【観光解説板】北条
橋をわたりてつくづくおもふこれぞ
このいづこより来し水のながれか
雲雀啼く浦の廓の田圃みち
行けばさびしもまだ日は暮れず
このあたりは当時、北条花街のあったところで一帯は田圃に囲まれ、秋には蝗の飛び交う畦道や、狭塚川の清流に鰡や鮎のおどる田園風景がありました。
白秋は九州の水郷柳川育ち。この「橋をわたりてつくづくおもふ・・・」の歌は、一筋の流れに郷里への断ち難い思いを詠んだもので白秋の望郷の心情をうかがうことができます。
眼鏡橋を中にわたして茶屋三戸
ここの廓は日の照るばかり
白秋が水の流れに思い魅かれるのも、彼が少年時代に生家をめぐる川の流れに数々の思い出を残しているからです。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日