【観光解説板】菊名左衛門重氏の墓

更新日:2024年03月13日

菊名左衛門重氏は、明治二十七年(1894)に出版された村井弦斎著小説「桜の御所」に登場する人物です。
重氏は、戦国時代に三浦道寸義同の武将としてここ菊名を所領した武勇のすぐれた人であり、同時によく領内の治政を行い領民からその徳を慕われていました。
そのころ、伊豆に興った北条氏との戦いは次第に激しくなり、永正のある年(16世紀初め)義同の幼児虎王丸が敵の手にとらわれたので、重氏はその奪還をはかってわずかな手勢とともに敵中に入り、大いに奮戦しましたが力尽きことごとく討死にして果てました。
後年、重氏の武勇とその道徳をたたえて村民が、この碑からほど近い菊名の海岸近くに社を建ててこれを祀り「浜の宮」とよんでいましたが、大正十一年(1922)改めてこの地に移されたものです。

(観光解説板の内容を掲載しています。)

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