市長コラム(令和2年度)
第176号 新型コロナワクチン接種について【令和3年3月1日発行】
2度目の緊急事態宣言は、3月7日までが期限となっておりますが、三浦市内の感染状況は減少傾向にあります。これも市民の皆様の感染防止対策の積み重ねによるものだと思います。感謝を申し上げると共に、引き続き、緊急事態宣言の解除に向け、また解除された後も、感染防止対策の徹底をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策の重要な施策の一つであるワクチン接種については、まず、高齢者の方に対し、4月から平日と日曜日に集団で接種を行う計画を立案し、三浦市民3月号や回覧板によるお知らせの準備を進めて参りましたが、2月24日に厚生労働省から神奈川県へのワクチン供給量の予告があり、計画の見直しが必要となりました。そのため、三浦市民3月号等の訂正について全戸配布をさせていただいております。市民の皆様を混乱させる結果となってしまい大変申し訳なく思い、深くお詫び申し上げます。
今後の接種の予定や申込方法につきましては、ワクチンの供給状況を確認し、三浦市医師会と調整を行った後、改めてお知らせをいたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、持病がある方等は、早めにかかりつけ医にご相談の上、接種をご検討ください。
例年この時期になりますと三浦海岸の河津桜がきれいに咲き誇り、多くの観光客でにぎわいますが、今年の三浦海岸桜まつりは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。とても残念ですが、来年は三浦海岸の桜を皆様に楽しんでいただけるように、感染防止対策の実施や、ワクチン接種事業に取り組んでまいります。ご協力をお願いいたします。
第175号 緊急事態宣言発出中です【令和3年1月28日発行】
2度目の緊急事態宣言に対する市民の皆様のご協力に感謝します。
緊急事態宣言中は、引き続きのご協力をお願いします。
- 生活に必要な場合を除いて、外出の自粛、特に20時以降の不要不急の外出は自粛していただくよう強くお願いします。
- 感染リスクが高まる「5つの場面」を避け、テレワーク、時差出勤など感染を防ぐ取組を徹底してください。
新聞報道等でご存知の方もいらっしゃると思いますが、三浦市立中学校において、複数の感染者が発生し、感染拡大を防ぐため、1月29日(金曜日)まで休校にしております。再開は2月1日(月曜日)の予定です。
市としては、学校における基本的な感染対策をこれまで以上に徹底し、児童生徒の安心、安全を守ったうえでの教育活動の実施に万全を期していきます。なお、当該校における生徒の心のケアについても丁寧に取り組んでまいります。また、ご本人・ご家族の人権の尊重、個人情報保護については市民の皆さんにご理解・ご協力をお願いします。
多くの市民の皆様にとって、ワクチン接種がいつからどのような形で行われるのかが大きな関心事だと思います。国の動向がメディアで知らされておりますとおり、スケジュールや方法がなかなか定まらない状況ですが、市としては、医師会と緊密に連携し、接種方法について調整を図っております。また、短期間に多くの方に接種していただくため、周知方法、受付体制、会場の確保等様々な準備が必要です。担当課である健康づくり課を中心に全庁的に役割分担し、準備体制を整えました。日程等詳細が決まりましたら改めてお知らせいたしますので、しばらくお待ちください。
新型コロナの終息には、まだしばらく時間が必要です。それまでの間は、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い、換気など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
第174号 令和3年のお正月は静かにのんびり過ごしましょう【令和2年12月28日発行】
例年とは大きく異なる状況で迎える新年となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い換気など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
感染拡大を食い止めるため、皆様一人ひとりが「うつらない・うつさない」との強い思いで感染防止に取り組むことが重要です。
毎年たくさんの人出で賑わうお正月ですが、今年は初詣の時期をずらすなど、3密を避けることにご留意いただき、ご家族でゆっくりお過ごしいただくなど、静かなお正月としていただきますようお願いいたします。
現状では、いつ誰が感染してもおかしくない状況となっており、不運にも感染してしまうことがあったとしても、それは過失でもなければ罪でもありません。
もし、身近に感染された方がいらっしゃる場合には、決して誰かを特定させるような言動や誹謗中傷等はしないでください。
