市長コラム(令和6年度)

更新日:2024年09月02日

第218号 ウォーナンブール市へ姉妹都市提携30周年を記念して訪問しました【令和6年9月2日発行】

三浦市はオーストラリアのウォーナンブール市と姉妹都市であることをご存じでしょうか。このコラムをお読みの方の中には、もしかしたら、青少年姉妹都市国際交流派遣団として、夏休みに行かれた方もいるかもしれませんね。

2年前の令和4年に姉妹都市提携30周年を迎えることができましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、その年に記念の相互訪問はかないませんでした。

昨年の5類移行を経て、両市の準備が整ったことから、まずは三浦市から訪問をすることとなりました。

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《ブラウアーカレッジ》

ブラウアーカレッジは、日本から青少年姉妹都市国際交流派遣団として訪問している中高生を受け入れていただいている、小中高一貫の公立学校です。

日本語の教室もあり、日本では見られないような広大な敷地で、のびのびと勉学に励んでいる子どもたちを見ることができ、派遣中の三浦の子どもたちも良い刺激になったと思います。

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《エマニュエルカレッジ》

エマニュエルカレッジは私立学校で、三浦市に来ていただいているALT(アシスタント英語補助教員)を多く送り出していただいています。

ここでは、ウォーナンブール市は2つの川に挟まれたという意味だと教えていただき、校内には街の成り立ちを示すモニュメントがありました。

このカレッジにも日本語の教室があり、昨年度まで三浦市民が日本語補助教員を務めていました。姉妹都市の影響で日本文化が深く浸透していることを改めて実感しました。

なお、来年、同校で日本語補助教員として務めていただく方の募集を予定しています。詳細が決まりましたらホームページでお知らせいたします。

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《交流庭園》

姉妹都市提携を記念して整備された公園を訪問した際には、両市の交流に関わる多くの方に駆けつけていただき、ユーカリの葉を燃やした煙を浴びるといった、先住民風の歓迎の儀式も披露されました。

また、地元新聞社の取材も受け、この訪問の関心の高さも伺うことができました。

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《姉妹都市提携30周年記念式典》

姉妹都市提携30周年記念式典では、両市長が記念のスピーチでエールを交換し合ったあと、記念品を贈り合い、友情を確認し合いました。式典には、派遣中の三浦の中高生と、そのホストファミリーにも参加していただき、終始なごやかな雰囲気で、会場の誰もが笑顔で交流している光景が印象的でした。

来年は、三浦市がウォーナンブール市の方々を受け入れる番です。ぜひ、市民の皆さまにも歓迎していただき、両市の人や文化の交流がますます進むことを願います。

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《ウォーナンブール市》

そして、ぜひ機会があれば、市民の皆さんにもウォーナンブール市を訪問していただき、雄大な自然や美しい街並み、愛くるしい動物たちを感じていただきたいと思います。

きっと、ウォーナンブール市の皆さんも、歓迎してくれるに違いありません。

 

なお、この市長コラムは毎月1日に発行してきましたが、今後は不定期発行とさせていただきますので、ご了承下さい。

第217号 今年も三浦の夏はアツイ!【令和6年8月1日発行】

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夏の風物詩である花火大会が今年も開催されます!

第44回三浦海岸納涼まつり花火大会は8月7日(水曜日)に開催が決定し、美しく咲く様々な花火が夜空を彩ります。さらに今回は、テレビアニメ「女神のカフェテラス」とコラボし、アップテンポなガールズポップの劇中歌にのせてオープニング花火が打ち上がります!

「女神のカフェテラス」は、「週刊少年マガジン」(講談社)に連載中の漫画で、5人のヒロインたちの「シーサイドラブコメ」として人気作になり、昨年夏にはアニメ化され第1期が放送されました。また、今年7月からは第2期が放送中です。

作中には、三浦の風景等がたくさん登場しますので、昼は聖地巡礼、夜は花火大会と、一日を通して三浦を満喫いただければ嬉しく思います。

また、キリンビール株式会社が実施する「花火大会の運営等に対する寄付活動」に応募し、神奈川県内から三浦市の「三浦海岸納涼まつり花火大会」が選定されました。

キリンビール「晴れ風」を購入することで花火大会への寄付が自動でできるとともに、「KIRIN晴れ風ACTION」ホームページの応援アクションにおいて好きな自治体を応援することで寄付金額がさらに上乗せされますので、ぜひ三浦市への応援をお願いいたします!

