「熱中症」を予防しましょう。

更新日:2024年07月17日

「熱中症」に関するアラートが法律に位置付けられました。

気候変動適応法が改正(令和6年4月1日施行)され、より深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、これまでの「熱中症警戒情報」に加え一段上の「熱中症特別警戒情報」が創設され法律に位置付けられました。

【運用期間:4月第4水曜日~10月第4水曜日】

「熱中症」に関するアラートは、暑さ指数(WBGT)により熱中症リスクが非常に高い気象条件が予測される際に環境省・気象庁より発表されるものです。

神奈川県における暑さ指数(WBGT)観測地点は、海老名、横浜、辻堂、小田原、三浦の5カ所となっています。

※ 暑さ指数(WBGT)=湿球温度×0.7+黒球温度×0.2+乾球温度×0.1

「気温」に加え「湿度」「日射・輻射熱」などの要素をもとに算出する指標であり、体への負担をより正確に捉えた指標になります。

環境省や気象庁のページで確認できます。

熱中症

〇熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表されたら

広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が 生じるおそれがあるおそれがあります。自分の身を守るためだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命 を守ってください。

具体的には、全ての方が自ら涼しい環境で過ごすとともに、高齢 者、乳幼児等の熱中症にかかりやすい方の周りの方は、熱中症にかか りやすい方が室内等のエアコン等により涼しい環境で過ごせているか 確認してください。

また、校長や経営者、イベント主催者等の管理者は、全ての人が熱中 症対策を徹底できているか確認し、徹底できていない場合は、運動、外 出、イベント等の中止、延期、変更(リモートワークへの変更を含む。) 等を判断してください。

今まで普段心掛けていただいている熱中症予防行動と同様の対応では不十分 な可能性がありますので、今一度気を引き締めていただいた上で、準備や対応 が必要です。

 

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が発表された場合に開放する、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定しました。外出中に危険な暑さに見舞われた際など、一時的な避難場所として利用できます。三浦市の現在の指定暑熱避難施設は下記の表となります。また、クーリングシェルターの施設には下記のようなステッカーを貼っています。

熱中症とは

「車内に放置された子供が重体」「農作業中に倒れた」「運動後に気分が悪くなった」等、熱中症で病院に運ばれるケースが例年発生しています。

私たちの体は暑い時に汗をかき、体温を低下させて環境に適応しようとしますが、高温環境下にさらされると、汗によって体から水分や塩分が失われていきます。

その結果、筋肉のけいれんや失神などを引き起こし、体温が著しく上昇します。

このような状態が熱中症で、死に至る可能性のある病態ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができ、応急処置を知っていれば救命できます。

熱中症を正しく理解し、予防に努めてください。

マスク着用時の注意点

  • マスク内の湿度が高めとなることから喉の渇きを感じにくくなります。こまめな水分・塩分補給に努めましょう。
  • マスク着用時は、体内の熱がこもりやすくなる場合があります。通気性の良い衣服の着用や換気等により適切な体温維持に努めましょう。
  • 夏季の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。熱中症のリスクを考慮し、マスクを外すようにしましょう。

エアコン使用時の注意点

換気は大切です。エアコン等使用時でも窓や換気扇等で空気を循環させましょう。

どんなときに熱中症になりやすいのか

気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調が良くない、暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響とが重なることにより、熱中症の発生が高まります。また、冬においても、インフルエンザ等の感染症に伴う嘔吐や発熱、下痢等により体内の水分や塩分バランスが崩れることで熱中症となる場合があります。

熱中症になりやすい条件

なりやすい環境

  • 気温が高い、湿度が高い
  • 風が弱い
  • 日差しが強い
  • 照り返しが強い
  • 輻射熱が強い
  • 急に暑くなった
  • 熱波の襲来
  • マスク着用時

