市長コラム(平成29年度)
第140号 笑顔であいさつ【平成30年3月1日発行】
昨年の8月18日から開始した「笑顔であいさつ運動」も、今月末で運動期間が終了となります。市民の皆様にとって、期間中の職員の雰囲気はどのように映りましたでしょうか。
「笑顔」と「あいさつ」は、人と人のコミュニケーションにおいて最も基本的で、最も大切なことだと思います。
私は市長に就任以来、「親切・丁寧・真心」をもって市民の皆様と接するように職員へ伝え続けてきました。
しかしながら、ここ最近になって「職員の対応に笑顔が少ない」とのご指摘もいただくようになり、さらに希薄な人間関係や、地域コミュニティの衰退が社会問題となる中で、あらためてコミュニケーションの大切さを再認識しました。
そこで、まずは市役所職員からあいさつ運動を始めさせていただきました。
この運動を宣言した時には、「当たり前のことを運動にする必要はない」、「職員の意識が低いからだ」などの厳しいご意見も頂きましたが、「職員の印象が良くなった」などのお褒めの言葉もいただけるようになりました。
この運動期間はあくまで強化期間という位置づけです。4月からは当たり前のことを、当たり前にできるようにしていきたいと考えています。
これからも先頭に立って笑顔で市政に取組んでまいりますので、市民の皆様におかれましても、職員が笑顔であいさつをいたしましたら、笑顔でお応えいただきたいと思います。
第139号 三浦市への愛着を深めたい【平成30年2月1日発行】
三浦市の子どもたちに三浦への誇りと愛着を持ってもらうことは、市にとってとても大切なことだと考えています。愛着が、ふるさとを思う様々な行動へと繋がるからです。先日行われたイベントで、そのことを改めて感じました。
1月13日(土曜日)、市立中学校の卒業生3人によるジョイントコンサートが三浦市民ホールで開催されました。ピアノの長田翔一さん、フルートの島田結衣さん、サクソフォーンの松本理沙さんの3人は、それぞれ上原中学校、初声中学校、南下浦中学校の卒業生であり、その後、東京音楽大学で学ばれました。今回、大学卒業を機に、「三浦市内の小中学校在学生に音楽の道を志し、夢を諦めず、希望を持ってもらいたい」「自分たちの力で三浦市に少しでも貢献できたら」という思いで市民ホールでのコンサートを企画してくださいました。
三浦市出身の若者の、ふるさとへのあったかい気持ちを大変嬉しく思います。ぜひこれからも市民の皆さまに音楽の楽しみを届けていただきたいと思います。
三浦市では、子どもたちに三浦への愛着を深めていただくことも目的とし、三浦ならではの海洋教育や、各種イベントを展開しています。
12月から1月にかけては、「KEIKYU OPEN TOP BUS特別周遊イベント」を京浜急行電鉄様と市で連携して開催しました。市内在住の小学生以下の親子を対象とし、昨年10月から運行している屋根のない2階建て観光バスに乗車いただき、地上約3メートルの高さから市内の景観を見ながら周遊するイベントです。
たくさんのご応募があったため、予定していた3日間にさらに2日間追加で開催し、計200人のご家族に参加いただくことができました。風を感じながらいつもと違う高さから三浦の魅力を再発見することで、三浦への愛着を一層深めてもらえたものと思います。
今後も様々な取組により、子どもたちが大きくなったとき、冒頭のコンサートのように「三浦で何かをしたい」と考えてもらえるまち、さらには進学や就職で一度市外に出た人たちにも「三浦市にもう一度住みたい」と考えてもらえるまちとなることを目指してまいります。
第138号 前向きな言葉でポジティブな一年に【平成30年1月1日発行】
公益社団法人日本漢字能力検定協会が毎年、その年の世相を端的に表す「今年の漢字」を発表しています。昨年の漢字の第1位は、北朝鮮の脅威や九州北部豪雨、北海道日本ハムファイターズの大谷選手などを表した「北」でした。第2位は政治問題の「政」、第3位は不穏な国際情勢などの「不」、第4位も北朝鮮などの「核」と、上位はネガティブな漢字で占められました。
このように、文字には力があり、また、人の心にも影響を与えます。そのため、「文字霊(もじだま)」と呼ばれることもあるようです。
では、言葉はどうでしょう。古くから「言霊(ことだま)」とも言われているように、言葉にも文字以上に大きな影響力が宿っています。特に、市長など政治家という職は、一つの発言がとても注目されることがあります。そして、その一言一句で多くの方を勇気づけることもできると思っています。もちろん発した言葉には責任を持ち、実行が伴わなければなりません。
