三浦市低温卸売市場入札風景(1階から撮影)

更新日:2022年12月22日

入札の様子を1階で撮影したものです。(見学の方は1階からは撮影できません。)

冷凍マグロが室内の床に並べられ、それを多くの人たちが見定めている写真

一日に400本~1,000本の冷凍マグロがずらりと並びます。手前のステンレス製の箱は「尾の身解凍槽」と言い、黒く見えるグレーチングの下に収納されています。マグロの入札価格は、仲買人(マグロを入札する人)がマグロの尾の身の肉質の状態を見て決めます。このため、尾の身は解凍しておく必要がありますが、解凍には滅菌した海水を使っていて、35度まで温めることができ、衛生的で素早く尾の身(マグロのしっぽの部分)を解凍することができるので、適正な肉質の判断に役立ちます。

2尾の冷凍マグロの上に切り落とされたマグロの一部の断面を正面に写した写真

尾の身

冷凍マグロが並んだ室内で、男性たちがオレンジの服を着た男性に声をかけている写真

仲買人は手鉤(テカギ)という先の曲がった金属製の道具を使います。数百キログラムのマグロを運んだり、尾の身(マグロのしっぽの部分)に刺して肉質を判断することなどに使います。低温卸売市場では、高度衛生管理を考慮しステンレス製の手鉤を採用しています。

冷凍マグロをたくさんの男性が棒を使って見定めている写真

尾の身はどのマグロのしっぽか間違えないよう、ひもで本体と結ばれています。

手前の列に黒い袋が並べられ、その次の列から冷凍マグロが室内の床に並べられ、それを多くの人たちが見定めている写真
ブルーシートのかかった列が2列とその奥に冷凍マグロが並べられ、並んだ冷凍マグロを多くの男性が見定めている写真

入札は何回かに分けて行われるので、順番待ちの列のマグロはカバーをかけ、より状態のよいまま入札に備えます。

1列に並んだ冷凍マグロを男性たちが棒を使って見定めている写真

仲買人は目利きの達人です。尾の身(マグロのしっぽの部分)の肉質を見て、そのマグロ全体の状態を推測し価格を決めます。

白い長靴をはいた2人の男性が入札場受付の女性に声をかけ、その後ろを白い長靴をはいた男性が歩いている写真

仲買人は値段を書いた札を集計室という部屋に提出し、集計の結果一番高い値段を付けた仲買人の方が落札します。

関連リンク 続きを表示する スクロールすると続きが表示されます

この記事に関するお問い合わせ先

三浦市役所 経済部 海業水産課(市場管理事務所)
電話番号:046-882-1111(内線77334・77335)
ファックス番号:046-881-6667

お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページの内容は役に立ちましたか