三浦市立小・中学校の適正規模・適正配置及び学校施設の活用に関する基本方針
三浦市教育委員会は、平成20年1月に学校関係者や学識経験者及び市民を交えた三浦市立小中学校教育環境検討委員会から「三浦市立小中学校のより良い教育環境のために」の提言を受けました。
この提言に基づき、平成21年3月に「三浦市立小・中学校の適正規模・適正配置及び学校施設の活用に関する基本方針」を策定しました。
この基本方針には、学校が小規模化した場合の適正化措置の基準や方策について、以下のように示しています。
三浦市立小・中学校の適正規模・適正配置及び学校施設の活用に関する基本方針 (PDFファイル: 308.1KB)
適正化措置実施の基準
小学校…複式学級(注釈)が生じた時
- 通学の距離や時間、体力的な面に配慮、また、地域における学校の役割に考慮し、現在の学校配置を維持します。
- 小規模校においては、学校行事を通した意図的・計画的な学校交流などを実施し、児童・生徒が幅広い触れ合いの機会を持つことができるよう教育活動の工夫を行います。
- 「複式学級」の設置が想定される状況になったときには、適正化に向けた検討を行います。
(注釈)複式学級…学年ごとに学級を編成するのではなく、複数学年で1学級にする学級編成のこと。「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律」において、小学校の場合、1年生を含む時は8人以下、それ以外では16人以下が基準とされています。
中学校…複数学年で単学級となった時
- 地域との関わりや地域における学校の役割を大切にしつつも、小規模化に伴い教科指導の専門性が確保できない状況になったときには、中学校の適正化に向けて取り組むこととします。
適正化措置の方策
- 小規模校への対応として、まず、通学区域の見直しを行うことで解消できないか考えます。
- 小規模校への対応として、通学区域の見直しでは解決できないときには、隣接校との統合を検討します。
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更新日:2022年12月22日