 いしばしむつみ

  • 公明党(1人)

団長 もりやきゅういちろう

  • 会派に属さない議員(1人)

 てらだかずき

・会派とは、同じ考え方を持って市議会での活動を行うために結成されるものです。議会内の役職や議席の配置等は基本的に会派をもとに決められています。

社会福祉協議会への 不当介入及び情報発信等に関する調査特別委員会

7月22日の定例会最終日に、7人の委員から成る「社会福祉協議会への不当介入及び情報発信等に関する調査特別委員会」を設置しました。

この委員会は、でぐち市長が市長候補時にSNSで発信した発言の根拠を調査するための特別委員会の設置を求める陳情書が提出されたことを設置の契機とするもので、社会福祉協議会への不当介入及び情報発信等に関する調査を行うことを目的としています。

なお、この陳情書は、総務経済常任委員会の審査において了承され、同委員会から議長へ、特別委員会設置の協議に係る申出がなされました。

また、第1回目の委員会が8月13日(水曜日)に開かれ、委員会で調査を行う事項や必要な資料に関する協議などが行われました。

  • 社会福祉協議会への不当介入及び情報発信等に関する調査特別委員会

委員長 くさまみちはる

副委員長 ながしままりこ

委員 もりやきゅういちろう、しもだたけし、いしざきゆうた、せんだまさし、こばやしなおき

6ページ 議会の活動

令和6年度決算審査特別委員会を設置

第2回定例会では、7人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、公営企業会計(病院、水道、公共下水道)の決算議案を付託しました。

今定例会では、これらの3議案は継続審査とし、次回の定例会で提出される予定の一般会計、特別会計(国保、後期高齢者、医療、介護、市場、三セク債償還)の決算議案と併せて委員会審査を行うことにしました。

・解説

公営企業会計は、遅くとも事業年度が終了して3か月を経過した後、最初に招集される議会に決算認定議案を提出することが法で定められています。今年は6月に市長選挙が行われたため、定例会がひと月遅れの7月に開かれました。このため、他の会計より先に3件の決算議案が提出されたものです。

  • 決算審査特別委員会

委員長 でぐちまこと(現在は欠員)

副委員長 みぞかわこうじ

委員 もりやきゅういちろう、でぐちけいすけ、いしばしむつみ、しもだたけし、せんだまさし

 

政治倫理審査会

市民から三浦市議会議員政治倫理調査請求書(対象はくさまみちはる議員)が提出されたことを受け、7月31日に三浦市議会議員政治倫理審査会が設置されました。

審査会では調査請求の適否や、政治倫理基準に違反する行為があったのか等を審査します。

第1回審査会は8月13日に開催し正副委員長の選出などを行いました

委員長 ながしままりこ

副委員長 しもだたけし

委員 もりやきゅういちろう、てらだかずき、でぐちけいすけ、いしざきゆうた、せんだまさし、こばやしなおき

 

市の対応を求める緊急申入れ

7月30日に発生したカムチャツカ半島付近での地震に伴い、本市においても津波警報が発令されました。

多くの方々が自主避難を行う中、当初市から避難先に関する発信がなく、一元化した避難者対応が取られていない状況がみられたため、市民及び市に滞在している方々の不安を解消し、身の安全を図れるよう、迅速な対応を市長へ要望しました。

傍聴のご案内

  • 傍聴するには
  1. 市役所本館3階の議会事務局で傍聴の申込をしてください。
  2. 受付簿に「住所」「氏名」「年齢」をご記入ください。
  3. 係員の案内に従い、傍聴席に座ってください
  • 次の事項をお守りください