これまで私は「3つのS(シンプル・スピード・サービス)」「親切・丁寧・真心」「YESからのスタート」「あったかいまち」、そして「三浦市は、人よし、食よし、気分よし」という言葉を私の市政に対する基本的な考え方として発信してきました。これらの言葉は三浦市の閉塞した現状を打破し、三浦市が持つ誇りをより魅力的に伝えたいという前向きな思いを込めて、市民の皆様と共有するためにわかりやく表現した言葉です。
人口減少や少子高齢化、逼迫した財政状況など、まだまだ課題の多い三浦市ですが、旧三崎高校跡地の市民交流拠点整備や新魚市場の建設、二町谷への企業進出など、徐々に目に見える「形」となりつつあります。この新たな年を希望の年とするため、笑顔でポジティブな言葉を発信しながら本年の施政に邁進してまいります。
第137号 学生の柔軟な発想に期待!【平成29年12月1日発行】
11月22日(水曜日)に関東学院大学と三浦市の間で、地域の持続的発展や課題解決に取り組むため、連携・協力協定を締結しました。
この協定により、市職員の研修のため関東学院大学の一部科目を開放していただいたり、三浦市が学生をインターンシップとして受け入れたりすることから始めていき、今後さらに発展的な連携を図れるよう検討していく考えです。
連携・協力協定に先立って、関東学院大学で今年度から開講された「地域創生特論」に三浦市も8回の講義の時間をいただくなど、既に個別の連携も行っています。講義の最終回には「三浦市の地方創生に関する提案」として、学生からレポートを提出していただきました。
レポートの中には、大学の授業の一環で空き家をリフォームし、学生寮として実際に三浦市に住んでみるというものや、海洋教育を観光に組み込んで観光客も海洋教育を楽しめるようなツアーを企画したらどうかというものなどがあり、取組の可能性がありそうな興味深いご提案をいただきました。
三浦市では人口減少や財政健全化など重要課題が山積しています。関東学院大学においては、同じ三浦半島地域の一員として、共通の地域課題の解消に向けた検討に是非とも知見を生かしていただきたいと思います。
この協力によって、例えば、学生は地域の課題を解消する力を養う、三浦市は地域創生のヒントを得るなど、双方にとって有益な取組になることに期待しています。
第136号 来年度の予算編成と総合計画「三浦みらい創生プラン」の推進【平成29年11月1日発行】
10月13日に平成30年度予算編成方針を庁内に通知して、来年度予算の編成作業を開始しました。
予算編成方針の中では様々な取組をあげていますが、そのうちの一つとして、総合計画の推進に向けて取り組むように指示しています。
三浦市では、平成29年度スタートの市の最上位計画である総合計画「三浦みらい創生プラン」を策定し、重点施策として、「三浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の4つの基本目標を位置づけました。
この総合戦略は、人口減少への対応を目的として策定したもので、三浦市でも人口は平成7年をピークに減少が続き、この重点施策を推進していく必要があります。
私は、計画というのは、どのような計画を策定するかも大切ですが、その計画をどのように実行していくかが最も重要であると考えています。
三浦市では、7月から8月にかけて、様々な分野の方や公募にご応募いただいた方など、合計20名の委員で構成される総合計画審議会を開催して、重点施策やそれに基づく事業の外部評価を行っていただきました。
審議会では「雇用創出のための産業の活性化」「転入促進」「子育て支援」「住みよい地域づくり」などについて、市の担当課から事業・施策の内容や市の内部評価結果の説明を行い、それを基に委員の皆様に活発な議論をしていただきました。
その結果、厳しいご意見もいただきましたが、市役所の内部で評価を行うだけでは気づかない、貴重なご意見をたくさん頂戴することができました。
来年度の予算編成では、外部評価でいただいたご意見を反映して担当課が事業内容をどのように見直したかについて、政策課が財政課とともにチェックして必要に応じて修正を行える体制を取っています。
厳しい財政状況が続いておりますが、外部評価のご意見もできる限り反映しながら、「三浦みらい創生プラン」の重点施策の事業内容について見直しを行い、計画を推進して、より良いまちづくりを進めていきたいと考えています。
また、当然のことながら、より良いまちづくりは市役所の力だけではできません。
行政が行うこと、市民の皆様にご協力いただくこと、事業者の皆様にお願いすること、それぞれの役割分担を明確にして、より良い三浦市としていくためのパートナーとして、市民の皆様、事業者の皆様とともに進んでいきたいと考えておりますので、今後ともご協力をよろしくお願いします。