 

「みうら夜市」は、例年8月のお盆の時期に三崎下町で開催していましたが、時期をずらし、10月5日(土曜日)・6日(日曜日)の2日間での開催が決定しました。三浦ならではの「食」をテーマにしたイベントであり、お持ち帰りでも食べ歩きでも楽しむことができます。また、みうら夜市にあわせ、昭和レトロ港町灯りのイベント~灯ろうナイトウォークも同時開催します。詳細が決まり次第、市ホームページ等でお知らせしますので、こちらもぜひ楽しみにお待ちください。

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第216号 三浦に欠かせないコンテンツ【令和6年7月2日発行】

「うみは ひろいな おおきいな…」や「われは うみのこ しらなみの…」というフレーズを見れば、自然と頭にメロディーが流れてくる方も多くいらっしゃると思います。

「海」をテーマにしたこれらの曲が古くから今に至るまで歌われ続け、親しまれ続けているのは、我が国にとって海が身近なものであり、太古の昔からその恩恵を大きく受けてきたからこそではないでしょうか。

三浦市にとってもまた同じであり、海は、三浦市に欠かせないコンテンツの一つです。

今夏の海水浴場は、青い海と鮮やかな緑の松林の美しいコントラストが魅力的な和田(7月3日(水曜日)~9月1日(日曜日))と、こじんまりしているものの、美しい海を堪能できる荒井浜(7月19日(金曜日)~8月31日(土曜日))の、2か所で開設されます。皆さんが安全で楽しい時間を過ごせるよう、マナーを守ってご利用いただくようお願いいたします。

残念ながら、三浦海岸では開設されませんので、遊泳は控えていただくことをお願いいたします。

なお、来年度の開設を視野に現状の課題などを整理しているところです。また、海水浴場に限らず、様々な活用が図れるよう、地元の皆様や民間事業者、神奈川県と協議を重ねていきます。

これからの季節、さらに暑さが増し、熱中症などに、より注意が必要な季節になります。今年度から、深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、熱中症警戒アラートに加え、一段上の熱中症特別警戒アラートが創設されました。

神奈川県において該当する観測はこれまでありませんが、発表された際には、かつてない暑さになる可能性があります。健康に係る重大な被害が生じるおそれがありますので、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。

なお、情報は、環境省より前日午後から報道発表され、環境省のサイト等でも確認でき、市ではアラート当日の午前に防災行政無線や市の公式LINEでお伝えする予定です。

体調には十分お気を付けいただき、楽しい夏をお過ごしください。

和田海水浴場
荒井浜海水浴場
熱中症に気をつけて

第215号 ブルーカーボン ~豊かな海を将来へ~【令和6年6月1日発行】

「ブルーカーボン」という言葉をご存知でしょうか?

2009年に公表された国連環境計画の報告書において、アマモなどの海草や海藻、植物プランクトンなど、海の生物の作用で海中に取り込まれる炭素が「ブルーカーボン」と命名されました。

このブルーカーボンが地球温暖化や吸収源対策の新しい選択肢として、世界的に注目されています。

海草や海藻の群落を「藻場(もば)」と呼びますが、藻場は豊かな海の形成に大きな役割を果たしています。三浦半島は、東京湾と相模湾に囲まれ、豊富な海産物や美しい景観など、豊かな海の恵みに支えられてきましたが、近年、海洋環境の変化等により藻場が消失する「磯焼け」が各地の海で進み、豊かな海を育む藻場の大半が失われている状況にあり、大きな課題となっています。

そのような中、日本テレビ放送網株式会社(以下「日本テレビ」)と三浦半島4市1町(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)は、ブルーカーボンや磯焼け対策について、令和5年度から連携して検討を進め、先月17日には三浦半島ブルーカーボン推進会議を設置し、さらなる連携体制を構築しました。また、日本テレビからは、専門的な知見に基づいた助言等に加え、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)などを活用し、4市1町の取組に対して、総額2,400万円の寄附をいただけることとなり、改めて感謝を申し上げます。

