【観光解説板】屁っぷり坂
相模のや三浦三崎は屁の神を
赤き旗立て祭れるところ
ここ過ぎて幾たび涙落しけむ
一尺の赤き鳥居の光
この坂は急勾配のうえ、舗装される以前は赤土でした。そのため雨のあとなどは滑らないようにと、這うようにしてのぼり、腹に力が入り思わず放屁してしまったのかもしれません。
正しい名は尾上坂(おがみざか)と言い、かつて源頼朝が歌舞島に遊覧した際、三崎の人達はこの坂の上から拝んだのだともいわれています。
この歌は、坂の上り口左側にある屋敷稲荷や、坂の上の小さな天満宮(現在の天神町の名の由来といわれています。)に里人が奉納する赤い旗を面白く詠んだものといわれています。
また、この坂は、白秋が歌集『雲母集(きららしゅう)』の姉妹編となる詩集『畑の祭』の散策に、のぼらなければならない難儀な道でもあったわけです。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日