第135号 エンジョイ!English with ELC【平成29年10月1日発行】
市内在住の小学校5、6年生を対象とした4日間の「こども英語体験教室」が、南下浦市民センターで開催され、本日、最終日の授業が行われているところです。
これは、上智大学のOBOGでつくる英語サークル「ELC(English Learning Club)」の皆さんの協力により三浦市国際交流協会が主催しているイベントで、今年で9年目を迎えます。
ELCの皆さんは、留学や海外生活の経験を持っていたり、英語を使って仕事をしている頼もしいお姉さんお兄さんです。カリキュラムやテキストは全て彼らの手作りで、子どもたちに英語の面白さを自然に感じてもらえるよう、ゲームや歌やダンスなどを組み込んで授業を進めています。
こども英語体験教室を企画中だった頃、子どもたちに英語を学ぶ楽しさを伝えたいという思いで、三浦市にお声がけしていただいたことがきっかけとなり、これまで続くお付き合いとなりました。
三浦市では、オーストラリアにある姉妹都市ウォーナンブール市との交流として、ウォーナンブール市出身のALTによる英語の授業や中高生の交流事業を毎年続けています。ELCのこども英語体験教室の参加者が、中高生となってウォーナンブール市へ派遣されるという流れも生まれています。
ELCの皆さんや国際交流協会の協力により、三浦市の子どもたちが英語や国際交流に触れる機会が広がってきており、とてもうれしく、そして誇らしく感じています。
この夏、ELCの皆さんは、こども英語体験教室の準備の合間に市内観光を楽しまれ、「これからも愛着のある三浦で続けていきたい。」と言っていただいています。
10年目もさらに素晴らしい教室が開催され、子どもたちの英語や国際交流への関心がますます高まることを強く願っています。
第134号 トライアルステイ事業へのご協力のお願い【平成29年9月1日発行】
三浦市では、平成27年度からトライアルステイ事業を実施しています。
トライアルステイとは、市内の空き家を活用して移住希望者に三浦市での生活を体験していただくお試し居住のプログラムです。
これまでトライアルステイに参加いただいた方からは、「職場まで通勤可能な距離であることが確認できた」、「海が近くにある環境は趣味のマリンスポーツを存分に楽しむことができた」、「地元の方々との交流ができ、地域の一員になれた気がした」など大変好評でした。
そして今年度、ついにトライアルステイをきっかけとした初の移住者が誕生しました。
横浜市から移住されたご家族(ご夫婦、未就学児1名)で、待機児童がゼロであることなどの子育て環境の良さや、始発である三崎口駅から職場まで座って通勤でき、通勤時間が苦にならなかったことが決め手になったと伺っています。
三浦市の良さを短期間のうちに感じ取っていただいたことを大変嬉しく思いました。
三浦市のトライアルステイでは、移住希望者に三浦市での暮らしを具体的にイメージしていただくとともに、地元の方々との繋がりを促進し、成功する移住の後押しになるように、市内ツアーや交流会を開催しています。
市内ツアーや交流会には、長年三浦市にお住まいの方から、近年三浦市へ移住された方まで、多くの市民の皆様にたくさんのご協力をいただいております。
トライアルステイの参加者からは、「移住前に地元の方々と繋がれるのは心強い」という声をいただきました。
交流会後は、参加者が立ち上げたSNSのグループも活用され、地元の方々、先に移住された方々、移住希望者の3者が活発に情報交換できる仕組みも生まれました。
今後も市内ツアーや交流会を実施し、市民の皆様から、直接、三浦市の魅力や暮らし方などを伝えていただきたいと考えていますので、ご興味・ご関心のある方は、ご協力をお願いします。
なお、平成29年度の事業実施に向けては、現在、準備を進めています。
また、トライアルステイに使用する物件の募集も行っていますが、まだ必要数の確保には至っていない状況です。所有者の方にとっては、見慣れた古い空き家かもしれませんが、それを魅力だと感じる方もたくさんいらっしゃいます。空き家を所有の方や、所有の方をご紹介いただける方はぜひとも情報の提供をお願いします。詳細については三浦市ホームページサイトをご覧ください。
第133号 海の取り組みへの感謝【平成29年8月1日発行】
夏の代名詞のひとつに海があります。海に関して、喜ばしい出来事をご紹介いたします。
本年3月に城ヶ島漁業協同組合が、城ヶ島ダイビングセンターと取り組んでいる「城ヶ島における藻場保全活動(食害生物の除去)」で、「第22回全国青年・女性漁業者交流会」(全国漁業協同組合連合会主催)において、県内初の農林水産大臣賞を受賞しました。
