【観光解説板】福寿寺と三浦義村公

更新日:2024年03月13日

この寺は岩浦山福寿寺と称し、臨済宗鎌倉建長寺の末寺であります。開山は慶叔大考禅師大和尚で、建暦二年(1212年)三月、開基は三浦大介義明の孫に当たる三浦駿河守義村で、寺は正治二年(1200年)三月建立とされています。
御本尊は聖観世音菩薩で、行基菩薩の作と言われています。寺宝として、三浦義村が愛用したと伝えられている鞍、鐙、脇差等が保存されています。
三浦氏は、源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの間、一族を挙げて頼朝を援け、強い信頼をえていました。この時期の三浦氏は北条氏を凌ぐ勢力で、義村は三浦氏の最も隆盛の時代を築いた人であります。
寿永三年(1184年)二月、一の谷の鵯越の山路で迷った時、日頃信仰していた南向院の地蔵菩薩が義村の馬首に現れ、義村を導き、頂上に至るや「この坂を下るべし」とのお告げを得て、叔父義連等と坂を馳せ下って大勝を得たと伝えられています。この有難い地蔵をいつしか勝軍地蔵と呼ぶようになったと伝えられえています。

(観光解説板の内容を掲載しています。)

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