・飲食や喫煙をしないでください。

・写真、動画などの撮影や録音をしないでください。

・携帯電話などは音が鳴らないように設定してください。

・会議中の発言に対して拍手や声を出すなど、会議の妨げとなるような行為はせず、係員の指示に従ってください。

(注意)第2回定例会では、大変多くの傍聴希望者があり、係員が数の把握をしきれずに混雑してしまった点がありましたことをお詫びします。

(注意)傍聴席の数には限りがあります。席数以上の来場があった場合は、傍聴できないことをあらかじめご承知おきください

7~13ページ 一般質問

一般質問とは、市政全般にわたって報告や説明を求めたり、疑問をただすことをいいます。

第2回定例会では、12人の議員が市政運営について市側の考えをただしました。

自由民主党 でぐちまこと

市長公約について

学校施設整備、SNS発信

質問

学校のグラウンド整備や校舎の雨漏り等に優先的に取り組むと言っていたが、現場を確認したのか。

市長

政治活動期間中に幾つかの学校を見た。議会終了後に全ての学校を視察する予定である。

質問

本件を公約にするに当たって、費用はどの程度かかると考えているのか。

市長

見積りを取っていないので、具体的な概算価格等は持っていない。

質問

各学校を見て予算が膨れ上がり、今の財政でやりくりができない場合はどうする考えか。

市長

優先順位の低いものは整備を見送る判断もあると思う。

質問

学校施設の長寿命化計画にはコストの記載があるが、ご存じか。

市長

詳しいコストは存じ上げていない。

質問

吉田市政のときも、学校施設の整備は厳しい財政の中でひとつずつ進めていく計画であり、議会としてもずっと取り組んできた。市長はそれを否定する発言をしてきたが、継続していくべきものではないか。

市長

学校施設の整備に関しては調査の不足があった。今後は、前市政における施策の経過も十分に参照しながら、施設の現状や関係予算等を十分調査して進めていきたい。

質問

選挙期間中にSNSで「三浦市社会福祉協議会の皆様へ」と題した配信をしたが、その意図をお聞きしたい。

市長

一般論としてハラスメントの防止を訴えたものである。

質問

社会福祉協議会から抗議文が提出されたが、どのように受け止めているのか。

市長

内容を精査した上で誠実に対応したい。今、精査中である。

質問

SNSの配信に当たって、事前に社会福祉協議会に情報公開などは求めたのか。

市長

特にしていない。

質問

独立した民間の団体に対し、市職員を入れるという介入の意図が伝わってくる記載もあったが、どうか。

市長

行政は、あくまで社会福祉協議会の自主性を重んじる立場であり、誤解を招く表現であったことはお詫びしたい。

(注意)この記事は議会事務局が作成しました。

 

 

三志会 みぞかわこうじ

新市長への質問

SNS配信について

質問

市長がSNSを通じて発信されたご自身の政策や取組に関する発言は公約の一部であるという認識か伺う。

市長

公約の一部であると考えている。

質問

その公約の一部である動画を削除した件について考えを伺う。

市長

動画の配信内容に至らない点、不適切な点があったという認識のもとに削除した。

質問

動画の削除については、誰かと相談して削除したのか伺う。

市長

削除した動画は2つあり、社会福祉協議会及び個人のプライバシーに関わるもの。後者の個人のプライバシーに関わるものは自身の判断で削除しており、社会福祉協議会に関する動画は、内容を市役所職員とも議論した上で、適切でないと判断し、削除に至った。

質問

SNSの動画で、旧三崎中学校跡地に1,000,000,000円の価値があると言っているが、その根拠を伺う。

市長

同じ城山における土地の取引価格について複数のウェブサイトで調べ、少なくとも1,000,000,000円程度の価値があるとの趣旨で発言した。

質問

令和5年12月8日に行われた総務経済常任委員会の議事録では、土地価格334,200,000円は一般財団法人日本不動産研究所の調査結果に基づいて算出されている。

議事録の確認をしていないのか伺う。

市長

この発言をする際、その議事録の確認をしたが、全て網羅できなかった。

質問

網羅できていないとはどういうことか伺う。

市長

そこの部分について確認できなかったということである。

質問

議事録を確認しなかったということか伺う。

市長

売却価格の部分について確認ができなかったということである。

意見

議事録を見ていれば、240,000,000円では安過ぎるという評価を下すのは難しい判断になる。事実確認を怠り無責任な情報発信を行うことは、市長という公の立場にある者として厳しく問われるべきである。市民は正確な情報に基づいて判断し、投票する権利を持っている。その権利をゆがめるような流言飛語や風説の流布は、断じて許されるべきではない。

 

