スカベンジ活動(クリーンアップ・プロジェクト)SDGsアクション!

更新日:2023年10月12日

このページでは、スカベンジ活動(クリーンアップ・プロジェクト)の概要等について掲載しています。
スカベンジイベントの最新の開催情報及び過去の開催実績は下記リンクをご覧ください。

スカベンジ活動(クリーンアップ・プロジェクト)事業の概要

スカベンジ活動とは?

遠くに海と岩礁の見える海岸際の丘でゴミ拾いをする人たちの写真

三浦市に住んでいる方、また、遊びに来てくださるお客様にとっても、まちが綺麗であることは大切なことです。
「スカベンジ(scavenge)」という言葉をご存知でしょうか。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは「ごみ拾いをする」という意味の英語です。この言葉が注目を浴びたきっかけは、愛知県で開催された2005年日本国際博覧会(通称「愛・地球博」)のイベントとして、学生を中心とした若者たちが企画した『地球☆スカベンジ大計画!』が取り上げられ、オープニングで「スカベンジ☆フォーラム」が開催されたことです。現在、この「スカベンジ」は若者を中心とした多くの人々から強い関心を集めています。
三浦市でもこの「スカベンジ」を市民文化として広く、普及・定着させ、綺麗なまちづくりを目指していきたいと思います。
「クリーンアップ・プロジェクト」とは、この「スカベンジ」を頻繁に実践することによって、綺麗なまちを維持しようという事業です。

キャッチフレーズ『ライフスタイル美うら宣言』

私たちのライフスタイルに環境美化活動を取入れ、綺麗な街並みを実現することを目指すという意味で、このプロジェクトのキャッチフレーズを「ライフスタイル美(み)うら宣言」と定めました。

ライフスタイル 美うら宣言

クリーンアップ・プロジェクトの『キーワード』

本プロジェクトは、下記の3つのキーワードを基本に進めてまいります。

  1. ネットワーク(人と人との繋がりで広がる活動)
  2. エンターテイメント(辛いのではなく、娯楽性を持った活動)
  3. 協働(市民・学生・民間企業・自治体が協働する活動)

市の取組み

平成18年度から実施している継続事業として、主に次に掲げる事柄を重視しています。

  1. 民間企業等と協働し、社会貢献活動としてのスカベンジイベントの開催
  2. 流行発信や新たなスカベンジの提案者である大学生によるスカベンジの実施
  3. 従来から長く地域で実施していただいている、スカベンジ活動を本市の「クリーンアップ・プロジェクト」とし、広く一般の方の参加を呼びかけ実施するための活動
  4. 身近な環境問題について考える大切な環境学習の実践の場として、小学校や中学校にもスカベンジ活動に取組んでもらうように呼びかけを行なう。

「クリーンアップ・プロジェクト」は平成18年度から実施の事業ですが、それ以前から地域清掃として、地域の皆様がスカベンジ活動に取組んでいただいています。

スカベンジをライフスタイルの中に取入れて、ごみのない綺麗なまちを目指すため、一番基礎となる地域清掃に多くの方が参加していただくことが重要だと考えています。

市内の細かな場所や裏通りなど、地域の実態を一番よく存知の、そこにお住まいの皆様の地道な清掃活動によってこそ、「クリーンアップ・プロジェクト」の目的は達成できると考えます。
そのため、地域清掃の実施状況や予定について把握して、その中で特色ある取組みの紹介や地域統一クリーンデーなどの情報を伝えることができるようにし、さらに、スカベンジが実施されていない地区にもスカベンジの輪が広がっていくようにPRに努めていきたいと考えています。

ごみが散乱している場所では、さらにごみが捨てられたり、犯罪行為が起こりやすい環境になると言われています。街を綺麗に保つという習慣を地域で実現して行きましょう!皆様のスカベンジ活動への参加をお待ちしています。

SDGsとの関連について

SDGsとは?

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable-Development-Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国連目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave-no-one-behind)ことを誓っています。

SDGsのロゴと17のゴールが表記された説明図

スカベンジ活動とSDGsとの関連

14海の豊かさを守ろうと書かれ、白色の波と魚の描かれた青色のバナー

SDGsの14番目のゴールは「海の豊かさを守ろう」です。

このゴールに関連し、神奈川県は平成30年9月に「かながわプラごみゼロ宣言」をし、本市もこの宣言に賛同しています。(詳細はページ下部をご覧ください)

平成18年度から継続的に実施しているスカベンジ活動は、この宣言に沿うとともに、SDGs14番目のゴールを具現化する事業と認識し、市として推進しています。

関連情報

公益財団法人かながわ海岸美化財団

公益財団法人かながわ海岸美化財団は、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸までの約150キロメートルの自然海岸の美化を目的として、平成3年4月1日に設立されました。
行政、企業をはじめ、大勢の方々のご協力を得て、海岸清掃や美化啓発、ボランティアによる活動の支援、海岸美化に関する調査など、さまざまな事業を進めています。

「かながわプラごみゼロ宣言」―クジラからのメッセージ―

海洋汚染が今、世界規模で大きな社会問題となっています。2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。

SDGs未来都市である神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組みます。

プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収などの取組を、市町村や企業、県民とともに広げていくことで、2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指します。また、こうした取組を通じて、SDGsを多くの方々に「実感」していただけることを期待しています。

SDGsについての国、県の取り組み

リターナブルビン

三浦市内の小売店約60店舗では、リターナブルビンの回収を積極的に行い、資源の有効利用と、ポイ捨て防止に取組んでいます。協力店には、PRポスターが掲示されています。

関連リンク 続きを表示する スクロールすると続きが表示されます

この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 都市環境部 環境課
電話番号:046-882-1111(内線289・296・297・298)
ファックス番号:046-881-0148

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