【観光解説板】小松ヶ池
この大沼は「小松ヶ池」あるいは「お松ヶ池」といい、古くから里人の間にこの沼にまつわる物語が語り継がれています。
むかし、この辺りがまだいくつかの小さな田に分かれていた頃、お松という働き者の嫁が一人田植えに励んでいました。
お松は意地悪の姑に一人ではとても無理なほどの田植えを言いつけられました。
すでに太陽は西山にかくれようとしているのに、田植えが終わらず、困り果てたお松は天を仰いで「あと半刻あれば田植えを終わるものを」と嘆き悲しみました。すると不思議なことに西山へ沈もうとした太陽がにわかに数尺も高く東へ戻り、おかげでお松は無事に田植えを終えることができました。しかし、その時、あたり一面は深い泥沼と変わり、お松は水に呑まれてしまいました。
それからというもの、雨の多い年が続き、やがて、この一帯はごらんのような大沼になったといわれています。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月12日