日本共産党 いしばしむつみ

語り継ぐ平和

ごみの行方と廃棄物処理行政

質問

持続可能なまちづくりに平和は必須。改めて三浦市の平和行政の歩みを問う。

政策部長

昭和29年のビキニ事件の経験を踏まえ、平成3年に三浦市核兵器廃絶平和都市宣言を行った。翌年に折り鶴をモチーフとして同宣言記念碑を建立。平成26年に被爆アオギリ二世を小学生の皆さんと植樹した。翌年初開催の三浦ピースデー、市民まつりでの平和展示などの事業を通じ市民と共に核兵器の廃絶と平和の尊さを考える契機としてきた。

質問

三浦市は平成22年に平和首長会議に加盟し、被爆アオギリの提供も受けている。トップが交代しても平和首長会議の一員として活動していく事に変わりないか。

市長

平和首長会議は国内ほぼ全ての自治体が加盟しており、唯一の被爆国である日本の自治体が連携し、一丸となって核廃絶や平和の尊さを世界に訴えていくことは非常に意義深いことと考える。当然ながら、今後も同会議の一員として他の自治体と連携していく。

質問

ごみ処理行政は市民のくらしに直結する自治体の大事な仕事のひとつ。市長選の真っ最中も、市長が交代しても、ごみ処理の現場や担当はたゆまず、連日の暑さの中で働き続け、動き続けている。

昨年12月、市は「ごみダイエット大作戦水切り集中プログラム」を策定した。可燃ごみの水分率が高いと何が問題か。

都市環境部長

水分率が高くなると、焼却効率が低下し焼却処理コストが上がり、CO2の排出増加につながる。また横須賀市とのごみ処理広域化以降、ごみ処理経費はごみ量割を用いて両市が負担するので、水分もごみ量に算定され、その分経費が増加することになる。

質問

持続可能なまちづくりのためには、自分の出したごみはどう集められ処理されどこへ運ばれるのかを考える市民を増やすことが大事。

水をごみにしないキエーロの経験交流は。

都市環境部長

キエーロ利用者交流会は計画中。利用者から事例や写真などを集め、チラシにして市民まつりなどで紹介する取組もしている。

公明党 もりやきゅういちろう

市長の施政方針は

公園安全管理、市民の孤独対策

質問

市長が市長選の公約に挙げていた主要施策について、1.新海業プロジェクト、2.学校教育ビジョンの見直し、3.コミュニティバスの運行、4.防災、減災対策の強化について、考えを伺う。

市長

1.地域経済の活性化に必要かつ重要な事業であると認識。事業提案の内容非公表が不透明。施策等を説明する市民懇談会等を検討したい。

2.教育委員会と今後しっかり丁寧に議論を重ね、総合教育会議等で合意形成を図っていく。学びの多様化学校の枠組みを活用した探究型学習のモデル校の設立を目指し、また、1中学校区1小学校については、複式学級になった際の統廃合が現実的な形と考えている。

3.公共交通機関の運行減少傾向の現状において、高齢者をはじめ市民の新たな移動手段として、コミュニティバスの導入は有効な対策。具体的な検討を進めていく。

4.公助については、市職員の防災スキルの向上を図る。また、避難所生活でのストレス対策や災害関連死予防のため、床マットやプライバシー確保等に必要な資機材を速やかに準備していく。

要望

2.については、三浦の子供たちのためにという視点が最優先。様々な意見で子供たちが振り回されてはならない。今後の議論や検討を見守るが、子供ファーストのスタンスで進めて欲しい。

質問

公園の藤棚の金属パイプが落下し、小学生にけがを負わせる事故が発生。事故の未然防止が重要だが、専門知識がない市民からの通報に依存するのは困難では。また、子供の遊び場確保が重要。

都市環境部長

市民の目視による異常発見に加えて、市職員による点検と業者委託による点検を実施し、事故を未然に防止すべく安全管理に努めていく。市民の多様なニーズを把握し、反映した公園整備に取り組んでいく。

質問

三浦市の高齢者の一人暮らし世帯の割合は、近隣市町に比べて高い割合。民生委員の不足により、訪問相談等のケアが十分ではない。今後は。

市長

若い方が民生委員を知り、興味を持てるようなアプローチを考える。他自治体の取組などを研究し、職員と協議し、現場の実態を踏まえ、最適な取組を考えていく。

無所属 てらだかずき

三浦しみんひろば

現状と今後

質問

三浦しみんひろばは、市営下宮田住宅跡地に整備が予定されている。当初は、建物を解体し、更地になった時点で地権者に土地を返還する予定であったが、どういう経緯があって土地を借り続ける判断をしたのか。