世界中の誰もが、それぞれの場所で感染拡大を防ぐために頑張っています。こういう時こそ、それぞれが思いやりをもって接することが大切です。
これまで私が市政に対する基本的な考え方として発信してきた言葉の中に、「YESからのスタート」という言葉があります。これは、厳しいときだからこそ行政として様々な課題に対し、前向きに取り組む姿勢が大切だという思いを表現した言葉です。
コロナ禍にあっても、常に前向きに市政を推進していきたいという思いには変わりありません。
この新たな年を希望の年とするため、現在苦境のなかで頑張っておられる多くの市民の皆さまとともに、コロナに打ち勝つため、引き続き前向きに、全力で奮闘してまいります。
第173号 ステージ3警戒宣言が発出されました【令和2年12月1日発行】
寒く乾燥する季節になってきました。3密を避けましょう
全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、神奈川県内でも11月26日には過去最多となる254人の新たな感染が確認されました。神奈川県内の医療提供体制のひっ迫具合は極めて深刻で、特に重症者については、病床のひっ迫が深刻になってきました。
そこで、11月27日に神奈川県知事は、県内の感染状況が2番目に深刻なステージ3.に近づいているという危機感を県民と共有するため、「ステージ3.警戒宣言」を発出し、県民総ぐるみによる感染防止対策徹底への協力をよびかけました。
三浦市においても11月30日現在で累計31名の方の感染が確認されています。市民の皆様にはこれまでも感染防止対策に取り組んでいただいており大変感謝しております。より強い対策が求められるステージ3.に至らないよう、改めて私からも3つのお願いをいたします。
- 身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いに加え、乾燥する時期となりますので、加湿、うがいも実践してください。
- 3つの密「密閉」「密集」「密接」を避けてください。寒い時期となりますが、換気にも取り組んでください。感染防止対策取組書
- 会食をする際には、「感染防止対策取組書」(注釈)の掲示がされていない場所には行かず、大人数や長時間を避けるとともに、おしゃべりする際にはマスクの着用をお願いします。
なお、三浦市立病院では、12月1日から新型コロナウイルス遺伝子検査(LAMP法=ランプ法)を開始します。これにより、今まで保健所が行ってきた遺伝子検査の結果判定に翌日までかかっていたものが、原則検査当日に結果判定ができるようになることから、より迅速な診断治療が可能となります。
また、医療保険の対象外となりますが、無症状の方を対象とした検査も12月15日から行い、検査結果証明書を発行しますので、お仕事で必要な方や不安のある方はご相談ください。
皆様の引き続きのご理解とご協力をお願いします。
(注釈)「感染防止対策取組書」とは事業者や飲食店等が「感染防止対策」に取り組み、感染防止対策の内容を店頭等に表示して利用者の安心につなげているものです。
第172号 新型コロナウィルス感染症対策と社会経済活動の両立【令和2年11月1日発行】
今年は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、市内の多くのイベントが中止を余儀なくされました。三浦市最大のイベントである三浦国際市民マラソンにおいても規模の縮小など開催に向けて対策を検討しましたが、残念ながら中止することを決定しました。一日も早く新型コロナウィルス感染症が収束し、以前のような活気あるイベントが開催できることを切に願うばかりです。
一方で、このコロナ渦においても、少人数のグループであったり、自家用車で来られたりするなど、3密を避ける形で観光客の皆様が徐々に三浦市へ戻ってきているように感じています。最近では以前のように、市内をレンタサイクルで気持ちよさそうに走られている観光客の方々も多く見かけるようになりました。
また、毎年恒例の「三崎まぐろ祭り年末ビッグセール」は中止となりましたが、三崎朝市協同組合により12月29日及び30日に「朝市年末特別大売り出し」が開催されることとなりました(両日とも早朝5時から12時まで)。ビッグセールと比べ規模を縮小し、手指消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など、新型コロナウィルス感染症対策を講じたうえで開催されます。会場へお越しの皆様には、感染拡大防止対策へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の収束は未だ見通せない状況ですが、少しずつ社会経済活動は戻りつつあります。ここで、今一度基本に立ち返り、一人ひとりが感染しない、感染させないための行動をとることが重要です。そして、ウィズコロナ時代を乗り切っていきたいと思います。
