【観光解説板】八景原
八景原の春の光は極みなし
涙ながして寝ころびて居る
八景原の崖に搖れ搖るかづらの葉
かづらに照るあきらめきれず
三崎哀傷歌の一連の歌です。
八景原は当時、城ヶ島、油壺に勝る景勝の地として知られていました。
明治の頃ここの断崖から遊女などが投身自殺をしたこともあって、この先の崖上に供養塔が建てられています。
白秋はこの歌を詠んで以来、三崎を訪れた時には、必ずこの八景原に足を運んでいます。
前田夕暮が白秋と遊んだ、「半島の早春」に次の一文があります。
「一天晴れたり、酒をたづさえて吾等八景原に遊ぶ。白秋君は朝酒をなみなみと杯に湛えては乾し、さらになみなみと潮のように満たしては・・・」
大正十二年二月八日のことでした。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日