関係者の皆様の3年近い日々の努力が実を結んだことについて、心からの敬意とお祝いをお伝えしたいと思います。
三浦市の水産業というと多くの方が「三崎のマグロ」を思い浮かべるかと思いますが、三浦は、三方を海に囲まれ、目の前の海で様々な魚介類を採る沿岸漁業等も盛んに行われております。
近年、この沿岸漁業を支えている藻場(カジメ等の海藻が繁茂している場所)が、磯焼けと呼ばれる現象によって日本各地で衰退しており、この三浦においても、その磯焼けが問題となっています。
今回の受賞は、全国的に知見の少ない海藻を食べる魚である「アイゴ」の除去を行い、藻場の回復に一定の成果があったことによるものです。取組においては、場所や使用する道具の選定などに城ヶ島の漁業者の経験が十分に生かされています。
さらに、これまた磯焼けの原因とされているウニの一種であるガンガゼの除去に、地元漁業者とダイバーが一緒に取り組むという地域での連携の可能性も示されました。
このように漁業者をはじめとする1次産業を支える生産者の日々の努力に感謝しつつ、マグロだけでない三浦の海の恵みを、この夏、三浦の海にお越しになるときは是非、感じていただければと思います。
写真提供:城ヶ島漁業協同組合
第132号 三浦の『熱い』夏が来た!【平成29年7月1日発行】
昨日、三浦海岸の海開きが行われました。この三浦海岸を皮切りに、市内では5カ所の海水浴場が順次、オープンしていきます。いよいよ「夏が来た」という心が弾むような気分で、とてもワクワクしています。
三浦海岸では、これまで行われてきたウォーターパーク(開催期間:7月15日~8月27日)に加え、今年は海の家ライブハウス「OTODAMA SEA STUDIO」が鎌倉から移転してオープンしました。8月31日までに延べ33回の音楽イベントが予定されています。
三浦の海は子どもから大人までの幅広い世代が楽しめる、安全で安心な海水浴場となっていますので、ぜひ、多くの方にご来場していただきたいと思います。
このほかにも、7月17日にはうらり周辺で「海の駅フェスタ」、8月8日には「三浦海岸納涼まつり花火大会」、8月13日と14日には三崎下町で「みうら夜市」、8月15日には「三崎城ヶ島夏まつり」と、盛りだくさんの恒例イベントを企画して、皆様のご来場をお待ちしております。
また、三浦の夏は文化を楽しむ季節でもあります。7月7日には三崎にゆかりのある北原白秋先生を偲ぶ「みさき白秋まつり碑前祭」が城ヶ島の白秋碑の前で開催されるほか、7月15日と16日には江戸時代から続く海南神社の夏例大祭があります。
この歴史の深い夏例大祭は、「行道(お練り)獅子」、「三浦三崎特有の祭礼組織(年番制度)の確立」、「木遣による神輿、渡御、獅子の行道、山車の巡行」等が特徴であり、6月12日に三浦市指定重要無形民俗文化財に指定したところです。
三浦の夏は、観光客の皆様にとっても、市民の皆様にとっても『熱い』夏です。ひと夏の思い出づくりに、ご家族やご友人とともに、これから始まる三浦の『熱い』夏を楽しく過ごして、心も体もリフレッシュしてみませんか。
第131号 ~笑顔で元気な「みうらっ子」は三浦の宝物~【平成29年6月1日発行】
まもなく梅雨の季節に入ろうとしていますが、晴れると日差しがとても強く、夏を感じさせるような暑い日もあります。体調を崩しやすい時期でもありますので、お体に十分お気をつけください。
ゴールデンウィーク最終日の先月7日に、初声小学校の隣にある若宮相撲場でわんぱく相撲を観戦しました。
大会20周年を記念し、立浪部屋から明生関と飛天龍さんをゲストにお迎えし、143名の元気なみうらっ子による熱戦が繰り広げられ、観覧席からは、大きな歓声や拍手があがりました。
力強くぶつかっていくみうらっ子たちの姿は、とても頼もしく、これからもみうらっ子たちの笑顔や健康を守っていきたいと強く感じました。
4年生から6年生までの優勝者は、7月の全国大会に出場するとのことで、両国国技館の舞台での力闘、心から応援しています。
笑顔で元気なみうらっ子は、三浦にとっての一番の宝物です。
三浦市の教育大綱では、基本理念に「三浦らしい教育の実現」を掲げています。三浦らしい教育とは、三浦の良さである地域力を生かし、学校・家庭・地域の協働により、心豊かで、たくましいみうらっ子の育成を目指す取組です。
将来を担うみうらっ子たちが「三浦が好きになった」と心から感じてもらえるよう、これからも三浦らしい取組を続け、皆様と一緒にみうらっ子たちを応援していきたいと思います。
第130号 レンタサイクルですぐ近くにある三浦の自然【平成29年5月1日発行】
今年もゴールデンウィークがやってきました。長くお休みできる方もいれば、お仕事や学校の行事などで忙しくされる方もいらっしゃると思います。