総務部長

当該用地は、幹線道路に面した一団の土地であり、観光スポットにも近接する交通アクセス性がある。富士山を一望できるなど三浦らしさを実感できる立地でもある。この環境を活かし、レクリエーション施設、産業と連携したシティセールス機能、大規模な駐車場を整備することで、市民の生活に潤いを与えながら、三浦の魅力をより多くの人に発信していきたいと考えたことから利活用することにした。

質問

令和6年度は当該用地で何が行われたのか。

総務部長

令和7年2月5日から3月2日まで三浦海岸桜まつり臨時駐車場として利用した。

質問

令和6年度中に具体的な事業手法を決定し、募集要項を作成する予定であったが、それは叶わなかった。なぜなのか。

総務部長

民間事業者への事業化可能性調査では、当該用地が市街化調整区域であることから土地に対する制限があり、施設を建設することが難しく、収益性も乏しいとの声があった。また、事業化するためには、給排水等のインフラ整備は市側で実施してほしいなど、市の負担が大きい提案であり、その内容について検討する必要があったことが理由である。

質問

当該用地は、桜まつり時の臨時駐車場としてしか利用されていない。多額の賃借料を支払っている。仮に当該用地を購入するとなれば土地購入費が発生する。実際に事業化すれば、整備費用などで財政に与える影響は大きい。募集要項も作成できない中、活用の方向で進んでいいのか。見直すべき時期ではないか。

市長

将来的な市の費用負担を考えると、事業の見直しを含め、借用している土地を地権者に返還することも選択肢の一つとして捉えている。

意見

事業見直しの判断を下す材料は揃っている。事業の見直し、土地の返還を一刻も早く決断することを求める。

自由民主党 でぐちけいすけ

でぐち新市長と対話

三浦のために為すべきこととは

質問

私も議員で終わる訳ではなく市長の席を狙っている。議員と市長ではできる事に差があるのは認識しているはず。政治を担う時、責任と覚悟が発生するが7つの政策、全て市長が考えたものか。

市長

私が考える主体だが三浦市に住まう様々な方にアドバイスを頂いた。

質問

政策の不透明な部分、十分に議論が必要な部分が散見された。選挙中に誤解を招くSNS発信もあった。過去に戻る事はできないが市民に理解してもらえるよう市長になった後でも真摯に発信してほしい。また、市職員はよしだ前市長を送る時もでぐち新市長を迎える時も同じ対応をした。市職員は三浦をどうにか衰退させぬよう尽力していると思うが、今この場で市民や職員に説明、伝えることはあるか。

市長

初登庁以来、行政経験のない私に職員は非常に献身的なサポートをしてくれ本当に感謝している。不正確な情報発信、また事実関係の認識が不足している発信については広く市民に対して何らかの形でしっかりお伝えして、至らなかった点はお詫びすべきと考える。

質問

座右の銘は。

市長

子どもの頃好きだったのは他山の石という言葉。これは人の行いを見て我が身の行いを正すという意味。また、人間万事塞翁が馬という言葉が好き。これは辛い事があれば、今後良い事もあるから落ち込むな、逆に良い事があった時は有頂天になるなという趣旨。

意見

私の座右の銘は、「Who is right,but What is right,is the importance.」(誰が正しいかじゃなくて何が正しいかが重要という意)である。市長であるから正しい、議員であるから正しい、父親であるから正しいではない。人間であれば誰もが間違える。大事なのは間違えた後にどう正すか。組織はルールで動くものであって役所もそうだが、その役所を構成する人は感情で動く。人間はやはり感情で動く生き物である前提で、敵とか味方とか選挙ではいろいろあったが、地方自治は二元代表制であり、よりよい三浦をつくるため議論を重ねていく場がこの議会。お互い三浦のために、手を取り合うところは手を取り合い、意見が違うところはとことん議論していきたい。

三志会 しもだたけし

新しい取組は?

