民間事業者と三浦市による傾斜計実証実験について

令和4年5月16日

1.概要

三浦市には、地震や風水害による崩壊の危険のある崖が多く存在します（市内の土砂災害警戒区域は179区域）。本市では、県と連携し対策工事を実施するとともに、職員の目視による点検を実施しています。
このたび、綜合警備保障株式会社から提案を受け、IoT技術等を活用し、地表面の変位を計測するシステムの構築に向けた実証実験に協力します。
設置する傾斜器は、斜面の傾きを0.01度単位で察知する機能があり、データを15分毎に記録します。1時間に0.1度の傾きの変位があると傾斜地は崩れる危険があるとされ、これを予兆として察知するのが目的です。

2.実施主体

1. 綜合警備保障株式会社（綜合監視）
2. 株式会社オサシ・テクノス（計測器提供）
3. 西松建設株式会社（計測器提供）

3.実証実験のIoT機器

斜面監視用の傾斜計（状況確認用として監視カメラも併用）
(注意)IoT機器に関する問合せは、綜合警備保障株式会社湘南支社
電話番号0466-25-1546 Eメール綜合警備保障株式会社湘南支社へメールを送信

4.実施時期

(1)株式会社オサシ・テクノス

• 機器設置：令和4年3月16日設置済み
• 検証時期：令和4年11月頃

(2)西松建設株式会社

• 機器設置：令和4年5月下旬設置予定
• 検証時期：令和4年11月頃