【観光解説板】ウミウ展望台

更新日:2024年03月13日

三崎城ヶ島は鵜の鳥島よ

潮のしぶきで鵜が育つ

展望台より望む、赤羽根海岸東側の崖には、毎年十月下旬になると、ウミウ、ヒメウが遠く千島列島から渡来し、翌年の四月まで見ることができます。
約千羽にも及ぶ鵜の乱舞は、冬の城ヶ島の風物詩であり、白秋もまた野生の瑞々しさに深い関心を寄せ、その足跡が島中にあり、多くの創作活動をみることができます。

城ヶ島の白百合の花大きければ

仰ぎてぞあらんあそびの舟は

城ヶ島のウミウ・ヒメウ及びクロサギの生息地
神奈川県指定天然記念物(地域指定)
昭和三十五年五月三十一日指定

赤羽根海岸の東側に続く本の下の断崖は、幅約三百メートル、高さ三十メートルにわたり、波打ち際からの垂直の崖が人を寄せつけないことから、鵜の群れのよい生息地となっており、冬季の生息地として、その地域が指定されています。
ウミウ、ヒメウはウ科に属する海鳥で、海上を泳ぎ、潜って魚を捕り餌としています。ウミウはこの習性を利用して鵜飼に使われていることで有名です。両種とも冬鳥として渡来し、四月以降に本州北部、北海道以北に渡り繁殖します。繁殖期に近づくと足の付け根に白斑が見られます。クロサギ(サギ科)は、留鳥として生息し、磯や干潟で餌をとります。城ヶ島でも繁殖が確認されており、本種の分布の北限と考えられています。

(観光解説板の内容を掲載しています。)

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