三浦半島の海の豊かさを将来に向けて守っていくため、各市町が持つ手法や知見を共有し、連携して取り組んでまいります。今後の具体的な取組として、三浦市では、藻場の再生(城ヶ島におけるアマモ場、諸磯におけるカジメ場の造成)に取り組む予定で、各市町でも同様に、藻場の再生や海洋環境問題の啓発に取り組む予定です。

なお、推進会議設置に関する記者会見や桝太一氏(同志社大学ハリス理化学研究所助教)による各市町首長の単独インタビューの様子がYouTubeで配信されていますので、ぜひご覧ください。

藻場
共同記者会見の様子

第214号 夜間のタクシー不足を解決!「かなライド@みうら」【令和6年5月1日発行】

かなライド@みうら

新年度を迎え、はや1か月が経ちました。 新たな環境での生活に、疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。今年のゴールデンウィークは、連休の間の平日を休暇にすると最長10日間の大型連休となります。家族や友人と過ごす時間を満喫されるなど、皆様の癒しになることを願っています。

さて、3月にもお伝えした神奈川版ライドシェアは、愛称を「かなライド@みうら」に決定し、4月17日(水曜日)から実証実験の運行を開始しました。運行開始にあたり、多くの皆様にご協力いただきましたことに改めて感謝申し上げます。

かなライド@みうらは、出発地が三浦市であればどなたでもご利用でき、曜日を問わず19時から25時まで運行しています。

ご利用いただく際は、タクシーアプリ「GO」の登録が必要となります。料金はタクシーと同等で事前に確定、決済はキャッシュレスで「簡単・便利」、また、タクシー会社が安全管理を行っているので「安全・安心」です。

ぜひ、ゴールデンウィーク後半には、三浦市内でちょっと遅くまでディナーを楽しんでいただき、お帰りの際にご利用してみてはいかがでしょうか。(アプリのダウンロード方法や利用方法は下記のホームページをご覧ください。)

今回の実証実験を通じて、時期や時間帯ごとの不足車両数を把握し、本格実施につなげていきたいと考えています。また、市民や観光客の皆さまの移動の利便性を高めるとともに、市内経済の活性化にもつなげていきたいと考えておりますので、引き続き、関係者の方々と協力し取り組んでいきます。

第213号 三浦国際市民マラソンの新たな取り組みについて【令和6年4月1日発行】

先月、3月3日に第39回三浦国際市民マラソンを開催しました。当日は天候にも恵まれ、ご参加いただいた皆様には、さわやかな天候とともに三浦市の美しい風景を楽しんでいただけたことと思います。ランナーの皆様をはじめ、大会運営にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。

今大会では、新たな取り組みとして、更衣室と荷物預かり所を会場内の砂浜に設置しました。動線を簡略化することにより、よりスムーズにスタートいただけるようになりました。さらに、専用QRコードを読み取ることで利用できるオリジナルARフォトフレームを設置しました。会場限定の写真を撮影することができ、また撮影した写真をインスタグラムに投稿していただくと、先着順にノベルティグッズがもらえるキャンペーンを実施し、大変ご好評をいただきました。

来年、三浦国際市民マラソンは40回目の節目を迎えます。本年同様、より良い大会にするための改善や新たな取組により、ご来場の皆様がお楽しみいただけるような大会を目指してまいりますので、ぜひお越しください。

4月に入り、暖かく心地よい潮風が本格的な春の訪れを感じさせてくれます。春の風は新しい出会いを運び、未知の世界での活躍を応援しているようです。

この季節の節目で皆さんも新しいことにチャレンジしてみませんか。

皆様が勇気をもって新たな環境に飛び込み、成長と成功を手にすることを心よりお祈り申し上げます。

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三浦市役所 政策部 政策課(秘書担当)
電話番号:046-882-1111(内線215・216・520)
ファックス番号:046-882-2836

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