第171号 コロナ禍におけるインフルエンザ予防接種について【令和2年10月1日発行】
例年、秋から冬にかけては、季節性インフルエンザの流行が懸念されます。今年は未だ新型コロナウイルス感染拡大が収束していない状況下にもあり、今後の生活について、不安を感じている市民の方々も多いことと思います。
国では、季節性インフルエンザの流行に備えて、今年は過去5年で最大量のワクチンを供給する予定とのことですが、より必要とされている方に確実に届くように協力要請がされています。
具体的にはワクチン接種時期について、65歳以上の方はお早めに接種していただき、それ以外の方は10月26日以降に接種をしていただくよう、私からもお願いをいたします。
なお、今年度に限り、65歳以上の市民の方は、全額公費負担(無料)で予防接種を受けることができ、また、60歳から64歳の市民の方は、予防接種を受ける際に、1,000円の補助をさせていただきます。
令和2年度 インフルエンザ予防接種をぜひ受けましょう (PDFファイル: 725.1KB)
より多くの方に予防接種を受けていただき、インフルエンザによる発熱を未然に防止することで、医療機関への受診機会そのものを減らし、ひいては、コロナ禍における医療現場の負担軽減や感染リスクの低減に繋げていきたいと思います。
目下のところ、神奈川県では感染拡大注意を促す神奈川警戒アラートが継続され、警戒が必要な状況が続いています。新型コロナウイルスの収束に向けては、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いという基本的感染対策などを始め、一人ひとりのご理解ご協力が必要となりますので、皆様に改めてお願いを申し上げます。
第170号 今こそ、三浦で「地産地消」を!!【令和2年9月1日発行】
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今夏は、市内5か所の海水浴場(三浦海岸、大浦、和田、荒井浜、横堀)が開設中止となり、夏の風物詩である「三浦海岸納涼まつり花火大会」「みうら夜市」も中止となりました。三方を海に囲まれた三浦市としては、海に関わる夏のイベントが中止となることは大変残念な事です。しかし、これは関係者の皆様で協議し、市民の皆様の健康と安全を第一に考えた苦渋の決断です。これからも市民の皆様には、感染症拡大防止のための取組を引き続き徹底して頂きますよう重ねてお願い申し上げます。
また海水浴場の閉鎖に伴い、この夏の海辺の安全安心を確保するため、「三浦市特定海岸対策協議会」が設置され、市も参画しキャンペーンやパトロールを実施いたしました。おかげさまで大きな事故等もなく、参画頂きました関係団体の皆様には改めて御礼を申し上げます。
さてこの長引くコロナ禍で、三浦市では、今夏の集客が落ち込み、売り上げが大幅に減少している市内の飲食店などでの消費を促し、経済を早期に回復することを目的として、プレミアム付き商品券「みうらグルメチケット(地元応援)」の販売に向け三浦市観光協会を中心に準備を進めているほか、「みうらおもてなしバスツアー補助事業(バス1台に対して日帰り5万円、宿泊10万円を補助する予定)」を行います。
「みうらグルメチケット(地元応援)」は、市民の皆様には市内全戸に申込みはがき付きの案内チラシを送付し、プレミアム率100%(5,000円で、10,000円分のお食事などが楽しめます。)と大変お得な商品券でございます。
是非この機会に、地産地消に取り組み、おいしい三浦の食を堪能し、三浦市の魅力の一つである「食よし」を再発見していただければと思います。
第169号 台風に備えご自宅が安全な場所にあるか確認をお願いします【令和2年8月4日発行】
毎年、8月から10月にかけては、豪雨や台風が発生しやすくなります。三浦市役所では、7月31日(金曜日)に台風シーズンに備え、災害対策訓練を実施し、各部の役割を再確認いたしました。
市民の皆さまもニュースでご存知と思いますが、今年は、梅雨の内から全国的に豪雨の被害が続いています。三浦市では、豪雨や台風などの状況により、市民の皆さまの安全を確保するため避難所を早めに開設することにしています。昨年、台風19号が関東地方に上陸した際には、直前の台風15号の経験もあり、多くの市民の方が早めの避難行動をとられました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大が収束していない状況下では、避難所での密集した環境が感染リスクとなる懸念があります。
避難所の開設にあたっては、換気や滞在スペースの確保などの感染防止対策に取り組みますが、市民の皆さまにおかれましては、今のうちに、下記の避難行動判定フローに基づきご自宅が安全な場所にあるか、ハザードマップで確認してください。避難とは『難』を『避』けることです。もし、ご自宅が安全でなかった場合は、安全な避難先として親戚や知人宅がないか検討をお願いします。