高齢者施策について

質問

学校給食の無償化について、自民、公明、維新の三党は、小学校から学校給食の無償化を始めると考えているようだが、市長がおっしゃっている給食費の無償化は小学校、中学校同時に無償化するのか。

市長

小学校、中学校同時に無償化するかどうかは、現段階では決めていない。仮に令和8年度に国の無償化制度が小学校先行で開始され、中学校無償化が遅れた場合でも、任期中には中学校給食の無償化についても実現したいというふうに考えている。

質問

子ども部を設置するのか否か伺う。

市長

現段階で判断することはできないが、これまでの議論への理解をさらに深めつつ引き続き検討させていただきたいと考える。

要望

給食費無償化の話も、子ども部設置の話も、のんびりしていたら任期が終わる。スピード感をあげることが大事だと思う。給食費の無償化なんかは、前市長もやりますということだったので、検討を改めてする必要もないと思う。私だったら教えてもらう。市民のためとなるならば、迅速に対応していかないといけないと思う。

質問

コミュニティバス導入の検討に当たり収支の試算等はしているのか。また、三浦市で導入を行うことが現実的と考えているのか。

市長

収支の試算等はしていない。検討に当たって地域公共交通計画を策定するとともに、関係者の皆様の意見を丁寧に伺いつつ、既存の公共交通機関とのバランスに十分考慮しながら検討を進める必要がある。その上で他自治体での取組事例なども参考にしながら、コミュニティバスの施策が合理的、現実的になるよう検討を進めていく。その際には経費の面でも合理的、現実的な施策となるよう検討を進めるとともに、料金の設定のほか国や県の補助金の活用も併せて検討する。

要望

議論を振り返ると、検討しますという話だけで進まない。これは当たり前のことでもある。事柄によっては、前に進まないものも多い。多選が駄目というが、20年でできないことがそれ以降で進むのか。そういったものもあるのだと市長には理解を頂きたい。

日本共産党 こばやしなおき

老人センター改修

新海業、病院、勤労センター

老人センターの改修を!

質問

老人福祉保健センターの利用者数は

保健福祉部長

昨年度は、速報値で7091人だった。

質問

建物は、耐震性が確保されているのか

保健福祉部長

平成19年度に耐震改修工事を実施しており、耐震性は確保されている

新海業プロジェクト

質問

事業計画案が提出され内容の確認作業を行っているが、内容確認を終えた後に、事業計画案を一般公開するのか

市長室長

興和グループや関係機関等との協議を経て、適切な時期に公開していく。

質問

事業計画案では、約1000台の駐車場が確保されているのか?

市長室長

駐車場は、事業用地内で約1000台の計画になっている。

市立病院の充実を!

質問

外来患者数を増やすには予防医療に取り組むことが効果的だが、どのように考えているか

病院事務局長

外来患者数を増やすには、健診の受診者数を増やすことが重要と考えている。

意見

予防医療、健診に取り組めば、病気の早期発見、早期治療になることもあり市民の命と健康を守ることができる。

勤労市民センターの活用

質問

今年度中に改修工事を行う予定だが、工事着手と完成予定について伺う。

市民部長

10月から工事を開始し、来年7月末には完了する見込みである。

意見

改修工事が終わり全体的にリニューアルされ、快適な施設になることを期待する。

 

自由民主党 せんだまさし

安心できるまち

防災、防犯対策について

質問

今年度の総合防災訓練の会場と実施について伺う。

防災危機対策室長

今年度の総合防災訓練は、城ヶ島公園を中央会場とし、11月9日に実施をする予定である。

質問

今年の訓練の特色等を伺う。

防災危機対策室長

今年度は、県市合同総合防災訓練「ビッグレスキューかながわ」と題し、神奈川県と合同で訓練を実施する予定である。

自衛隊や米軍といった組織の力を活用したものや、医療部門が一体となって医療救護活動訓練を実施するという特色がある。その他、三浦市の地域特性を鑑み、津波対策や孤立化対策について、より重点的な訓練の実施を計画している。

