【観光解説板】遊ヶ崎
しんしんと夕さりくれば城ヶ島の
魚籠押し流し汐満ちきたる
城ヶ島さっとひろげし投網の
なかに大日くるめきにけり
遊ヶ崎は鎌倉時代、源頼朝が遊覧のおり諸将と共に宴席などを催したところからその呼び名が生まれたといわれ、白砂の美しい海岸で埋立て以前は海水浴場となった時代もあります。
三崎港を隔てた向ヶ崎に住んだ白秋は、朝に夕に、月齢に応じた汐の干満に、詩境を展開していったのでした。
さんさんと海に抜手を切る男しまし
目に見え昼ふかしも
海峡の自然に誘われ、その魅力に沈潜してゆく姿や、遊ヶ崎に遊泳する人々の躍動に、白秋の心の描写がうかがえます。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日