また、避難所へ避難する場合は、次の3つのポイントについてご留意ください。
- マスク・消毒液・体温計が不足しています。できるだけご持参ください。
- 市が指定する避難所の開設状況については、三浦市ホームページで確認してください。
- 豪雨時の屋外の移動は車も含めて危険です。早めの避難をお願いします。
全国的にコロナウイルスの感染拡大が進んでいます。市民の皆さまには、「身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いの徹底といった基本的な感染対策の継続」とともに、「感染防止対策がされていない場所へ行くことをお控えいただくこと」を改めてお願いいたします。
今のうちに、自宅が安全かどうかを確認しましょう! (PDFファイル: 381.3KB)
第168号 今夏の海辺の安全対策について【令和2年7月1日発行】
緊急事態宣言が解除されてから1ヶ月と少し経過しました。感染症対策を継続しながら、少しずつ新しい生活様式へと移行が進んでいます。市民の皆さまにおかれましても引き続きのご協力をお願いします。
例年であれば、この時期に海開きのご報告をさせていただていましたが、今年は神奈川県が策定した「海水浴場等における新型コロナウイルス感染症の感染防止対策ガイドライン」の基準をふまえ、新型コロナウイルス感染拡大が完全に収束していない状況に鑑み、各海水浴場組合等において協議を行った結果、地域の皆様をはじめ、来場者の皆様の健康と安全を最優先に考え、令和2年度の開設は中止することとなりました。
海水浴場が開設されないことによる治安や環境悪化、水難事故増加の恐れなどの課題に対応するため、横須賀土木事務所などの神奈川県関係者、三崎警察署、横須賀海上保安部、観光協会や漁業協同組合関係者などを構成メンバーとした「三浦市特定海岸対策協議会」が設立され、海岸利用者へ安全な利用を呼びかけるために、キャンペーンやパトロールを行うこととなりました。また、海岸管理者である神奈川県においても、注意喚起の看板設置などを予定しています。
三浦市としては、協議会の一員として、この夏の海辺の安全・安心のため、キャンペーンやパトロールへ参画し、関係者とともに安全対策の実施、来遊者への協力を呼びかけてまいります。
皆さまにおかれましても、体調不良の場合は海岸に入らない、海岸利用の際にはソーシャルディスタンスを確保する、子どもから目を離さない、ごみを持ち帰るなどご協力をお願いします。
また、暑い時期に入りましたので、新型コロナウイルス感染防止対策と合わせて熱中症にも注意が必要となります。屋外で人と十分な距離(2メートル以上)がとれる場合は、マスクをはずす、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をするなどの行動を心がけてください。
体調管理を心がけ、海水浴場が開設されていないことをご理解の上、ルールを守った、安心・安全な海岸利用をお願いします。
第167号 緊急事態宣言解除後の生活について【令和2年5月26日発行】
4月7日に出された緊急事態宣言が5月25日に解除されました。この間の市民の皆さまのご協力に深く感謝申し上げます。
外出自粛や休業要請も段階的に解除されますが、まだ新型コロナウイルスを完全に「克服」した段階でないことに注意が必要です。厚労省の資料にあるとおり、「早期診断から重症化予防までの治療法の確立、ワクチンの開発」が行われて初めて安心して暮らせる、新型コロナウイルスを「克服」した段階に達したと言えます。資料では、「克服」に至るまでの間に再び感染者数が増加し、特定警戒都道府県を再指定する可能性があることも示しています。つまり、「克服」までは徹底した感染対策の継続により、感染拡大を抑える必要があります。「withコロナ」という言葉も生まれています。宣言の解除によりこれまでの日常を徐々に取り戻すと同時に、新型コロナウイルスの存在を前提に生活していくことが求められます。
感染対策には、厚労省が公表している「新しい生活様式(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)」を参考にしてください。身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いという「一人ひとりの基本的感染対策」を始めとした感染対策がまとめられています。市内で大規模な感染拡大を生じさせないよう、市民の皆さまにおかれましても、引き続き一人ひとりが感染対策を実践していただくようご協力をお願いいたします。市役所でも緊急事態宣言中の一部業務の縮小・休止を解除し、本日より通常業務に戻し、身体的距離の確保等により感染対策に努めてまいります。
