【観光解説板】金光恵比寿尊
遠い昔のこと、或る夜、金田湾の海上に異様に光るものを通りがかりの漁夫が見つけ、これを怪しんで身を寄せて拾い上げたところ黄金の恵比須像であったので、大漁満足の瑞兆と喜び、持ち帰って草庵を建ててお祀りしました。村人がこぞってお守りしていたところ、一人の旅僧が現れて、
「この地の相を観ずるにまことに寿の海、福の田なり、海の幸を護るにこの恵比須尊あり、よろしく五穀豊饒を司る地蔵尊を勧請すべし。しからば、この里の栄ゆること量りなかるべし。」
と地蔵尊を恵比須尊と併せて祀るように村人に告げて去りました。そこで村人は天文十七年(1548)に鎌倉光明寺の伝設大和尚を招いて開山とし、草庵を現在の地に移して金田山地蔵院円福寺としたと伝えられています。
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更新日:2024年03月12日