質問

防犯対策について市長の基本姿勢を伺う。

市長

市民が安心して安全に生活できる環境を整えて市民の暮らしを守っていくということは、市として責任があり、防犯に関する施策への取組は非常に重要であると認識している。

犯罪対策の中心を担う警察や関係機関等と引き続き連携して、市としても防犯に関する施策に積極的に取り組んでいきたいというふうに考えている。

質問

令和6年と令和5年に市内で発生した特殊詐欺の件数を伺う。

防災危機対策室長

市内で発生した詐欺件数は、令和6年は15件、令和5年は19件であった。

質問

市民への特殊詐欺被害の注意喚起はどのように行っているのか伺う。

防災危機対策室長

三崎警察署生活安全課からの依頼により、安全、安心メールと市の公式LINEを活用し、注意喚起を行っている。

質問

犯罪被害者支援の取組について、これまで犯罪被害者への支援はどのように行っているのか具体的に伺う。

防災危機対策室長

市で対応している各種相談の中に犯罪被害者相談があり、具体的な支援が必要と思われる場合には、県、警察、民間支援団体の3者で構成されている「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を案内しているが、相談対応以外の市としての直接的な支援の実施は行っていない。

三志会 いしざきゆうた

自治会運営の課題

新市長の公約と認識について

質問

自治会運営における本市の課題認識について伺う。

市民部長

役員の成り手不足や高齢化についての課題を聞くことが多い。また、会費の徴収等も負担が大きいと伺っている。

意見

自治会が抱えるさまざまな課題に対し、自治会の独立性を尊重しつつも、行政としてどのような支援が可能かをゼロベースで再検討する必要がある。まずは各自治会の運営状況について、詳細な実態調査を実施すべきだ。また、既存の区長会ホームページの活用を含め、ICTの推進を支援することも不可欠である。行政として、自治会運営の持続可能性という本質的な課題に、真摯に向き合っていただきたい。

新市長の公約と認識

質問

ボーナスおよび退職金の全額返上を掲げた市長の公約ビラには「三浦市の衰退が続いても市長報酬は変わりません」との記載があるが、前市長の任期中に報酬等の削減実績はなかったのか。

総務部長

厳しい財政状況を踏まえ、一定期間において給料月額や退職手当等の減額が行われた実績が複数ある。

質問

かなりの報酬が削減されていたと思うが、公約の説明ビラを作成する上で、この事実を認識していたのか。

市長

一つ一つの減額の事例を認識して発言したわけではない。ミスリードがあったということについては反省したい。

意見

でぐち市長は情報の裏取りを怠ったまま、前市政を一方的に否定し、市民に誤った印象を与えかねない投稿も行ってきた。全議員が表立ってでぐち市長候補を支援できなかったのは、政局や議員の利害といった類の話ではなくて、単純にでぐち市長候補の姿勢や資質に疑問符をつけざるを得なかったからだと思う。

私はあらゆる垣根を越えて、オール三浦でこのまちをよくしていきたいと願っているからこそ、世論の分断を煽るかのようなでぐち市長の戦い方には、全く共感ができなかった。これまでの言動を深く反省し、今後、政治家としての道義的責任を果たすことを強く要望する。

自由民主党 ながしままりこ

観光振興について

賑わいのあるまちづくり

質問

探究型モデル校について、既存の教育課程において探究型学習はどのように行われているのか伺う。

教育部長

探究的な学びは、学習指導要領において、総合的な学習の時間を中心に、理科や社会など様々な教科等に位置づけられており、市内の各学校で実践されている。

質問

三浦市には教育相談室もあるのに、選挙公約で探究型モデル校の新設を掲げた理由を伺う。

市長

教育によって自治体としての魅力を創り出すことを訴えてきた。三浦市の小中学校に通学する子供たちに魅力のある教育環境を整え、特色のある教育を打ち出すことで、対外的な市のアピールにつながるなど、相乗的な効果が期待できると考える。

質問

7月12日に三浦市が開設した三浦海岸海水浴場の海開きが行われた。賑わい創出企画運営業務は株式会社ニッポン放送に委託しているが、来年以降も持続可能な海水浴場とするためにどう考えるのか伺う。

経済部長

昨今の猛暑やレジャーの多様性から、海水浴場を整備しただけでは、多くのお客様にお越しいただくことが難しいため、にぎわいづくりの取組を株式会社ニッポン放送に業務委託した。持続可能性を高めていくには、税負担に頼らない収益構造の構築が不可欠であり、事業実施を通じて三浦海岸海水浴場の価値を再び高めることや課題や費用、収入などを精査し、整備、管理運営方法をブラッシュアップしていくこと、地元の事業者とも協働して、ビーチエリアだけではなく街に経済効果を生み出すことが必要と考える。

