【観光解説板】安房崎と州の御前
安房の国といえば当地より望見する南房総一帯をいいますが、その安房に向く岬という意味から安房崎の地名がついたといわれております。
海のかなたにあこがれる人の心は昔も今も変わりありませんが、往時この岬に立って海越しに安房の国を眺めた人の想いはどのようであったでしょうか。
洲の御前社は三崎の海南神社の祭神藤原資盈の家臣四郎を祀ったといわれていますが、この祭神は、石を噛み砕き鉄を爪で切るほどの勇猛大剛なので、始め洲荒御前と称したといわれます。
境内には、源頼朝が洲の御前社参詣の折に催した宴に使った楊子を挿したのが育って周囲三メートル余にもなった「びゃくしん」の大樹がありましたが、貞享三年(一六八六)四月大風の日、自然発火して焼失したと伝えられています。
安房崎の「はな」は海中に突出した磯のため浅瀬が多く、航行する船舶の難所であったため、昭和三十七年現在ある白亜のスマートな無人灯台が設置されました。
※この解説板に記載の灯台は、現在建て替えられ県立城ケ島公園内にあります。
(観光解説板の内容を掲載しています。)
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更新日:2024年03月13日