【観光解説板】白秋詩碑案内
雨はふるふる 城ケ島の磯に
利休ねずみの 雨がふる
雨は真珠か 夜明の霧か
それとも私の 忍び泣き
舟はゆくゆく 通り矢のはなを
濡れて帆あげた 主の舟
舟は櫓でやる 櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気
雨はふるふる 日はうずぐもるる
舟はゆくゆく 帆がかすむ
大正二年(一九一三年)五月、白秋は家族とともに東京から三崎に移り向ヶ崎に新居を構えます。
大正三年(一九一四年)三月まで十ヶ月ほどの三崎時代ではありましたが、この間多くの作品が残されています。
三浦三崎には、市内各所に白秋の足跡があり、まさに白秋詩魂のふるさとということができます。「城ヶ島の雨」は、大正二年に白秋が舟歌として作詩し、これに梁田貞が作曲しできた作品です。
この詩碑は、白秋の筆跡を彫り、昭和二十四年(一九四九年)七月、ここから五十メートル東の磯に建てられ、のち現在地に移されました。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日