質問

今後、年間を通じた海岸の利用に関わるルールづくりも必要になってくると考えるが、市の考えを伺う。

経済部長

海岸でのにぎわいを通年に拡大する中で、利用者同士がトラブルや事故なく楽しめるよう、共通のルールやマナー啓発など、一定程度の取組は必要と考える。将来的には、他の事例研究や海岸管理者である神奈川県との協議を進める必要があると認識している。

三志会 くさまみちはる

市長の基本姿勢

後援会ニュース等公約について

質問

旧三崎中学校跡地について、常任委員会の議事録の中では334,290,000円、これが評価額である。それに対し1,000,000,000円と評価額を意図的につけたことについてお聞きする。

市長

宅地として一般的に取引されている額をインターネット等で調べて計算して、1,000,000,000円程度と表現している。意図的につけたというご指摘には当たらないと思っている。

質問

議事録を見たらそんな誤解は生まれない。土地の規模が大きいこと、「一般的な住宅等の土地価格とは違う形で評価されている」と明記されている。

市長

議事録を十分確認できていなかったことに尽きる。

質問

一般の住宅等土地の価格とは違うと議事録に書いてある。大規模な土地だから通常価格より若干低めの評価だと議決している。これを算出した職員は自信を持ってこの金額を出してきている。それを市長は1,000,000,000円だと言って否定している。職員に対してどういう思いであるのか伺う。

市長

確認が不足していた。それによって誤った情報を発信してしまったことについては反省している。

質問

これが虚偽じゃなくて何になる。240,000,000円を1,000,000,000円と比べて、一般市民に「こんな値段で安く売っている」と発言をしている。

市長

私自身その情報が不足しており、結果として情報に誤りがあった。このことは真摯に受け止めて反省している。

質問

自分で計算したと言っている。これは市長が意図的につくったということになるのでは。

市長

投稿では私自身の情報が不足しており、結果として情報に誤りがあった。

質問

この件で職員が非常に嫌な思いをしている。市長として、今この三浦市のトップとしてどう考えているのか。その担当者に謝ったのか伺う。

市長

結果的に職員の仕事に対して、誤った情報に基づいて批判してしまった。そのことで皆様の仕事を否定する形になってしまったことについては、本当におわびしたいと考えている。

議会ウェブサイトのご案内

一般質問や委員会審査の全文が載っている会議録の閲覧、検索のほか、定例会の日程や議案の審議結果など、議会に関する情報を見ることができます。

14ページ 定例会、審議結果

本会議での議案等の審議結果

全員賛成で議決した議案(注意)議長は表決に加わらない

議案

第46号 専決処分の承認を求めることについて
第47号 専決処分の承認を求めることについて
第48号 専決処分の承認を求めることについて
第49号 三浦市役所の位置に関する条例の一部を改正する条例
第50号 三浦市水道事業及び公共下水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例
第51号 三浦市勤労市民センター条例を廃止する条例
第52号 損害賠償の額の決定について
第56号 令和7年度三浦市一般会計補正予算(第2号)
第57号 令和7年度三浦市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第58号 令和7年度三浦市水道事業会計補正予算(第1号)
第59号 財産の取得について

意見書案

第1号 教職員定数の改善と教育予算の拡充を求める意見書

可決した意見書(概要)

教職員定数の改善と教育予算の拡充を求める意見書

学校現場においては、多様な背景を持つ子供たちへの支援が必要であり、スクールカウンセラーなどの教育に関わる人員の拡充が求められている。

小学校では教科担任制の対象が拡大されたが、現在いる教員を振り替えて配置しているため、教員数の増加にはつながっていない。学級担任が療養休暇等に入った際には、代替教員の不足により担任不在のまま教育活動を行う事態が起こっている。

さらに、学校教育施設における環境改善や学校、通学路の安全確保等を図るためには教育予算の拡充が不可欠である。

よって、国においては、これらの課題を解消し子供たちの豊かな学びを保障するため、教職員定数の増加や令和8年度予算編成での教育予算の拡充を強く要望する。

 