また、緊急事態宣言期間中は、三浦市への不要不急な来訪をお断りしていました。今後も概ね3週間は県域を越えての移動はお控えください。しかし、県内の方におかれましてはマスクの着用等基本的な感染対策を守っていたただいた上で、自然あふれる三浦市にお越しいただき楽しんでいただきたいと思います。そのためには、事業者の皆さまには適切な感染防止対策を講じていただくようお願いします。また、市民の皆さんも「あったかいまち三浦」らしく、ぜひおもてなしの心でお迎えください。その時は、例えばマスクをして少し距離をとって話をする等、新しい生活様式、新しい「あったかいまち」のおもてなしの形を模索・実践していただくようお願いします。
第166号 今一度、力を合わせて【令和2年5月1日発行】
4月7日に緊急事態宣言が神奈川県に発出され、まもなく1カ月が過ぎようとしています。3密を避けましょう
市民の皆さまにおかれましては、ご自宅等でお過ごしいただいておられることに深く感謝を申し上げます。
また、事業者の皆様におかれましては、営業休止や来遊客の減少などに伴い、苦しい状況におられますことを、心からお見舞い申し上げます。国や県からの支援に加え、市としても、中小企業支援のための緊急経済対策を実施する準備を進めていますので、ご理解をお願い申し上げます。
例年であれば、ゴールデンウイーク期間中、ご家族でおでかけになることも多いと思いますが、今年は引き続き「ステイ・ホーム」、ご自宅でお過ごしください。その他、改めて以下のことをお願いします。
- 「フィジカル・ディスタンシング」3密を避けることや手洗い・咳エチケットの励行を徹底しましょう
- 「サポート」最前線で懸命に働いていただいている医療・福祉現場の皆さまを応援しましょう
- 「リスペクト」感染者や医療従事者、その家族や周囲の方々に対して、偏見や差別のないようにしましょう
- 「ホスピタリティ」大型連休中は市内の観光施設や駐車場等が休止していますので、三浦市にお越しいただかないようお願いしていますが、難局を乗り越えた後には、来遊客の皆さまをもてなしの心でお迎えしましょう
自分や、自分たちだけが安心するために買い占めや外出する」、「自分だけは感染しないからマスクはしない」などとは考えず、「自分も、みんなも安心できる」、「自分も感染しているかもしれない」という発想が、大切な人の命と健康を守ることになります。
市民の皆さまと力を合わせ、お一人おひとりの努力と工夫で、この難局を必ず乗り越えましょう。皆様のご協力をお願い申し上げます。
第165号 3つの「密」を避けて行動しましょう!【令和2年3月27日発行】
新型コロナウイルス感染症は、様々な国で大規模な感染が発生し、外出禁止や移動制限等の措置を取らざるを得ない状況です。
3月25日(水曜日)の東京都知事の呼びかけで、首都圏の各知事から週末の不要不急の外出自粛要請がされています。市民の皆様にもぜひご協力をいただきますよう私からもお願い申し上げます。
3月19日に、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」が公表されました。
提言において、「気付かないうちに感染が市中に拡がり、あるときに突然爆発的に患者が急増(オーバーシュート)すると、医療提供体制に過剰な負荷がかかり、それまで行われていた適切な医療が提供できなくなること」に対する懸念が示されています。
東京都知事の呼びかけは、現状を「感染爆発の重大局面」ととらえたものです。
このような状況に陥らないようにするために極めて重要なことは、一人ひとりの日々の行動を変えることです。
提言では、以下の3つの条件が同時に重なる場を避けることが有効であるとしています。
- 換気の悪い密閉空間
- 多数が集まる密集場所
- 間近で会話や発声をする密接場面
皆様には、上記3つの「密」を徹底的に避けて行動していただきますようお願いいたします。
三浦市においては、4月からは、小中学校と屋外の公共施設利用を再開いたしますが、イベントの中止や屋内の公共施設の臨時休館は、当面4月30日(木曜日)まで継続します。市民の皆様には大変なご負担を強いる状況となっており、様々な場面で不便や不安を感じることがあると思います。しかし、一人ひとりが自身の行動を変えることにより、集団感染が抑制され、結果としてオーバーシュートを回避することにつながります。
今後も、市民の皆様とともに、感染拡大防止に向けて全力で取り組んでまいりたいと存じますので、引き続き皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
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三浦市役所 政策部 政策課(秘書担当)
電話番号:046-882-1111(内線215・216・520)
ファックス番号:046-882-2836
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更新日:2023年10月13日