なりやすい場所

  • 運動場
  • 体育館
  • 建設・工場現場
  • 浴室
  • 日陰のない場所
  • 閉め切った車内や室内など

なりやすい人

  • 高齢者、障害児・障害者、子ども
  • 下痢などで脱水状態にある人
  • 肥満の人
  • 厚着をしている人
  • 普段から運動をしていない人
  • 暑さに慣れていない人
  • 病気の人、体調の悪い人

輻射熱(ふくしゃねつ)

太陽光や地面からの照り返しなどのように高温の物体から直接・間接に受ける放射エネルギー

高齢者の注意点

熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。

高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。

  • 温度計を部屋の見える位置に設置するなどして、室温が28度を超えないようにしましょう。
  • のどの渇きが起こらなくても、早め早めに水分を補給しましょう。
  • 1日1回汗をかく運動をして、体力づくりすることをお勧めします。

高齢者向けリーフレット

小児・幼児の注意点

小児・幼児は体温調整機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。

晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、大人以上に暑い環境にいます。

子どもだけを車内に残して車を離れるのは、外は暖かい程度でも車内は非常に危険な温度まで上昇しますので、わずかな時間でも非常に危険です。

  • 顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、涼しい環境下で十分な休息を与えましょう。
  • 通気性の良い、吸湿・速乾素材の服装を選択し、環境条件に応じてウェアの着脱を適切に指導しましょう。
  • 水をこまめに飲ませましょう。
  • 日ごろから適度に外遊びを奨励し、暑熱順化を促進させましょう。

どんな症状があるか

高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気やけんたい感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。

熱中症の分類と症状
分類 症状
軽症 めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り(痛い)・大量の発汗など
中等症 頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感など
重症 意識障害・痙攣・呼びかけに対し返事がおかしい・真っすぐに歩けない・高体温など

現場での応急措置

熱中症を疑ったときには、死に直面した緊急事態であることをまず認識し、現場ですぐに涼しい環境へ避難し、体を冷やし始めることが必要です。

熱中症の症状が見られたら、早めに応急処置を行い、対処してください。

熱中症が疑われる人をみかけたら

  1. 涼しい場所へ避難させる。
  2. 衣服を脱がせ、身体を冷やす。
  3. 水分・塩分を補給する。
  4. 医療機関へ搬送する(自分で水分を飲めない、改善しない場合)。
  • (注意)意識がない、返事がおかしいときは、直ちに救急隊を要請しましょう。
  • (注意)意識障害があるときに、経口で水分を入れるのは、誤って気道に流れ込む可能性がありますので禁物です。

日常生活での注意事項

熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。

また、暑くない季節から日常運動をして汗をかく機会を増やしていれば、夏の暑さに負けない体になっていきます。

節電を意識するあまり健康を害することのないよう、気温や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。

熱中症の予防法

熱中症の予防法
対策 主な内容
水分・塩分補給
  • こまめな水分・塩分の補給(高齢者、障害児・障害者の方は、のどの渇きを感じなくても、こまめな水分補給に加え、適度な塩分の補給を。)
熱中症になりにくい室内環境
  • 扇風機やエアコンを使った温度調整(エアコンを使わずに我慢していると熱中症につながる恐れがあります。)
  • 室温が上がりにくい環境の確保(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
  • こまめな室温管理、WBGT値(WBGT値:気温、湿度、輻射熱から算出される暑さ指数で、熱中症予防のために運動や作業の強度に応じた基準値が定められています。)の測定
体調に合わせた対策
  • こまめな体温測定(特に体温調整が十分でない高齢者、障害児・障害者、子ども)
  • 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却
外出時の注意
  • 暑い日は決して無理をしない
  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
声かけ
  • 熱中症になりやすい環境での、熱中症注意喚起の声かけ(特に体温調節の十分でない高齢者、障害児・障害者、子どもに対して)

熱中症予防に関するマニュアル、リーフレット

関連サイト

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この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 保健福祉部 健康づくり課
電話番号:046-882-1111(内線370・371・372・373)
ファックス番号:046-882-2040

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