(提出先)内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣

15ページ 次回定例会

9月定例会日程案

令和7年第3回定例会は、次の日程により開かれる予定です。

9月定例会日程案
月日 曜日 会議名等
9月1日 月曜日 招集告示

3日

水曜日 議会運営委員会(日程、審議方法等決定)
8日 月曜日 本会議(一般質問)
9日 火曜日 本会議(一般質問)
10日 水曜日 本会議(一般質問)
11日 木曜日 総務経済常任委員会
12日 金曜日 都市民生常任委員会
17日 水曜日 決算審査特別委員会
18日 木曜日
19日 金曜日
22日 月曜日
24日 水曜日
25日 木曜日 社会福祉協議会への不当介入及び情報発信等に関する調査特別委員会
30日 火曜日 本会議(議案審議)

(注意)今定例会で審査する請願、陳情の提出期限は9月2日(火曜日)です。

お家でも議会が 見学できます!

本会議の映像をユーチューブで配信しています。

スマートフォンでも視聴できますので、ぜひ、議会の様子をご覧になってください.

(注意)過去の映像は会議録が議会ウェブサイトに掲載されるまでご覧いただけます。

 

表紙写真の紹介

議長の神田眞弓です。

今回の表紙写真は、MIURA FUN BEACH三浦海岸です。

(開設期間:7月12日(土曜日)から8月31日(日曜日)まで)

広い砂浜とアクセスの良さを活かして新たなビーチの魅力を創出するため、株式会社ニッポン放送の協力の下、たくさんの企業、団体の参加がありました。安全な遊泳エリアに加え、音楽イベントやビーチスポーツ、地元グルメなど様々なイベントが企画されました。

MIURA FUN BEACH三浦海岸のロゴに込められた思い、楽しい=「FUN」の「U」の文字は人が手を挙げて楽しんでいるように見える。そして「U」をひっくり返すと、なんだか「A」にも見える。家路に帰る時、「あぁ楽しかったな、もう一度来たいな!」と思っていただける、三浦海岸のファン=「FAN」になってくれることを願ってこのロゴは生まれたそうです。

2年ぶりに開設された三浦海岸海水浴場がきっかけとなり、たくさんの観光客、地元の皆様に訪れていただき、1980年代の三浦海岸海水浴場が戻ってくることを願い、市民の皆様もこの暑い夏を乗り切っていただけますように願っております。

16ページ

議長、副議長就任のご挨拶

このたび議長と副議長に就任しました、かんだまゆみといしざきゆうたです。

日頃から市議会の活動にご理解を賜り、感謝申し上げます。これからも市民皆様の声を真摯に受け止め、身近に感じられる「開かれた議会」を目指してまいります。

また、市政の監視役としての役割を強く認識し、政策や予算が適正かつ効率的に執行されているかを厳しくチェックし、是々非々で議論をしてまいります。

活力ある三浦市のために全力で取り組んでまいりますので、皆様のご支援をお願い申し上げます。

でぐちまこと議員の逝去を悼む

でぐちまこと議員は、令和7年8月3日に逝去されました。

でぐち議員は平成19年の市議会議員選挙に当選して以来、5期にわたり市議会議員として活動され、43代三浦市議会議長や議会運営委員長などを歴任し、市政の進展に多大な貢献をされました。ここに謹んで哀悼の意を表します。

議員表彰

5月20日に開催の第101回全国市議会議長会定期総会で、次の議員が永年勤続者として表彰されました。

また、定例会初日には、議場ででぐち議長から表彰状の伝達が行われました。

議員在職10年、ながしままりこ議員

編集委員コラム 委員長 かんだまゆみ

毎日、暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今定例会では議長、副議長はじめ各常任委員会等の改選がありました。

三浦市議会では、「開かれた議会」をめざしてそれぞれの議員が活動しています。

議会だよりを通しまして議会の活動等を正確に分かりやすくお伝えして、市民の皆様と議会をつなぐ架け橋にしたいと思います。

議会だより 編集委員会

委員長 かんだまゆみ

副委員長 いしざきゆうた

委員 もりやきゅういちろう、てらだかずき、でぐちけいすけ、いしばしむつみ、しもだたけし

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この記事に関するお問い合わせ先

三浦市議会 議会事務局
電話番号:046-882-1111(内線462・463)
ファックス番号:046-882-4457

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