【観光解説板】大椿寺
大きなる椿の樹ありあかあかと
ひとつも花を落とさざりけり
山椿照りしずもれる真昼時
小僧むっつりと坂下り来も
大椿寺は源頼朝三崎三御所のひとつ、椿の御所の跡であり、白秋の居を構えた異人館が近くにあり、よく散歩に訪れています。
この寺が大椿寺ぞと入り来て
寂しと出でぬ日暮を二人
この歌は、三崎を去った白秋が十年の後に前田夕暮と再びこの寺を訪れたときの一首です。しかし、そこには白秋が一家をあげて移り住んだ異人館はすでになく、隣の屋敷もまた人手に渡る有様で、いつに変わらぬ大椿寺だけが、ひっそりと白秋を迎えたのでした。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日