そんな皆様に、今回は三浦の新しい楽しみ方、「レンタサイクル」をご案内します。
三浦市では平成27年から実証実験として実施してきたレンタサイクルですが、このたび関係事業者と三浦市が官民共同で「みうらレンタサイクル運営協議会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)」を設立し、これまで以上に便利なサービスを本格的に実施することになりました。
レンタルサイクルは、(1)京急線三崎口駅、(2)三崎港の2か所での利用が可能で、(1)、(2)の各サイクルポートとあわせて(3)城ヶ島での返却(乗り捨て)ができます。
また、三浦市にいらしていただく際にご利用されている方も多い、みさきまぐろきっぷの「レジャー施設利用券」でも3時間利用が可能なほか、貸し出しする自転車には3段ギア付きの電動アシスト自転車もありますので、体力に自信のない方も安心してご利用いただくことができます。
4月22日(土曜日)から5月21日(日曜日)までは、「レンタサイクルはPASMOがおトク!キャンペーン」も実施しており、みうらレンタサイクルWEBサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)では予約サービスやおすすめコースも紹介していますので、ぜひご活用ください。
自転車で走っているからこそ半島の地形がわかる、大きく広がる海や、入り組んだ入り江、眺めのいい丘や一面の緑の畑など、気に入った場所があればどこでも景色を眺めたり写真が撮れる、そして、何よりも渋滞知らずです。住んでいる方も訪れる皆様も、すがすがしく、目に鮮やかな新緑の中、自転車でしか見られない風景やすぐ近くにある三浦の自然を肌で感じて、「人よし!食よし!気分よし!」の三浦市を満喫していただきたいと思います。
第129号 ふるさと納税~ガバメントクラウドファンディング~【平成29年4月1日発行】
ふるさと納税制度は、メディアなどの報道もあり、全国の皆様に広く浸透してまいりました。
三浦市にご縁のなかった方々にも、この制度を通して、三浦市の魅力を知っていただける絶好の機会になるものと捉えて、三浦市においても平成24年度より本制度の運用を行ってまいりました。
さて、皆さん、“ガバメントクラウドファンディング”という言葉をご存知でしょうか。自治体の課題を解消するためのプロジェクトの実施にあたり、不特定多数の方々から寄附という形でのサポートを得て、事業を実施するものです。また、ガバメントクラウドファンディングは自治体への寄附となるため、ふるさと納税の対象となります。一般的なふるさと納税と違う点としては、寄附金の具体的な使途が事前に提示されている点です。
このたび、三浦市においても、このクラウドファンディングを活用して、「みうらっ子応援プロジェクト」と称し、新たな取組を実施することとしました。
このプロジェクトの特徴は、「みうらっ子の安全を守り、安心して子育てをしていただける環境を整備する」という大きな目標に対して、その課題を解消するための3つの施策を掲げることで、ご賛同いただける方々からのご寄附を募ることとしていることです。
平成29年度の具体的な施策は、(1)「小中学校に防犯カメラの設置!」(2)「保育園・幼稚園に防犯カメラと安全な遊具を!」(3)「公園の遊具を新しく安全なものに!」の3つとしています。寄附金額が目標金額に到達しましたら、(1)(2)(3)の順番で、みうらっ子の安全を守る事業を実施いたします。
なお、ご賛同いただいた寄附者の方々には、プロジェクト達成状況に応じて、通常のふるさと納税記念品に加えて、「三浦市セレクト!三崎まぐろ関連商品」を贈呈いたします。是非、多くの方々からのご賛同をいただけることを期待しています。
また、新年度4月からは、三崎まぐろや旬の野菜など三浦自慢の地元特産品をはじめとした記念品をさらに拡充し、これにあわせて、寄附金額の設定区分を増やすこととしました。詳細は下記のリンクをご覧ください。
これからも、市民の皆様のために寄附金が有効に活用できるような仕組みづくりや、応援していただく皆様にも魅力的な記念品が取り揃えられるよう、地元事業者等との連携をはかりながら、三浦自慢の特産品ラインアップの充実を図ってまいります。
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三浦市役所 政策部 政策課(秘書担当)
電話番号:046-882-1111(内線215・216・520)
ファックス番号:046-882-2836
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更新日:2023年03月22日